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2013年11月20日


次々と噴出する人為的地球温暖化説の矛盾 : 石炭消費量が大幅に上昇し続ける中でも気温は「下がり続けていた」



人為的原因による地球温暖化説を支持していると思われるドイツの環境組織ウルゲヴァルト( Urgewald )が最近リリースした「地球温暖化は石炭の消費増加が大きな原因」ということを説いている Banking On Coal という資料があります。

banking-oncoal.jpg

▲ 環境組織ウルゲヴァルトがリリースした Banking On Coal 。PDF でこちらにあります。


この資料は 53ページもあるものですが、「石炭の使用をやめることによって、地球温暖化を食い止められる」というような主張をしているようです。

ところが、この資料の中のデータが、「実際には石炭の消費量と地球の気温は関係ない」ことを示してしまっていることが、アメリカの NoTrickZone というサイトによって明らかにされてしまっています。

ウルゲヴァルトの資料では、2002年から2013年までの世界の石炭消費量は約 70パーセントも上昇しているのですが、しかし、その間の世界の平均気温は結局下がっていたというものです。

下のグラフは、ウルゲヴァルトのデータを使って、 NoTrickZone が作成したものに、こちらで日本語を加えたものです。

coal-2002-2013.gif


石炭は CO2 を大量に排出しますが、その増加の中で、0.03度の気温の低下となっています。どうやら、石炭の消費は地球の気温には影響を与えていなかったようです。


もちろん、だからといって、石炭の使用量が上がっていいというものでもないかもしれません。

たとえば、最近の中国の微小粒子状物質 PM2.5 のような大気汚染が冬のほうがひどくなるのは、石炭使用量の増加もある程度は関係していると考えられます。ウルゲヴァルトによると、世界の石炭消費量は毎年 79億トンという驚異的な量に達しているそうです。

smog-china.jpg

▲ スモッグがひどい時には PM2.5 などでむしろ「幻想的な風景」さえ出現する現在の中国の各都市。Bild より。



しかし、電気や複雑な装置がなくとも暖をとることのできる石炭は、豊かではない国や人々にとっては、寒さを凌ぐために、なくてはならないものであることも事実です。

私は北海道の出身ですが、中学生だった 1970年代くらいまでは、学校はもちろん、家庭でも石炭ストーブを使う家が多かったです。

日本が豊かになるにつれて、石炭から石油になり、そして、電気暖房も増えていきましたが、今でも石炭以外は使えない国や地域、あるいはそのような人々は数多くいると思います。

管理も使い方も簡単な石炭を必要としている人は非常に多いです。

しかし、確かに大気汚染などのマイナス面があることは確かでもあります。

ですので、その是非は簡単に論じられるものではないとは思います。


ただ、言えるのは、少なくとも、石炭消費量と世界の気温には「関係はない」ようです。

そして、現在、世界の気温は下がり続けています。









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