▲ 2014年4月25日のデイリーメール The East IS red: Amazing pictures show China bathed in an eerie light as the worst sandstorm in decades hits the country より。
中国の北西部で、「砂嵐により大気が真っ赤に染まる」という現象が起きました。報道によれば、中国の記録で史上最大級の嵐により、ゴビ砂漠から大量の砂がやってきたことによるものと説明されています。
▲ 2014年4月24日の中国 gs.cnr より。
▲ 今回「赤い嵐」が起きた大体の地域。甘粛省などがある場所です。
これで思い出したのが、5年前の 2009年 9月にオーストラリアで起きた同じような現象です。
・オーストラリアに出現した「地球最期の日」
2009年09月23日
という記事にしたことがあります。
▲ 上の記事より。シドニーのその日の様子。
このオーストラリアの場合も、砂が運ばれてきたものによるものだとされましたけれど、ただ、オーストラリアの場合、赤い朝を迎えたシドニーに嵐は起きていなかったというあたりが不思議といえば不思議でした。
今回の中国の「赤い昼」は、1996年に記録した中国での最大の砂嵐を上回る強風によるものだそうで、奇妙な現象ではないとのことですが、それにしても、中国は、黄砂に PM2.5のスモッグ。そして、ついには「赤い嵐」と、大気状態が最悪な状況が続きます。
下は動画です。
中国北東部の広範囲が砂嵐により真っ赤に染まる
他に、デイリーメールなどからいくつか写真をご紹介しておきます。
▲ 2014年4月25日のデイリーメール より。
▲ 2014年4月24日の中国 gs.cnr より。