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2014年12月17日


全世界の海氷面積が1988年以来最大に



世界の海氷面積が先月の終わり頃から急速に拡大しています。

今年に入って、南極の海氷面積についてはずっと観測史上で最高となっていることは、過去記事の、

極地の氷量の予想以上の増加にアメリカ国立雪氷データセンターが「地球は寒冷化に向かっていると認めざるを得ない」と談話
 2014年10月18日

など何度かふれたことがあります。

その一方で、全世界の海氷面積については、1978年の観測開始以来の記録から見ると、中間くらいの面積が続いていました。下は、10月30日頃までの世界の海氷面積で、赤い線が 2014年を示します。

2014年10月30日の世界の海氷量

sea-1030.gif


ところが、先月の終わり頃から急速な勢いで海氷量が増加し、平年比で高い面積となっていき、12月15日には観測史上4位の海氷量となっています。


2014年12月15日の世界の海氷量

sea-1215.gif
Sea Ice Extent – Day 348 – Highest Global Sea Ice Since 1988


そして、これは 1988年以来で最大の海氷量となります。

そのグラフもあるのですが、大きなものですので、左右を分割して表示します。

si-1988.gif


si-2014.gif
Sea Ice Extent – Day 348 – Highest Global Sea Ice Since 1988


この勢いですと、世界の海氷面積が観測史上最高になる日もそう遠くはないかもしれません。

それにしても、

海に何が起きているのか:世界の海水の表面温度が観測史上の130年間で最も高くなっているけれど、その理由がわからない
 2014年11月26日

などでも書きましたが、世界の海の温度は過去最高の高さを記録し続けているというのに、海氷は増えていくというのは、何となく不思議な感じもします。

sea-temp-2014b.gif

しかし、どちらもデータとしては事実なわけですので、このような現象も、それほど不思議なことではないのかもしれません。

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