▲ News.com.au より。
北半球のアメリカやヨーロッパなどで、非常に厳しい冬の寒波に襲われていて、かなりの数の犠牲者や負傷者が出ています。
▲ 11月26日のロシアの声より。
しかし、南半球は現在、「真夏」ですので、本来なら暑い日々が続いているはずです。
たとえば、旅行サイト旅行情報.JP には、
オーストラリアはご存じの通り、日本から赤道を渡った南半球にある。そのため、日本とは季節が逆になり、日本が夏の時は、オーストラリアは冬、日本が冬の時には、オーストラリアは夏になる。
とあり、オーストラリアの各都市の平均気温のグラフが載せられています。シドニーの1年間の気温は下のようになります。グラフはオーストラリアではどこでも大体同じ動きとなります。
そんなわけで、オーストラリアは、12月から1月頃が、日本でいう7月から8月頃の「真夏」ということになるわけですが・・・その夏に雪が降りました。
しかも、大雪。
▲ ニューサウスウェールズ州のペリシャーという場所。
上に貼りましたオーストラリアの News.com.au によりますと、12月5日に、オーストラリアのニューサウスウェールズ州とビクトリア州などに雪が降ったとのこと。
通常でも、この時期に例えば高地や山岳地帯などで雪が降ることはあるのだそうですが、しかし、それがあっても、通常はほんの少しが風に雪が交じる程度なのだそうですが、今回の雪は、最大で 20センチにも達するような大雪だそう。
▲ ニューサウスウェールズ州のコスキアスズコ国立公園にあるスレッドボというリゾート。
これらのリゾートには「夏を楽しむため」に人が訪れる時期で、クリスマスや年末年始などはそういう観光客で賑わうようですが、今年の「夏」はどのようになるのか、ちょっと予測できなくなってきた感じもあります。
オーストラリアの気象局は、これは一時的な現象ですぐに暖かさが戻ると述べていますが、どうなりますかね。