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2015年07月15日


夏のインドネシア・パプア州に10日間以上「氷」が降り続いている



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▲ 2015年07月14日のインドネシア Regional より。


パプアニューギニアと隣接するインドネシアのパプア州で、「氷の被害」が出ています。

すでに 10日間も雹やあられが長く降り続く気候が続いているということですが、これは、一時的に激しく降るというような一般的な雹とは違い、「まるで雪のように」毎日降り続けているのだそうです。

パプア州は下の位置にあり、雪や氷の被害とは無縁そうな場所ですが、何日間も降り続く氷によって、農作物が壊滅的な被害を受けてしまっているとされています。

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Google Map


報道によれば、この氷は 7月5日から降り始めて、すでに 10日間も降り続けているそうで、農地の多くが被害を受けているため、食料不足が起きる可能性があるとしています。

氷の被害を受けている農地と住民の人たち
papua-ice.jpg
detiknews


今年の夏は、南半球では記録的な寒さとなっている場所が多く、南米やニュージーランドなどで、記録的な寒波が報じられていますが、パプア州も南半球よりですので、関係あるのかもしれません。

熱波に見舞われる場所と、激しい寒波に見舞われる場所の差がますます大きくなっていて、このような「インドネシアで夏の雪」というような、稀な気候も今後さらにいろいろな場所で見られるのかもしれません。

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