
▲ 2014年11月27日の 3NEWS より。
現在、南半球のオーストラリアは夏ですが、11月27日、オーストラリアのクイーンズランド州で、かつて経験したことのないような雹を含む嵐が吹き荒れました。特にブリスベンという町の被害は大きく、アパートなどが倒壊したり、車両が破壊されたりした様子が、動画サイトやツイッターに投稿されています。
ブリスベンの場所

雹と嵐によって屋根が崩壊した家

そのすさまじさは、下の動画などでもおわかりになるかと思います。
そして、嵐が去った後の数々の写真。
雹や倒木で破壊された車

・news.com.au
飛行場でも嵐に煽られて軽飛行機が次々と横転

強化ガラスのビル壁面もフルボッコ状態

水槽が壊れたらしい「サメが泳ぐ」ショッピングセンターの屋内

ほとんど崩壊した部屋

降った雹のサイズ

・NBC NEWS
洪水も発生して車両が水没

などと大変な被害となっているようです。
ビルの穴の状況を見ますと、ゴルフボール大のひょうが「横殴りに降っていた」ことが想像できまして、これで人的被害が報告されていないというのは驚くべきことかもしれません。
最近は日本を含めて、世界中で大きな雹が降りますけれど、ここまで建物などに対して大きな被害が出た例は珍しいです。