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2015年08月06日


ロシア南部でイナゴの大発生により非常事態宣言が発令:広大な農地に壊滅的な被害



イナゴに覆い尽くされたロシアのエセントゥキ
russia-inago-top.jpg
sevkavportal.ru


7月の終わり頃、「今年は虫が少ないなあ」と書いていたような記事がありましたが、この「虫が何となく少なく感じられる」というのは継続中であります。もちろん「何となく」以上のデータがあるわけでもなし、そんなこともないのかもしれないですし。

そんなところに、ロシアで「虫の大発生」のニュースが大きく報じられています。

イナゴ(バッタ)です。

ロシアといっても、相当南部地域で、冒頭の写真の場所は下の位置にあります。
この周辺のかなり広大な範囲で、イナゴが大発生しているようです。

エセントゥキの場所
Yessentuki-map.gif
Google Map


報道では、非常事態が宣言されたとあり、農業などを含めて、大きな被害が出ているようです。

russia-locust-02.gif
donbass.ua


それと、何だかこの地方はおかしななことになっているようで、イナゴと共に、「カゲロウの大発生」も起きているようです。

russia-bug-03.gif
ngzt.ru


イナゴの被害について CNN の記事をご紹介します。



Locust swarms plague southern Russia
CNN 2015.08.05


イナゴの大群がロシア南部を苦しめている


cnn-russia-0805.jpg


何百万匹というイナゴの大群がロシア南部の農地と作物を荒らし回っており、ロシア当局は、非常事態宣言を発令した。現在までに、少なくとも 80万ヘクタールの広大な領域のトウモロコシや田の作物が影響を受けており、全体の 10%は作物が全滅した。

イナゴの大きさは 8センチメートルから、大きなものでは 12センチほどのものもいる。

地元当局者の話によれば、ロシア南部のこの地域でこのようなイナゴの大発生は、少なくとも 30年間はなかったという。

地元でトウモロコシを栽培している農家のピョートルさんは「バッタは、トウモロコシの葉から軸からすべて食べてしまった。もう何もありません」と嘆く。

ロシア国営テレビは、この原因について、ロシア南部で平年に比べて高い気温が続いていることに加えて、最近、洪水が起きたこともバッタの大発生と関係しているのではないかと説明する。

ロシア農業省は非常事態を宣言したが、有効な対策を見いだしていない。イナゴの群れは、食べ物を求めてロシア南部を高速で移動していて、南部の他の地域にも被害が広がっていく可能性があるという。

しかし対策のない今は、このイナゴの大群の被害をただ見ているしかないのが現状だ。

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