▲ 2014年1月14日の米国ビジネス・インサイダーより。
インドネシアのシナブン山という火山の噴火が極めて活発になっていて、1日に数十回の噴火を繰り返すようになっています。この火山は、 2010年に 400年ぶりに噴火した火山ですが、その噴火の規模がさらに激しくなっていて、次第に世界中で報道されるようになってきている状況です。
▲ シナブン山の噴火の影響で崩れたモスク。スマトラ北部のクタ・ググン( Kuta Gugung )。2014年1月13日。米国ワシントン・ポストより。
2013年11月に、
・世界の火山の噴火状況 2013年11月 : 全世界で35の火山が噴火中
2013年11月28日
という記事を記しましたが、その時の地図に記しますと、シナブン山は下の位置になります。
ロシアの声には噴火による死者も出ているという報道もありましたが、他の報道ではまだ見ていないので、その真偽性は曖昧です。いちおう記事を抜粋しておきます。
インドネシア 火山の噴火活動活発化で16人死亡
VOR 2014.01.15
インドネシア・スマトラ島のシナブン火山の噴火活動が活発化した影響で、少なくとも16人が死亡した。イタル・タス通信が、新華社通信の情報を引用して伝えた。
シナブン火山は4日、噴火活動を活発化した。噴煙は高さ5000メートルまで上がり、溶岩も約5キロにわたって流れた。
シナブン火山は2010年に400年ぶりに噴火し、2013年に再び噴火した。
今回は冒頭に貼りました米国の経済サイトであるビジネス・インサイダーに「黙示録的な写真の数々」として掲載されていた写真をご紹介します。
ここではサイズの関係で小さくなってしまいますが、ビジネス・インサイダーのサイトでは大きな画像で掲載されています。
Apocalyptic Photos From The Latest Series Of Eruptions At Mount Sinabung
business Insider 2014.01.14
最近のシナブン山の連続した噴火の黙示録的な写真の数々
▲ 子どもを抱きながら噴火を見つめる母親。1月10日。ベラステプ村。
▲ 火山灰で覆われた唐辛子農園の中の犬。ケバヤカン村。
▲ 死んだ鳥の上に火山灰が降り積もる。
▲ 火山灰に覆われた犬の死骸。ティガパンクル村の道路。
▲ ベラステプ村から見たシナブン山の噴火。1月10日。