▲ 2014年2月18日の米国 KWCH テレビより。
最近の米国のカンザス州のローカルテレビ報道で、ウィチタという町にある池が真っ赤になったということが「謎の現象」として取り上げられていました。
Mysterious phenomenon in Wichita neighborhood. Pond water turns blood red
近隣の人々だと思われる人たちがインターネットに下のような写真を投稿したりしています。
原因はまったく不明とのことですが、水が赤くなる場合の原因としては多くが、「藻、微生物」、「鉄」、「その他の化学反応」などが多いです。ただ、一般的には藻などの場合は夏場に起きます。
近隣の住人たちは、この現象を見て聖書の記述を思い出したり、「ゾンビが現れそうだ」などと話したりしているそう。被害などがあったというわけでもなく、話としてはそれだけなのですが、この「川や池の水が赤くなる」という現象については、この2、3年よく起きていて、 In Deep などでもよく取り上げていました。
そのこともあり、記録としてご紹介しています。
ここ3年以内くらいの「赤く変色した池や川」については、下のようなものがありました。
真っ赤に染まる地球の水
2012年2月 ベイルート
▲ In Deep 「血の川の出現:原因不明の理由で真っ赤に染まったベイルートの川」より。
2011年4月 米国オハイオ州
▲ In Deep 「世界中で流れ続ける「血の川」」より。
2011年8月 米国テキサス州
▲ In Deep 「世界中で流れ続ける「血の川」」より。
2012年9月 中国の長江
▲ In Deep 「赤く染まるユーラシア大陸最大の川と、カリフォルニアの周囲 100キロに漂う「 9月11日の腐臭」」より。
2012年11月 オーストラリア・ボンダイビーチ
▲ In Deep 「 2012年の「赤」の意味: DNA を持たずに増殖する「赤い雨から採取された細胞」とつながる人間の赤血球」より。
などがあります。
その他にも小規模なものが、他にも各地で起きています。
日本にも「血の池 地獄」というような言葉もありますが、これらの感覚は比較的世界中で共通のもののようで、それだけに「水が赤く染まる」ということに関してはまた特別な思いが湧くような部分があるのかもしれません。
赤くなる理由はわかっても、その「意味」をよく考えます。
その意味がわかるのはこれからなのだとも思います。