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2014年05月29日


北朝鮮が 30 年ぶりの干ばつに見舞われている



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▲ 韓国 NEWSis より。



韓国の複数の報道で、5月のはじめより「北朝鮮の深刻な干ばつ」について報じられていましたが、現在もそれは進行しているようです。

最近は笑顔も多い北朝鮮の指導者、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記。

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▲ 5月21日の中国日報より、麦わら帽子をかぶり、教育施設の建築現場を視察する金さん。


しかし、不作による食糧難はこれまでも北朝鮮にとって、もっとも困難な危機と関係してきたことでもありますので、あまり楽観もできない感じかもしれません。

なお、水不足は韓国でも地域的に広がっているようです。

下は韓国の京畿道(キョンギド)の農業用水の不足を報じている記事からの写真です。

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▲ 5月27日の韓国 kgnew より。


北朝鮮の干ばつについて、冒頭の記事を翻訳したものをご紹介します。




北、春の干ばつでの食糧の非常事態に備えて総力

北朝鮮労働党機関紙の労働新聞は、深刻な干ばつによる食糧難に赤信号が灯ったとして、干ばつの被害を防ぐための事業に総力を傾けなければならないと農村部の労働者たちを督励した。

労働新聞は、「日照りによる干ばつ被害を徹底的に防ごう」というタイトルの記事において、「現在、私たちの国家の全域で日照が不足している」とし「今年に入って西海岸と東海岸地域で少雨が続き、2月下旬から4月中旬までの降水量は平年に比べて数十ミリ少ない。西海地区では過去数十年ではじめて見るような少雨となっており、農業に非常に不利な影響を及ぼしている」と伝えた。

労働新聞は、「労働者は、今年の農業の運命が自分たちの肩の上に負われているということを深く自覚し、干ばつの被害を防ぐための事業を戦闘的に展開しなければならない」と促した。

同紙はまた、 「各地農村で干ばつの被害を防ぐための事業にすべての力を集中しなければならない。すべての水源を見つけ、干ばつの被害を防ぐために効果的に水を使用しなければならない。また、地下水を積極的に利用するとともに、水を一滴も無駄に流さないようにしなければならない」と強調した。

続いて、 「農業部門労働者と勤労者は、干ばつの被害を防ぐことが今年の穀物確保のための重要な任務の一つであるということに留意して、気象、気候条件に合わせて作物管理に取り組んでいかなければならない」と助言した。

それ以前の北朝鮮の朝鮮中央通信は 5月 2日に「我が国のほとんどの州で深刻な干ばつ現象が続いている」とし、 「2月中旬から3月末までに、全国の平均降水量は 23.5 ミリメートルで、平年の 35 パーセントの雨量しかない」とし、 1982年以降、 32年ぶりにの最低の雨量だと報道していた。


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