
▲ 2014年3月24日の CNN Washington landslide: 8 dead, 108 missing より。
アメリカのワシントン州で、長くつづいた豪雨によって巨大な地滑りが発生し、現時点で、行方不明者が 108名に達しているという未曾有の惨事となっています。
以下は、時事通信の記事です。
米で土砂崩れ、108人不明=死者8人−西部ワシントン州
時事通信 2014.03.25
米西部ワシントン州北部で22日に大規模な土砂崩れが発生し、24日までに少なくとも8人の死亡が確認され、108人が行方不明となった。地元メディアが伝えた。
現場はシアトルの北約90キロに位置する山あいの町オソ周辺。一帯では1カ月以上激しい雨が続き、地盤が緩んでいた。地滑りは約2.6平方キロにわたって発生し、住宅数十棟が損壊、道路や河川が寸断された。
被害の状況そのものの把握も難しいほどの荒廃ぶりを見せているようで、 CNN の写真からも、その様子がわかります。
米国連邦緊急事態管理庁( FEMA )やレスキュー隊が救援に当たっていますが、「泥が厚すぎて、捜索自体が難しい」ということがあるようで、そして、洪水と共に発生した地滑りですので、現場にも近づきにくい面があるようです。

▲ 洪水と地滑りによって崩壊したスノーホーミッシュ郡。家の屋根などの瓦礫がいたるところに水の上に浮いているのがわかります。

▲ 現場に到着した救援部隊。しかし、手のつけようのない状態。
豪雨と地滑りという複合的な今回の災害の光景は、 CNN の記事にも「カタストロフィ」(破滅的な大災害)という単語などが見られます。

▲ 地滑りした断面。その壮絶な規模がわかります。

▲ 地滑りの範囲の広さを示す航空写真。

▲ 瓦礫でふさがれた道路。
そして、このような光景は、雨の多い日本では決して人ごとではなく、実際、昨年も一昨年も日本で同じような豪雨での地滑り災害が起きています。
冬が終わりつつあり、これから日本も世界も「春」になっていきますが、穏やかなだけで進んでいく春になるという感じがあまりしないのが正直なところです。



