
▲ 2014年6月10日の WID Apocalyptic Brazil Flood: Thousands Flee From World Cup Host City より。
ワールドカップの開催が近いですが、そのブラジルのサッカーワールドカップの試合会場があるパラナ州のクリチバという場所で豪雨による洪水が発生しており、数万人の住民が避難しています。
また、現在までに9名の方の死亡が確認されているということです。
このクリチバには現在、非常事態宣言が出されています。

▲ 6月10日のクリチバの様子。 Epoch Times より。
また、この豪雨で、ブラジルのイグアスの滝は、1993年7月に記録した2870万リットルの水量を大幅に上回り、水量が平時の 30倍の毎秒4500万リットルという大増水となっている模様。

▲ Epoch Times より。
NHK の「ブラジル南部で水害 9人が死亡」という報道によりますと、
クリチーバには、まもなく開幕するサッカーワールドカップの試合会場がありますが、洪水被害があった地域からは離れているため、大会に直接の影響はないということです。
ということで、大会には支障がないということですが、このように非常に不安定な天候となっていることを踏まえて、現地に行かれる方は十分に現地の天気予報などにお気をつけられるのが懸命かと思います。