▲ 2015年09月12日の米国ビジネス・インサイダーより。
青い顔のクマに続き、「青い肉」のイノシシが
最近の北米大陸の西海岸方面では、いろいろと「変わったこと」が起きている感じがあります。
8月下旬には、アメリカ西海岸のオレゴン州の広範囲で「紫色の波が打ち寄せる」ということが報じられていました。当時は原因がわからないということになっていることを、
・米国オレゴン州沿岸に押し寄せ続ける「原因のわからない紫色の波」
という記事でご紹介しました。
8月26日のオレゴン州 ネスコウィンの海岸に打ち寄せる紫の波
・Beach Connection.net
その後、オレゴン州のすぐ北に位置するカナダのミッション市という場所で、「顔だけ青いクマ」という、何だか理解しづらい生命が撮影されました。
これは、
・カナダのミッション市で撮影された「青い顔」を持つ黒い熊
という記事でご紹介しました。
9月2日にカナダ・ミッション市で撮影されたクマ
・Black Bear with Blue head near Silvermere Lake is Mission, BC
そして、9月11日。アメリカのカリフォルニア州のモーガン・ヒルという場所で、
青い肉を持つイノシシ
が発見されたことが報じられたのでした。
カリフォルニア州モーガン・ヒルの場所
・Google Map
牧場の人が、牧場周辺をうろついていたイノシシを銃で撃った後、解体しようとすると、その肉は明るいブルーだったのでした。正確には、「脂肪の部分がすべて青で、赤身の部分や血液の色は通常の色だった」とのこと。
そして、このイノシシは直前までは生きていたのですから、つまり「青い肉を持ち生きていた」ということになりそうです。
最近、「青」に関係する奇妙な話題がアメリカで続きますが、青の意味とは何でしょうかね。
今回は冒頭のビジネス・インサイダーの記事を写真と共にご紹介します。
なお、青いとはいえ、イノシシの死体の肉ですので、写真は小さめにしておきます。拡大して見られたい方は写真をクリックすると拡大して表示されます。
A wild pig with bright blue flesh was found in California − and no one knows why
Business Insider 2015.09.12
カリフォルニアで明るいブルーの肉を持った野生のイノシシが発見される。そして、誰もその理由を知らない
カリフォルニア州モーガン・ヒルの牧場の夫婦は、牧場の外で歩き回っている野生のイノシシを見つけた。彼らは、このイノシシを撃つことに決めて、銃で撃った後、肉を取るために家に持ち帰った。
豚を家に運び、血を抜いた後、腹側を切っていくと、そこから通常ではないものが現れたのであった。
そこに見えたものは「青い肉」だったのだ。
イノシシは、脂肪の部分が明るい青色をしていた。
これを見たふたりはショックを受けたが、さらに調べてみると、このイノシシは、全身の脂肪部分が青いことがわかった。
しかし、肉の部分や血液はすべて通常の色だった。
これまで、牧場に現れる野生のイノシシを撃ったことはあるが、このような青色の肉を持ったイノシシは見たことがないと牧場主は言う。
この近くには、古い銅の鉱山、あるいは、廃坑となった水銀の鉱山があり、それがイノシシの脂肪が青色となったことと関係しているのかどうかなどが現在話し合われている。
このイノシシの肉のサンプルは、珍しい着色の原因を明らかにするために、カリフォルニア大学デービス校に送られた。