テッサロニキで9月12日に撮影された写真

・Apocalipsis I + II
ギリシャのアマチュア写真家のサイトに、壮絶な光景が収められた写真が掲載されていました。
上と下の写真がそれです。

・Apocalipsis I + II
最初は、合成写真か何かとも思いましたが、この写真家の他の作品を見る限り、とても真面目に写真を撮影していまして、やはり、これは現実の光景のようです。
テッサロニキの場所

・Google Map
調べてみますと、この日の前後、ギリシャやイタリアなどに非常に激しい嵐が吹き荒れていたことがわかりまして、その嵐の中で起きたものだったようです。
それにしても、こんなことが起き得るものなのか?・・・と思いながら、ふと、
「同じような光景を見たことがあるなあ」
と思い出していましたら、ベネズエラのマラカイボ湖という湖の河口で、「音の出ない雷」が、たびたび発生していまして、その光景と似ているのです。
マラカイボ湖 - Wikipedia
不思議な雷「マラカイボの灯台」
この湖では音を出さない雷が度々発生しており、現在科学者の手で研究が進められている。
マラカイボ湖の南西部のカタトゥンボ川河口部でいつも雷が光る現象は、大航海時代から存在が知られており、船乗りたちから「マラカイボの灯台と呼ばれ、航海技術が未熟だった時代に航海の安全に寄与した。
この「マラカイボの雷」は下のような光景ですが、こちらもすごいものです。
マラカイボで発生する音のない雷

・nationalgeographic

・factsprofessor.com
これが発生する原因はわかっていませんが、今回のギリシャの「黙示録的」な現象と、かなり似ているように思います。
それにしても、いろんなことが起きますね。