アメリカ東部が寒波に見舞われていましたが、それが南部にまでやって来ています。
昨日、下のような(多分)ジョークだと思われるニュースを見ました。
▲ 2014年1月28日の Rock City Times より。
さすがにちょっと驚いたのですけれど、この Rock City Times というサイトは、「真実とジョークをゴチャマゼに報道する」サイトで、上のはジョークだと思いますけれど、しかし、「現実としてこういう光景が出ないとも限らない」ということも事実です。
上の記事でのメキシコ湾は、下の位置で、つまり米国内の最南端部にあたります。
このあたりは冬でも温暖な場所であるのですが、今年は違うのです。
下の報道はテレビ朝日のニュースからのものです。
▲ 2014年1月30日のテレビ朝日ニュースより。
上のニュースの内容は下のようなものでした。
アメリカ南部の広い範囲を寒波が襲い、ジョージア州で車1000台が立ち往生するなど大きな被害が出て、7つの州で非常事態宣言が出されました。
ジョージア州アトランタでは、強い雪と風の影響で1000台以上の車が高速道路で立ち往生しました。スクールバスに乗っていた生徒を含む多くの人が車内で一夜を明かしたということです。スリップによる交通事故は各地で多発していて、アラバマ州ではこれまでに5人が死亡しました。
寒波の影響は30日ごろまで続くと予想されています。
実際、フロリダに住む人たちのブログなどを見ると、下のように「雪が降った」という写真がたくさん載せられています。
▲ Welcome to snowy Florida より。
この「アメリカ最南部の雪や凍結」というのがどのくらい珍しいものなのかといいますと、下の USA トゥディの報道を見てみましても、「いつ以来」というようなことが書かれていなく、何らかのデータにはあるのだと思うのですが、正確にはわかりません。
いずれにしても、大変に珍しいことではあるようです。
▲ 2014年1月29日の USA Today より。
どうやら、アメリカは北から南まで全土が本格的に「北極化」しているようです。
そして、この異常といって間違いない寒波は、2月の始め頃までは続くととのこと。
最先端を走り続けてきたアメリカは地球寒冷化もどの国よりも力強く先取りしているようです。