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2014年12月03日


将来的にアフリカ大陸が分断されると予測される大地溝帯の上に新しい溶岩湖が出現



lava-lake-top.gif

▲ 2014年11月26日の The Weather Network より。


アフリカのコンゴ民主共和国にあるニアムラギラ山という活火山に「新しい溶岩湖が出現した」というニュースを見ました。

溶岩湖というのは、溶岩が湖のようにたまった状態ですが、溶岩湖で有名なのは、今回新しい溶岩湖が出現したニアムラギラ山のすぐ近くにあるニーラゴンゴ山という、やはりコンゴ民主共和国にある火山で、下のような見事な溶岩湖があります。

Mount-Nyiragongo.jpg
Boston


そして、その近くのニアムラギラ山にも新しい溶岩湖が出来たということなのですが、どうして、このニュースが気になりましたかというと、この火山は、「アフリカ大地溝帯」という地質の上にある火山だからです。

このアフリカ大地溝帯というのは、大地溝帯 - Wikipedia によりますと、

アフリカ大陸を南北に縦断する巨大な谷で、プレート境界の一つである。

ということなんですが、それに続く以下の記述との関連です。

数十万 - 数百万年後には大地溝帯でアフリカ大陸が分裂すると予想されている。

こういう「将来的に大陸を分断するかもしれない」という場所で、火山活動が活発化しているということは、あるいは、アフリカ大地溝帯の地質活動も活発化している可能性があるかもしれないと感じたのでした。

ちなみに、アフリカ大地溝帯と今回新しい溶岩湖が出現したニアムラギラ山の位置は下のようになります。

Great-Rift-Valley.gif


上の Wikipedia の説明には「数十万 - 数百万年後には」とありますが、実際には地質の変化はそのようなものもではないということが最近判明しつつあります。

英国 BBC は、2010年に、「アフリカ大陸に新しい海が誕生しつつある」という内容の報道をしました。

その記事の翻訳は、 In Deep の、

近いうちにアフリカ大陸が2つに分断されるかもしれないとの研究
 2010年06月26日

にあります。

その BBC の記事の中に以下の記述があります。

何百万年というような長い単位で地球の変化を理解してきたライト博士を含む研究チームにとって、エチオピアのアファー三角帯でのこの5年間での変化の規模とスピードは驚くべきものだった。そこでは、あっという間に大陸に断裂が走り、大地がこじ開けられたのだ。

2005年に、この地で、たった10日間の間に、60kmの長さに渡り、8メートルの幅の断裂が開いた。地球内部の奥からの溶融状態の岩石が表面に上がって、大陸の分断を促しているのだ。

地下での爆発は今も続いている。そして、結局アフリカ大陸のその部分は陥没すると思われる。そして、そこには新しい海洋が形成されるだろう。

下はそのエチオピア亀裂の写真ですが、このようなものが、「たった 10日間」で作られたのです。

crack-2.jpg
BBC


地質の変化は「何百万年」という時間で徐々に進んでいくというものではなく、実際には、「突然として起きることが多い」ということがわかりつつあります。

それだけに、今回のアフリカ大地溝帯の上にある火山に新しい溶岩湖が出現したというニュースに、やや反応したのでありました。

先日も、

米国オレゴン州に一夜にして「見渡す限りの長さの巨大な亀裂」が出現する
 2014年11月29日

という記事で、アメリカに下のような巨大な亀裂が「一晩にして」出現したことをご紹介しました。

Alkali-Lake-cracks2.jpg


いろいろな部分で地球は急激な変化に向かっているのかもしれません。





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