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2015年10月23日


サハラ砂漠で数十年見られたことのない豪雨による洪水が発生。難民キャンプが大きな被害を受け、国連と赤十字が緊急援助要請



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▲ 2015年10月22日の EL MUNDO より。


アフリカ大陸の3分の1ほども占めるサハラ砂漠は、場所にもよるのでしょうが、とにかく雨の降らない大砂漠なわけですが、その一部で「豪雨」により洪水が発生し、アルジェリアのティンドーフという場所にある難民キャンプなどで大きな被害が出ていることが報じられています。

サハラ砂漠
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Road To World Trip



洪水の後のティンドーフ難民キャンプ
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strangesounds.org


この地でこのような雨は、少なくとも 40年以上はなかったそうで、しかも、報道によれば、今後も豪雨が続くと見られているそうです。

難民キャンプの被害は深刻なようで、国連や赤十字が緊急の委員会を結成し、援助要請に動いているとされています。

アフリカでは、少し前にも、

国連発表 : アフリカ南東部マラウイで280万人が過去最悪の飢餓に瀕している

という記事に書きましたが、マラウイ共和国に対しても国連世界食糧計画( WFP )が、緊急の援助を要請していたりと、なかなか厳しい状況が各地かで発生していますが、すべて「気候の異変」によります。

今年のアフリカの天候の異変が、現在進行中のモンスター・エルニーニョと関係あるのかどうかはわからないですが、あるとすれば、今後も続く可能性もあるのかもしれません。

こういうようなことは、「不毛の地が緑の大地になる」という可能性があると同時に、今回のような被害も出てしまうという両方の側面があります。

このサハラ砂漠の洪水について、報道からご紹介します。

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Flood in the Sahara Desert
EL MUNDO 2015.10.22


サハラ砂漠での洪水


サハラ砂漠で発生した、過去40年間で最大の集中豪雨は、アルジェリアのティンドーフにあるサハラ難民キャンプに大規模な洪水を引き起こした。

このような雨が降ったことのないこの地では、16万8000人の人々が暮らす脆弱な家屋に壊滅的な被害が出ている。少なくとも 1200軒の家屋が洪水で破壊された。


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難民たちが暮らすテントも、水によって腐敗し分解してしまうという。ここの人々は避難場所を持っていないので、多くの人たちが困難な状況に陥っている。

多くの世帯が、持っていた数少ない食糧などを含め、持ち物の多くを失ってしまっている。備蓄されていた小麦粉や砂糖なども雨によりすべて駄目になってしまったという。

この地に商店はまったく存在しない。


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「家はチョコレートケーキのように崩れ落ちてしまいました。まだ川が溢れているので、山に避難しています」と、地元のひとりは述べた。

大雨は今後数日続くと見られており、北アフリカの西サハラの領有権を主張し独立を宣言しているサハラ・アラブ民主共和国の援助相は、豪雨が発生した場合に、いち早く食糧と医薬品をもたらすことができるように国際援助を呼びかけている。

赤十字と国連は、最も緊急の援助必要の評価を下しており、国連難民高等弁務官事務所( UNHCR )やユニセフなどで構成される緊急委員会が作られた。







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