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2014年10月23日


欧州メディアに続いて米国メディアも「地球温暖化は存在しない」という論調に移行しつつある



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▲ 2014年10月21日の Money News より。

先日の、

極地の氷量の予想以上の増加にアメリカ国立雪氷データセンターが「地球は寒冷化に向かっていると認めざるを得ない」と談話
 2014年10月18日

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Kronen Zeitung


などでも書きましたが、次第に「地球温暖化」というキーワードは、その発信元である科学者サイドからも否定的な発言を聞くことが多くなりましたが、地球温暖化説の「宣伝役」でもあったメジャーメディアも、最近では懐疑的な記事を出すことが目立っています。

ドイツやイギリスなどの欧州諸国のメジャーメディアでは、昨年あたりから強い懐疑の記事がよく書かれていました。下の記事は、2013年 9月 9日の In Deep の「ついに地球が本格的な「寒冷化時代」に突入した可能性」という記事で、デイリーメールの記事をご紹介した時のものです。

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Daily Mail


このデイリーメールの記事の出だしは、

英国 BBC は 2007年、「地球温暖化によって 2013年の夏には北極の氷は消えているだろう」という内容の記事を出したが、それから6年後の今、氷面積は増加している。

氷面積は減るどころか、氷床はヨーロッパの半分以上の大きさに達しており、昨年( 2012 年)の夏と比較して 60パーセントも増加していることになる。

というものでした。

このようなストレートに地球温暖化を否定する記事は、英国とドイツでは昔からよく目にしましたが、アメリカにおいては、少なくともメジャーと呼ばれるメディアで地球温暖化についての懐疑的記事は、個人的なコラムなどは別にして、あまり見られませんでした。

言うまでもないですが、日本も同様です。

今でも日本のニュースには「地球温暖化」という文字が頻繁に飛び交います。

しかし、ここに来て、アメリカのメディアでも地球温暖化説に対してのストレートな批判記事をよく目にするようになりました。

また、科学系メディアでも、たとえば、下のライブサイエンスのように、「どうも地球温暖化説では説明しにくい現象」を取り上げることも多くなりました。

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▲ 2014年10月12日の米国ライブサイエンスより。


上の記事は、パキスタン・インド・中国の国境付近にあるカラコルム山脈の氷河が「拡大」していることの理由を探る記事です。カラコルムの周辺では異常な勢いで氷河の領域が拡大しているのだそう。

そして、科学とは全然関係のない「ビジネス系」のメディアも、地球温暖化を攻撃し始めています。

冒頭に貼ったのはマネー・ニュースという文字通りのメディアですが、フォーブスやウォールストリート・ジャーナルなどメジャーな金融系ビジネスメディアでも頻繁にこのことが取り上げられます。

今年 5月 26日のウォールストリート・ジャーナルの The Myth of the Climate Change '97%'(気候変動 “97%”の迷信)という記事には、

科学者の97%が、気候変動が人為的な原因で、かつ緊急の問題であると信じている、という主張はフィクションに過ぎない。

と書かれています。これはつまり、

「本当は科学者たち自身が人為的な地球温暖化など信じていないし、それが緊急の問題だとも考えていない」

ということです。

経済メディアがこのことについて語る理由は、冒頭のマネーニュースの記事の以下の部分にあるようです。

アメリカ政府が地球温暖化の危機と戦うために、毎年 220 億ドル(約 2兆 2千億円)を費やしていることを考えると、本当に地球が温暖化しているのかどうかということは重要な質問だ。 この 220 億ドルという額は、アメリカの国境防衛に費やされる金額の倍に当たる。

マネーニュースは下のような実際のデータなども示しつつ、「アメリカの予算」について言及します。下のグラフは 1988年から 2014年までの気温の変化をあらわした NASA のグラフです。

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アメリカだけではないですが、財政的に厳しい中で地球温暖化に2兆円もの予算を費やしているけれど、それに意味があるのか? と。

最近のメディアの論調は、

「地球温暖化が人為的なものによって起こされているのか、それとも、地球の自然のサイクルによってのものなのか」

という意見のほうではなく、

「地球が温暖化しているという事実そのものに懐疑を持っている」

という方向に来ています。

簡単にいうと、「地球は寒冷化しているのではないか」ということです。

ただし、これについては(私自身は寒冷化に向かっていると思っていますけれど)「地球全体としての温暖化、あるいは寒冷化」というのは、単純なデータで示すことのできるものではないとも思っています。

そして、どちらの立場でも、都合のいいデータを使えばどうにでもなるからです。

同じ出所のデータを使ってでさえ、抽出する期間や場所によって、

地球温暖化の証拠としてのデータベースを作成する

地球寒冷化の証拠としてりデータベースを作成する

こともどちらも可能なはずです。

地球がどちらに向いているのかはともかくとして、現状では、上にご紹介しましたように、世論を含めて次第に「地球温暖化」という言葉に対しての懐疑や反対論が拡大しています。

そして、反対論はともかくとしても、このことについて今一度、誠実な科学者たちによって、真実が研究されることを期待しています。





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