
▲ 2015年2月3日の英国ニュース・ノース・ウェールズより。
アメリカ沿岸では、昨年以来、ヒトデの大量死が続いています。
・米国オレゴン州のヒトデは「絶滅の方向」へ。そして、その出来事から考える、神や神のようなものが自然の中に創造したものたちの色や形の意味
2014年06月06日
このアメリカのヒトデの大量死は「消耗性疾患」と呼ばれていて、ヒトデの体が溶けて崩壊していく状態が、特にアメリカ西海岸の全域に広がっています。
先日、イギリスでも「ヒトデの大量死」の報道がされました。

・News North Wales
場所は、アベルゲレという場所の海岸で、地図では、下の場所となります。

・Google Map
今回のイギリス大量死は、これはアメリカでの消耗性疾患とは違い、嵐や強風によって打ち上げられたものとされていて、特に謎の残る出来事ではないとのことですが、原因はともかく、ヒトデの大量死の記事は、クリップし続けていますので、今回の出来事もご紹介しておこうと思った次第です。
下は、地元のアマチュア・カメラマンが撮影したものです。
英国のニュース・ノース・ウェールズの記事をご紹介しておきたいと思います。
Thousands of dead starfish wash up on Pensarn beach
News North Wales 2015.02.01
何千もの死んだヒトデがペンサム・ビーチに打ち上げられる
荒れた天候の後、何千匹ものヒトデが、アベルゲレ( Abergele )のビーチに打ち上げられた。
2月1日、地元のアマチュア・カメラマンのゴードン・マクグッキン( Gordon McGookin )氏は、ペンサムビーチを散歩している時に、この光景と出くわした。最初は漂着したゴミだと思っていたが、近づくと、大量の死んだヒトデだということがわかり、大変にショックを受けたという。
その後の調査で、海岸の 500メートルに渡って、数千のヒトデなどが打ち上げられていることがわかった。
ゴードン氏は地元に長く住むが、「このような光景は見たことがない」と言う。
ウェールズの天然資源局の海洋監視生態学者チャーリー・リンデンバウム( Charlie Lindenbaum )氏は、「残念ながら、この種の出来事はウェールズの海岸では珍しいことではないのです。最近の荒れた天候と北風は、それによって、このように、海洋生物が海岸に打ち上げられる原因となり得るのです」と述べた。



