▲ アラスカ・パブリック・メディアより。
米国アラスカにブルックス山脈という場所があります。
下の位置にある場所です。
そのブルックス山脈で、6月の初めから群発地震が続いています。
最大震度は、6月6日に起きたマグニチュード 5.5の地震でした。
この地域での群発地震、あるいはマグニチュード5.5という規模の地震は非常に珍しいことと共に、今回の地震で印象的だったのは、アラスカ地震情報センターのマイケル・ウェスト( Michael West )センター長の以下の言葉でした。
「この一連の群発地震は、地球に何か起きていることを示しています」
このブルックス山脈は火山ではないため、地震は火山活動とは関係なく、地質的活動のようなのですが、最近の世界中の多くの珍しい地震。
たとえば、6月はじめに起きたイエローストーンの強い群発地震。
In Deep の、
・イエローストーン国立公園から動物たちが逃げ出している
In Deep 2014年04月02日
という記事には、今年3月のイエローストーンの群発地震について記しています。
そして、イエローストーンでは、6月3日にも群発地震が起きたことが、米国のメディアで報じられていました。
他にも、アメリカでは昨年から各地で群発地震が記録されています。
また、地震の少ないタイで、観測史上最高のマグニチュード6の地震が発生していたりもします。
・タイで観測史上最大の地震が発生。飛騨高山では群発地震に紛れて「地震ではない揺れ」までも観測
In Deep 2014年05月06日
日本も含めて、これまでなかった地震が多く起きており、これについて、ここでは長くなるのでふれないですが、ロシア空軍の司令官であるヴィクトール・ボンダレフ(Viktor Bondarev)氏により、「ロシア機が北米大陸の危険な磁場異常を感知している」ことを報告したというようなことが言われています。
そこには、
・磁場異常
・地磁気の急激な弱体化
・ポールシフト
というようなことがふれられていますが、地磁気とポールシフトには密接な関係があり、地磁気の異常にしても、ポールシフトにしても、これらは地球全体に影響を及ぼすことでもあり、今後の世界的な地震活動に懸念が持たれるところかもしれません。