▲ 2015年05月14日の BBC より。
春の雹については、最近だけでも、
・米国コロラドでの「春のヒョウの黙示録」
・米国テキサス州で「テニスボールサイズの雹」が降り注ぎ、車や建物に被害
・秋のオーストラリアで過去最大級の雹の嵐
などがありましたが、5月14日、ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州というところで、地域としては、かつて経験のないような雹嵐に見舞われました。
この雹嵐は、竜巻を伴う壮絶なものだったようで、ドイツのニュースでは、嵐の通った後の被害の様子が報じられています。
雹で破壊された車
・wetteronline
雹嵐で倒壊した家
ドイツの報道
BBC の記事をご紹介します。
German hailstorm causes injuries
BBC 2015.05.14
ドイツの雹嵐が負傷者を出す
南ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州で、雹を含む嵐により、少なくとも9人が負傷し、数十件の家屋が被害を受けた。雹はゴルフボールサイズほどの大きさがあった。
最大毎時120キロの強風を伴う竜巻も発生し、多くの家屋の屋根が飛ばされ、壁やブロックが倒壊した。また、落雷により、2名が重症で病院に搬送された。
住民は、「最初は雨でしたが、あっという間に雹となり、その後、すべての領域を嵐が包み込んだのです」と述べる。ドイツの気象当局は、竜巻の主張を確認していないという。