
最近、不定期ですが、何度か「世界の海氷の状況」を記事にしています。
・海氷の現状 : 南極の海氷面積は観測史上最高。地球全体の海氷面積は観測史上4位。しかし、北極の氷面積は減り続けて
2014年04月11日
・全世界の海氷が観測史上3番目の面積に拡大。過去7年間では最高
2014年04月20日
2014年 4月 30日分の南極と北極、そして世界の海氷の状況が集計されています。
以下のようになっておりました。
すべて、sunshine hours Sea Ice Update April 30 2014 – Antarctic Sea Ice 52nd daily record – Global Sea Ice 980,000 sq km Above Normal からのものです。
まず、注目すべきは南極です。

1981年から2010年までの平均より 1,388,000平方キロメートル多く、観測史上第1位となっていて、南極の氷は多いままの状況です。
また、イリノイ大学の海氷面積の集計データをグラフ化したものを見ても、今年の南極の海氷面積が突出して多いことがわかります。

▲ stevengoddard より。
その一方で、北極は平年より非常に氷が少ない状況も続いています。

北極の海氷は、1981年から2010年までの平均より 407,000平方キロメートル少ないということになっています。1981年から2014年までの中で下から5番目となっています。
世界の海氷面積は下の通りです。

全世界の海氷は、1981年から2010年までの平均より 981,000平方キロメートル多く、観測史上では4番目に多くなっています。
世界全体としてみれば、現在は例年よりも海氷の面積は多いと言えます。これで、北極圏の氷面積が上がってきるようなことがあった場合は、全体の海氷量も平年をかなり越えてくるかもしれません。



