
▲ 12月2日に、ISS 国際宇宙ステーションの撮影した映像で初めて確認された、太平洋のバヌアツ諸島での「双子の火山の噴火」の様子。米国 NBC より。
先日、
・世界の火山の噴火状況 2013年11月 : 全世界で35の火山が噴火中
2013年11月28日
という記事を書きました。

▲ 2013年11月27日の時点で噴火していた火山。
昨年に比べて、噴火の数が多いと感覚的には思っていたのですが、アメリカの自然災害系ブログのエクスティンクション・プロトコルに、今年 2013年は、近年で最も噴火した火山の数が多い年となったことが書かれていました。12月5日の時点で、最近の記録を越えたようです。
通常、1年間の世界で噴火する火山の数は、50〜60程度ということなのですが、今年はすでに 83の火山の噴火が記録されているそう。
また、火山の噴火の規模も大きくなってきている感じも受けます。
カムチャッカのシヴェルチ火山の噴煙の高さが 10キロを越えたことが先日報道されていました。

▲ VOR より。
エクスティンクション・プロトコルの記事をご紹介します。
2013 marks record year for the number of volcanoes erupting across the planet
Extinction Protocol 2013.12.05
2013年は、地球全体での火山の噴火の記録的な数をたたき出した
今年は、現代史の中でも、噴火する火山を人々が目撃した数において記録的な年になりそうだ。
最近で最も火山の噴火が多かったのが 2010年に記録された 82回の噴火だったが、 2013年は 12月5日の時点でその記録を破り、83の火山の噴火を記録した。
地球全体での火山噴火の数は着実に増えている。
たとえば、1990年の火山の噴火数は、55回だったに過ぎない。年間での噴火する火山の数は平均では 50〜60の間であることが普通だ。
火山の噴火は、地球が熱やマグマ、そして加圧ガスなどの蓄積を消散させるためのひとつの現象といえる。多くの科学者は、この最新の数字を容易に退けて、通常の地質学的活動として説明できると言うかもしれないが、地球の内部の何が蒸散しているのかという懸念は存在する。



