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2015年07月10日


タイで過去60年で最も激しい干ばつが進行中



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▲ 2015年07月09日のタイラットより。


現在、タイで近年では前例のない干ばつが進行しています。

タイというと、 2011年の 7月から 10月にかけて、前代未聞の大洪水に見舞われたことが思い出されますが、今度は一転して前例のない干ばつとなっていて、環境の変化の激しさを思います。

2011年のタイの大洪水
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▲ 水没したホンダの工場。 「バンコクを死守せよ: 全土の3分の1が災害地域となったタイで首都に迫る未曾有の大洪水」より。


この干ばつは6月から続いているそうで、現在、タイで最大規模の4つの貯水池の貯水率は下のような状況になっているようです。

タイの代表的な4つのダムの7月8日の貯水率
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NOW26


干上がったダム
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・CCTV


このまま雨が降らない状況が続きますと、農業への影響はもちろんですが、飲料水や都市部でも様々な用途で使われる「水」そのものが、首都バンコクを含めて多くの場所で不足するという予測も説明されています。

干ばつと極端な水不足は7月いっぱい続くと予想されていますので、夏休み的なもの近い時期ですが、タイに旅行などを計画されている方は、水のリアルタイム情報を取得したほうがいいかもしれません。首都バンコクを含めて、タイは水不足だと、少しレジャーには厳しい場所です。

英字メディア CCTV の報道をご紹介します。



Drought Causes Water Shortage in Thailand, Affecting Crop Output
CCTV 2015.07.08


タイで干ばつによる水不足が発生。農業の収穫にも影響


タイの干ばつは、この6月からタイ中部と北部で水不足を引き起こしており、貯水池では水が不足し、農業での作物の収穫に影響を与える可能性が高くなっている。

タイの4つの貯水池のうちの最大の貯水池「パ・サク・チョラシット」の水量は、極端な雨不足の天候により、過去 20年間で最も低いレベルである7パーセントにまで落ちている。貯水池は、水不足により河床が露出している。

「今年の干ばつは非常に深刻です。過去にも干ばつはありましたが、こんなに深刻なものではなかった。今は、もうずっと雨が降っていないのです」と、地元住民は言う。

最も乾燥している地域は、重要な米の生産地として知られる中部タイのノンタブリ県だ。

農家の1人は、「このまま干ばつが続けば、あと 10日もすれば、水田は干上がります。もう、すでにイネのいくつかは枯れています。ここにあるような黄色くなったものは、その後枯れるのです」と述べた。

干上がりつつある水田
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タイ王立灌漑局による統計では、全国の米の栽培面積は 64万ヘクタールであることを示すが、そのうちの5分の1程度が干ばつの影響を受けている。

当局は、気候変動を監視するために、気象部門と緊密に協力している。しかし、7月の降雨量は依然として低いことが予測されており、当局は厳しい天候に対処するためのさらなる対策を検討している。

タイ政府は、人工雨で雨を降らせることを試みる他、乾季に水を節約するために、農家に田植えを延期することを求めている。





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