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2014年08月27日


エボラの「新種」の発生:コンゴ民主共和国で13名が死亡したエボラはこれまでの西アフリカのウイルスとは異なるものであることが判明し、懸念が広がる



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▲ 2014年8月26日の ajc より。


上の記事は、西アフリカを訪問した CDC (アメリカ疾病予防管理センター)のトップであるトーマス・フリーデン( Thomas Frieden )長官が昨日の記者会見で語った言葉が記事のタイトルになったものです。

現在のエボラ出血熱での死者の「正確な総数」は日を追うごとに曖昧になってきている感じもありますが、最新のデータが示される WHO (世界保健機構)の 8月 24日のデータでは下のようになっています。

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DW


現在、アフリカで確認されている感染国は、リベリア、ギニア、シエオラレオネ、そして、ナイジェリアとコンゴ民主共和国でも感染と死者が確認されていて、アフリカだけでも5カ国に拡大していますが、上のグラフでは、死者は確認されているだけで、1500人に近づいているようです。

ただ、この統計も今となってはあまり正確とは言い難い面があるのは、

エボラ・パニック
  In Deep 2014年08月23日

という記事に書きました、下の事情などを含めて、「状況の把握が困難となってきている」というのが実情のようだからです。

・多くの医療スタッフたちが逃亡していて、機能していない医療施設が多い。

・リベリアなどでは、事実上すべての医療サービスが閉鎖されている。

・現在、雨期のため道路事情が悪い西アフリカでは都市部から遠い村へは行けず、エボラ出血熱の感染の状況がまったくわからない場所が多い。


それでも、8月の中旬から急激に患者数と死者数が増えている状況だけは確かなようで、そして、それは現在も続いているようです。

先日の記事に掲載しました下のグラフの 8月 18日の統計での 1300人越えから数日で、死者は 1500人という状況に近づいています(ということは、実際はその数をかなり越えている可能性が高いと思われます)。

Diseased_Ebola_2014.gif


そして、上のほうの地図では、「コンゴ」と記していますが、正確には「コンゴ共和国」で発生したエボラ出血熱のウイルスは、

それまで西アフリカで流行していたものとは別種のエボラ・ウイルス


であることが確認されています。

つまり、さらに新たな脅威が加わったかもしれません。

ちなみに、最初にご紹介しました CDC の長官は、以下のように述べています。


「今回のエボラ出血熱の流行は巨大で、そして、絶対的な緊急事態です」


新種のエボラについてのコンゴでの報道を、南アフリカの BDlive からご紹介します。



Different Ebola strain kills 13 in the Congo
BDlive 2014.08.26


異なるエボラ株によりコンゴ民主共和国で 13人が死亡した


コンゴ民主共和国政府は、現在西アフリカ諸国で猛威を振るっているウイルスとは異なる株のエボラの流行により、少なくとも 13人が死亡していることを発表した。

臨床検査で、国の北西部の人里離れた村で2例のエボラ陽性患者が見つかり、他の11人の死亡も、そのウイルスによるものと疑われている。コンゴのエボラウイルスは、西アフリカで流行している株とは異なる。

なお、死者のうちの4人が医師と看護師だった。

保健省は、先週発表した西アフリカのエボラ流行地への旅行制限地区を拡大する計画はないことも明らかにしている。

エボラウイルスは、西アフリカ全体で少なくとも 1400人が死亡している。世界保健機関は、この史上最悪の発生の流行をコントロールするために少なくとも 4億 3000万ドル( 430億円)が必要だと述べている。


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