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2015年10月13日


ルーマニアで10月としては異例の暴風雪により大雪の被害が拡大中



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▲ 2015年10月11日のルーマニア antena3 より。



私は北海道の出身なんですが、今日ニュースを見ていましたら、北海道で、

「初雪がそのまま積雪になる可能性」

という天気予報がなされておりました。


北海道 雨から雪へ 積雪も
ウェザーマップ 2015.10.13

hokkaido-2015-snow.jpg


きょう(13日)は冷たい空気が流れ込み、北海道では次第に雨が雪に変わるでしょう。初雪がいきなり積雪となるおそれがあるため、雪への備えが必要です。

今夜にかけて、北海道の上空には11月から12月並の寒気が流入する予想です。午前中は雨の所が多くても、夕方以降は日本海側を中心に雪へと変わるでしょう。

あす朝までに、上川・留萌地方の多い所では、峠や山間部で20センチ・平地でも5センチの雪が予想されています。湿った雪による電線への着雪、積雪や路面の凍結による交通障害にもお気を付けください。



「いくら何でも 10月の積雪は早いだろ」

とは思いますが、どうも、そのようになる可能性が高いようです。

天気図を見ますと、北海道上空の大気の気温が、マイナス 30度とかになっていますしね。

まあ、小氷期「的」な状態に入ることが、何となく確定しているというような話もあるわけで、早い冬も珍しいことでもないのかもしれません。


[参考記事]精度97%の「2030年までのミニ氷河期突入」予測は、その発表の元となったロシア人女性物理学者の「太陽活動の解析予測の実績」から実現確実な状勢に


いくつかの地域で、そんなような早い冬が訪れつつある中、ヨーロッパの一部では、本当に早い冬が訪れていて、ルーマニアでは、時期的には異例ともいえる「10月の暴風雪」により混乱がもたらされ、鉄道が動けず、停電によって孤立した集落が出ているとのことです。

また、ポーランドでも今週、暴風雪になるとの予測が出ています。

北海道にしてもルーマニアにしても、真冬でしたら、それほど珍しいニュースでもないのかもしれないですが、北海道で 10月に「初雪が積雪」になるとか、ポーランドやルーマニアで 10月に暴風雪とかは、やや珍しいかもしれません。

ルーマニアの現状について、現地の報道をご紹介します。

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COD PORTOCALIU de ninsori si vant puternic si cod galben de viituri in 6 judete. Orasele in care a nins in acest weekend
Stirile Pro TV 2015.10.11


ルーマニアで、6つの郡で暴風雪と、それに伴う洪水に関して、コードイエロー(注意報)とコードオレンジ(警報)が発令された。


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ルーマニア全土で、週明け(10月12日)まで、雪と暴風が続く可能性がある。

スチャヴァ郡では、初雪がそのまま積雪となり、5センチの積雪となった。

交通もこの雪によって混乱しており、交通事故などにより7人が負傷している。スチャヴァ郡では、この吹雪で積雪が 15センチに達する可能性があると見込まれている。

ネアムツ郡では、緑の草原の上に雪が積もった。

観光客たちは、誰も冬服を用意していないので、気温5度という中で、震えていたが、それでも、早い雪により美しい景色が見られたことに観光客たちは満足していると語った。

この異例の冬の天候は、ルーマニア全土で、10月12日まで続くと見られており、山間部での積雪は最大で 15センチに達すると予測されており、また、 80キロメートル以上の暴風が吹き荒れると予想されている。

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