理由のわからない「津波」が襲ったビーチのひとつの映像より
▲ この記事の下に動画もあります。
6月27日、ウクライナにあるオデッサの海岸のいくつかの場所において、「奇妙な津波」が観測されました。
オデッサというのは、下の位置にある場所で、海といっても黒海に面している場所で、しかも、地震が起きたわけでもありません。なので、津波など発生する理由がないのですが、しかし、起きたのです。
こちらが津波に見舞われたビーチのひとつのその時の様子です。
下の写真は、被害後の写真ですが、津波の前も後も、波ひとつない黒海の様子がおわかりになると思います。
そんなわけで、津波の発生原因がまったくわからず、ロシアのイタル・タス通信では、下のように「発生原因の説明できない津波」として報道していました。
▲ 2014年6月27日のロシア ITAR-TASS より。
何らかの「水中爆発」が起きたのではないかという説も出されましたが、いずれにしても、地質的な揺れの記録が「存在しない」ために、現在のところは理由は説明できないということになっているようです。
なお、津波の高さは最大の場所で3メートルに達しましたが、死者や重傷は報告されていないようです。
なお、このオデッサの津波とは関係ないのですが、その2日前に、この地域かに比較的近いクロアチアという国の海岸も、地震の発生を伴わない「謎の津波」に襲われています。
▲ 2014年6月25日のクロアチア The Wachers より。
ウクライナの近辺では不思議なことがいろいろと続きます。