
・weather
この写真は、「津波」の写真のように見えるかもしれませんが、実は、これは、「強風によって発生した波」なのです。つまり、厳密には津波ではないのですが、「それが地上にまで押し寄せてくる光景」は、津波と同じような状態といえます。
発生したのは、トルコのギレスンという町で、ギレスンは、黒海に面しています。つまり、この「津波のような現象」は黒海で発生したものです。

その規模はすさまじく、下にビデオも載せますが、下のように車なども次々と流されていくほどのものです。

▲ 黒海の「津波」で流される車。

▲ 水が迫ってきたことに気づいた人びとが屋内へと逃げる瞬間。
こちらがその際の動画です。
現在、トルコでは、各地で非常に強い強風が吹き荒れていて、上の信じられないような洪水被害も起きる一方で、建物や道路、街路樹などの破壊が続いています。

▲ 2014年9月28日の Hurriyet Daily News より。
上の記事によりますと、トルコ最大の都市イスタンブールを含めた多くの都市で、暴風による被害が出ているということで、道路の寸断なども各所で起きているようです。イスタンブールだけでも4カ所で道路の破壊が起きているそう。
また、イスタンブールでは、多くの建物の屋根が強風により破損し、少なくとも 67本の街路樹がなぎ倒されましたが、幸い、人的被害は報告されていないとのことです。
トルコという国は、それほど荒れた天候の報道を聞くことのない場所で、それだけに、こういうニュースひとつでも、「気候の極端な変化」を感じます。
ずいぶん以前、2011年の In Deep の記事に、
・かつてない異常な強風が吹き荒れる世界
2011年12月05日
というものがあり、この中に、
そして、このこと(これまでなかったような強風が吹くこと)は今後も多分、全世界でどこも例外ではないと思われる面があります。日本でも昨年( 2010年)以来、竜巻や突然の突風による事故や被害などはよく起きていて、報道されますが、「どうして増えているのか」ということについては、当然わかっていません。
そして、ここ数ヶ月ほどで「世界での強風被害が加速度的に増えている」という現実があり、気をつけようがないことだとはいえ、「気をつけてみる」というのも悪くはないのかもしれません。
というようなことを書いていますが、今でも同じことを考える時がよくあります。



