6月24日の東京の雹(ひょう)は、その量がこれまでの日本の、しかも6月としては考えられないようなもので、かなり驚きましたが、実際には今年は世界中で妙に雹が多く報じられています。
2014年6月24日の三鷹市の様子
▲ 共に Girls Channel より。
この「雹」なんですが、実は最近、わりと大きくされたのは「ワールドカップ」に絡んだものでした。
ワールドカップ開催前の 6月 7日に、ベルギーのブリュッセルのスタジアムで、ワールドカップの前哨戦のチュニジア対ベルギー戦がおこなわれていた「試合中」に、突然、大きな雹が降り、試合が中断されるということが報道されたことがありました。
6月7日にブリュッセルのスタジアムに降った雹
▲ 6月7日の Daily Mail より。
そして、昨日 6月25日は、モスクワ近郊などを含めて、広範囲で「雹と雪」が同時に降るということが報じられていました。
▲ ria56.ru より。
記事の見出しにある通り、それらの雹は大きなものでは「タマゴの大きさ」ほどもあったということです。
また、同じ 6月 25日にはスモレンスク地域でも、広範囲で雹が降ったことが報じられています。
▲ pln-pskov.ru より。
首都のモスクワでも、かなり大きな雹が降りました。
▲ 6月25日の utro.ru より。
また、この日は各地で、6月下旬だというのに、雹と共に「雪」も降ったようで、いかにロシアとはいえ、6月下旬の雪には驚いた人たちが多かったようです。
世界中で「奇妙で異常な天候」が続いています。