昨日、何となくアイスランド気象庁のサイトを見ていましたら、地震のページで、明らかに異変が起きていることが示されていました。
・Icelandic Met Office
6月30日の夜8時前後くらいから、突如として群発地震が発生し始めたことがわかります。
アイスランドの群発地震は、火山性のものなら、それほど珍しくないですが、今回の地震には珍しいこともあります。
それは、上の地図で赤で囲んだ群発地震が発生している場所に「火山はない」ということです。下のアイスランドの火山一覧をご覧いだくとおわかりでしょうが、現在、群発地震が起きている場所には、火山はありません。
・アイスランドの火山一覧
アイスランドで、火山が絡まない群発地震、しかも、これだけの数のものは珍しいと思います。
地震の状況は現在(日本時間 7月2日午前11時頃)は下のようになっていて、マグチュード5クラスの地震も発生していることがわかります。
過去48時間の地震発生回数は、561回に及んでいて、そのうち、マグニチュード3以上の地震が 36回と、それなりの規模の群発地震となっています。
グラフを見ていると、一応は収まってきているように見えなくもないですが、ちょっとよくわからない地震ですので、注目してみたいと思います。
いろいろ起きているヨーロッパですし、人的社会が荒れる時は地質も荒れるかもしれないですし。