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2015年07月02日


北半球の海で何が?:6月の末に瞬間的に急減した北半球の海氷面積



デンマーク気象研究所( Dmi )のウェブサイトには、北半球の海氷面積がリアルタイムで表示されているグラフがありますが、6月の28〜30日頃、そのグラフが下のような、やや異常な急変を見せていました。

2015年7月1日のデンマーク気象研究所ウェブサイトより
sea-ice-strange.gif
Dmi


拡大すると下のようになります。

sea-ice-strange2.gif


他の時期を見ますと、メモリひとつ下がる、あるいは上がるのに1ヶ月以上はかかっているのですが、この6月の下旬は、

「瞬間的に大きく海氷面積が減少した」

というようなことが起きていたらしいことがわかります。

多分は2〜3日の間に、1ヶ月から数ヶ月分程度減少したのではないでしょうか。

その時に何が起きたのは想像しようもないですが、いろいろとおかしなことが続きます。

なお、世界の海氷量は、全体としては、下のように少しずつ上昇していましたが、これでまたちょっとわからなくなりました。

2015年6月30日の世界の海氷の年次推移
2015-grobal-seaice6.gif
Sea Ice Extent – Day 181


ヨーロッパやパキスタンなど、熱波の続いているところがあることを考えますと、海上でも何らかの気温の異変が起きているのかもしれません。

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