
▲ 2014年3月27日の AFP の記事を引用した米国の Yahoo ! News Four Ebola cases confirmed in Guinea's capital より。写真はギニアの首都コナクリ。人口は推定で 150万人から 200万人とされています。
最近、
・ギニアで発生した「死亡率 80パーセント」に迫るエボラ出血熱が周辺国にまで拡大
2014年03月23日
・ギニアで発生したエボラ出血熱がリベリアに拡大し数十名が死亡。さらにリベリアから帰国した「カナダ人男性」がエボラ出血熱の疑いで重篤な状態
2014年03月26日
というアフリカのギニアで発生したエボラ出血熱の記事を書いていました。
このエボラ出血熱に関しては、 3月26日に、ギニア政府が「感染拡大の阻止に成功した」として、下のような発表をしたことが報じられていました。

▲ 2014年3月26日の TBS News より。
記事の内容は下のようなものでした。
ロイター通信によりますと、ギニアの衛生当局は26日、南東部で発生したエボラ出血熱のほかの地域への拡大を防ぐことができたと述べました。2月以降、エボラ出血熱が疑われる患者は、ギニア国内でこれまでに88人確認されていて、うち63人が死亡しています。
ギニア政府は感染防止のため、死者の葬儀を禁じたほか、ウイルスを媒介するコウモリをはじめ、大型のネズミなどの齧歯類の肉を食べることを禁止しました。
ところが、その翌日の 3月 27日、ギニアの首都であるコナクリで4名のエボラ出血熱の患者が確認されたのでした。
感染拡大に成功したというより、エボラウイルスが「首都に侵攻してきた」という事態に陥ったようです。
ギニアの首都コナクリという街の人口は、正確には把握されていないようですが、150万人から 200万人の人が住む大きな都市で、その地で患者が発生したということで、また別の警戒の段階に入ったということのようです。
トップの Yahoo! News には、現在の状況のわかりやすい図が載せられています。

▲ 2014年3月27日の Yahoo ! News より。
ちなみに、現在までに、確認されている分だけですが、ギニアとリベリアとシエラレオネの3つの国での発症者と死者数は、
発症者 95人
死亡者 69人
となっています。
これは計算すると、現時点での致死率が「 70パーセント以上」ということになり、そしていまだに治療・隔離されていることを考えると、致死率はさらに高くなると思われます。
初めてエボラウイルスが確認されたのは 38年前のコンゴ共和国だったそうですが、その時の致死率は「 90パーセント」でした。
しかも、38年後の今でも、ワクチンも薬による治療法も存在しないという、現代地球の中で最も脅威的な病気のひとつであるとはいえそうです。
このエボラ出血熱については、続報がありましたら、またお知らせしたいと思います。



