
▲ 2015年04月21日のタイラットより。
どうも、今の世界では、気温や天候の「極端化」が各地で起きているようです。
寒いところは記録的な寒さが続く一方で、暑いところは極端に暑いです。
また、多雨や少雨も地域により極端です。
そんな中、タイでは、各地で上のように大変な猛暑に見舞われていて、「 56年ぶりの猛暑」など、観測記録を塗り替える地点が続出しています。

・タイラット
特に、4月20日には、猛暑のため、熱中症による死者も相次いだようです。
タイ各地で気温上昇、熱中症の死者相次ぐ
newsclip 2015.04.22
20日のタイは全国的に気温が上昇し、酷暑に見舞われた北部を中心に熱中症による死者が続出した。
最高気温が39.4度を記録した北部プレー市では、40〜60歳代の男性3人と62歳の女性1人が自宅で死亡した。いずれも熱中症とみられている。
中部スパンブリ県のシープラチャン郡では、民家の屋根の修理をしていた65歳の男性が暑さのために気を失い、そのまま死亡した。
首都バンコク郊外では、暑さが関係していると見られる「ゴミの山の火事」が発生しています。

▲ 2015年04月21日の komchadluek より。
日本でも、ひそかに異常気象が進行していまして、
・日照不足 深刻 野菜・果樹生育進まず 4月上旬は統計史上最少
日本農業新聞 2015.04.16
などにあるように、20日頃までは、日照時間が記録的に少ない 4月でした。
このような状態のまま梅雨、夏と続きますと、野菜の価格などを含めて影響が出そうです。
世界的な気温と気候の極端化は進んでいる感じもしまして、食糧の動向などを含めまして。注視すべき状態になっているのかもしれません。