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2014年03月09日


北京の PM2.5 を含むスモッグには真菌や細菌や微生物が 1300種類も含まれていた



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▲ 2014年2月7日の中国 SOHU より。



中国の PM2.5 を含むスモッグは今では世界的に有名で、日本にもかなり流れてきてはいるのですが、最近の北京の大学の研究チームから、「北京のスモッグに肺疾患の原因ともなる菌を含めて、1300種類の微生物が含まれている」という研究論文が、科学誌に発表されたのだそう。

ゲノム解析で、ひとつひとつの微生物の種まで特定した本格的な研究で、これにより中国の大気汚染は、「化学汚染+生物的汚染」というふたつの状態であることがわかりました。


もっとも、どの国の大気にも微生物が含まれているのは当然ですが、 1300種類という数と、そして、疾病の原因となるものが多く含まれているというのが問題だったようです。

まあ・・・中国の大気は PM2.5 なども含んだまま、日本にもかなり流れてきているわけですが、微生物のほうも運ばれてきていたりするのでしょうかね・・・。


普通の人にはそれほど影響のないものであっても、小さな子どもや肺疾患、あるいはアレルギー系の体質の人には、日本でも他人事だとは言えない状況となってきているようです。


今回は、米国のデジタル・ジャーナルの記事を翻訳しました。

ここからです。




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Beijing’s thick smog is full of microbes
Digital Journal 2014.02.08


北京の厚いスモッグは微生物だらけ


北京を厚く覆うスモッグの中から、アレルギーや肺疾患に関連するいくつかの種類の微生物を含む約 1300種の微生物が検出された。

中国の科学者たちは、北京の空を厚いマントのようにカバーする大気のようなスモッグの生物的な構成を識別するために、ゲノム配列を利用している。

彼らの分析では、スモッグから 1300種類ほどの微生物が検出されたという。

これらの種の大部分は無害であると考えられるが、いくつかは、ヒトにおいてのアレルギー、および呼吸器疾患に関連している。

分離株の中には、肺炎の原因となる肺炎連鎖球菌やアスペルギルス症を引き起こす真菌アスペルギルス(コウジカビ)、そして一般的に糞便中に見られる様々な細菌が含まれていた。

微生物は健康への影響において重要な役割を果たし得るという証拠が増えており、これは重大な出来事だといえる。

研究グループの一人の中国北京の清華大学のティン・ツー博士は、

「研究では、種のレベルでの抽出と識別が行えました。そして、これらは私たちが毎日吸い込んでいるものなのです」

と言う。

今回の調査結果の論文は、科学誌 エンビロンメンタル・サイエンス・アンド・テクノロジー( Environmental Science & Technology )に、「吸入される可能性のある北京の PM2.5 とPM 10 の重度の汚染スモッグの中の微生物」( Inhalable Microorganisms in Beijing’s PM2.5 and PM10 Pollutants during a Severe Smog Event )のタイトルで掲載される。









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