
▲ 2015年06月03日の strangesounds.org より。
アメリカ西海岸にあるサンタ・カタリナ島の海岸に全長5メートル以上の巨大なリュウグウノツカイが打ち上げられたことが報じられていました。
サンタ・カタリナ島の位置

・Googla Map
さっそく、観光客たちが次々と記念撮影を始めております。

なぜか、リュウグウノツカイが打ち上げられると、みんな喜々として記念撮影をします。
他の死亡した海洋生物の前ではこういうことをしないですのにね。
それはともかく、このサンタ・カタリナ島では、2013年にも同じくらいの大きさのリュウグウノツカイが打ち上げられたことがあります。
2013年10月13日のサンタ・カタリナ島ビーチ

▲ 過去記事「カリフォルニアの海岸近くで体長 5.5メートルの巨大リュウグウノツカイが発見される」より。
リュウグウノツカイが打ち上げられますと、地震と結びつけられることも多いのですが、実際に現在、アメリカ西海岸では地震が急増しておりまして、そのこともあって、注目されているようです。

▲ 2015年06月01日の strangesounds.org より。
ただ、地震より、この西海岸では最近、海洋生物の大量死が相次いでいまして、
・アメリカ中央情報局(CIA)が「気候データの公開を停止」した地球では今日も粛々と「1種類ずつの大量死」が続いている
In Deep 2015年05月28日
に書きましたが、上のサンタ・カタリナ島周辺の地図に出ている場所だけでも、
・5月26日 メキシコ - ティファナの海岸に 250 万匹の死んだロブスターが打ち上げられる。

・過去記事「メキシコ・ティファナの海岸に 250 万匹の死んだロブスターが打ち上げられる」より
・12頭の死亡したクジラが、ポイントレイズ国立海岸(サンフランシスコ)に打ち上げられる。
・5月20日 メキシコ - バハ・カリフォルニアの海岸に大量のクラゲ(カツオノカンムリ)が打ち上げられる。

・Zonalider
など、アメリカ西海岸では、確かに「異変」といえることが続いています。
海で何かが起きているだろうとは思うのですけれど、それが何なのかは想像以上のものはありません。
その海の異変と今回のリュウグウノツカイの関係はわかりませんが、何となく、リュウグウノツカイの死んだ姿の形からは何となくいろいろと感じるものはあります。