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2015年06月10日


カザフスタンのサイガ・アンテロープの大量死は「全生息数の半数」の12万7000頭に達して突然終息



サイガ・アンテロープ
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毎日2万7千頭ずつ死亡していく修羅場の中で

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▲ 2015年06月05日の The Wild Life より。


先月、

カザフスタンで絶滅危惧種のサイガ・アンテロープが「たった数日間で8万頭以上の謎の大量死」
 2015年05月26日

でご紹介しました、カザフスタンでのサイガ・アンテロープの大量死は、12万7000頭が死亡した時点で、連続死が「突然」終息したと報道されています。

しかし、その間に「毎日 2万7000頭ずつ死んでいく」という壮絶な状況が展開していたようです。

下の写真は、カザフスタンの生物多様性保全協会の会長、ステフェ・ズツァー( Steffen Zuther )氏が撮影したもので、これは群のすべてが死亡した状況です。

dead-saiga.jpg
・The Wild Life

記事には、「母親のお腹の上に横たわって子どもたちが死んでいる」とあります。

サイガ・アンテロープは絶滅危惧種ですが、全世界の生息数は 25万頭程度とされていて、今回の大量死の数 12万7000頭は、その半数が死亡したということになります。

大量死の原因ですが、冒頭のワイルド・ライフの記事によりますと、現時点では、科学者にも「謎」とされています。

最も可能性が高いのが、パスツレラ症といわれる感染症、あるいは、クロストリジウム属という細菌が原因ではないかとされていますが、あまりにも膨大で急速な大量死であり、そのあたりに関しては、現時点では「謎」となっています。

そして、さらに不思議だとして書かれていることは、それまで毎日のように2万頭以上が死亡し続けていたのに、「ある日、突然大量死が停止した」ことです。

感染症ならもう少し余韻のある終息の仕方をしそうですが、このあたりも謎といわれるところかもしれません。

最近は大量死が多いといえば多いですが、このサイガ・アンテロープの大量死は、その原因なども含めて、いろいろと考えさせられる出来事のひとつといえそうです。





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