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2015年03月14日


アメリカ地質調査所が「オクラホマ断層の地震が数十年前の300倍に達している」として、将来的な大地震を予測



oklahoma-faults-top.gif

▲ 2015年3月6日のアメリカ地質調査所( USGS )より。


アメリカのオクラホマ州では、昨年以来、断続的に非常に多い群発地震が続いています。

地質の憂鬱の中にいるアメリカ
 In Deep 2014年03月31日

という記事に 2014年 2月 13日からの1週間だけで、200回以上の地震が起きたことを示す下の図を載せたことがあります。

オクラホマ州の2014年2月の群発地震
oklahoma-quake-map-03.gif


この時などを含め、1週間で数百回というような尋常ではない数の地震が起きていたのですが、3月6日にアメリカ地質調査所が発表した研究論文によりますと、

2009年から 2014年の5年間に 3600回以上の地震が発生

したとのことで、それはほとんどが上の地域での局地的な群発地震のようです。

o-OKLA-QUAKES.jpg
THP


アメリカ地質調査所は「オクラホマ断層での将来的な大地震の可能性」も論文の中で記しています。

今回は、その論文の概要をご紹介したいと思います。



Reawakened Oklahoma Faults Could Produce Larger Future Events
USGS 2015.03.06


再び目覚めたオクラホマ断層が将来の地質的事象を起こす可能性


オクラホマ州で数千の地震を発生させた再活性した断層が、将来的に大きな地震を引き起こす可能性があることについてのアメリカ地質調査所の研究論文が、科学誌ジオフィジカル・リサーチ・レターズ( Geophysical Research Letters )に掲載された。

2009年後半以来、オクラホマ州中部北では、マグニチュード3以上の地震のレートが、数十年前に比べて約 300倍高くなっている。

2009年から 2014年の間に 3600回以上の地震が発生しており、これらの地震が 4〜 6キロメートルの浅い深度において、横ずれ断層で発生したことが同定された。

これらの地震のいくつかは、揺れと被害に結びついた。

アメリカ地質調査所では 474の地震について、15万 3000人から揺れを感じた報告を受けた。

研究論文の主筆のアメリカ地質調査所の地球物理学者ダン・マクナマラ( Dan McNamara )氏は、「断層を識別することにより、今後起こりうるかもしれない大地震に関してのガイダンスを提供し続けるつもりです」と述べる。

オクラホマ州のこの断層は、もともと約 300万年前に形成され、石油やガスベアリングの地層構造としても知られている。

再活性化したこの断層は、将来的に、より大きな地震が増加する可能性を持つ。


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