2015年11月17日のタイでの報道
・travel.kapook.com
タイ南部にプーケット島というリゾート地があります。
私は、最近はまったくといっていいほど海外へ行っていませんが、かつて、いろいろ出歩いていた時には、タイにはよく行っていて、その中でも、このプーケットは好きな島でした。
プーケットに行くと、何をするでもなく、食べたり飲んだり眠ったりして過ごしていました。
もう 10年は行っていないですが、今回ご紹介するような「予感」は、その頃から十分にありました。
プーケットは、イメージとしては下のような感じがよく示されます、
・・Daily News
まあ・・・これは「ウソ」ではないのですが、場所にもよるとはいえ、プーケットは、人気観光地だけに、どこもかしこも観光客だらけで、そして、10年前くらいから「観光客の傾向」が変化していました。
当時知りあった、地元で通訳をしているお兄さんが、
「もう日本語だけじゃ食べていけないね。これからは、中国語とロシア語やらないとね」
と私に言っていましたが、(まだ中国人の海外旅行がブームになる前の)10年前でさえ、そんな状況だったですので、今は、中国人の数はものすごいはずです。
そして・・・まあ、別に悪気があって書くわけではないですが、私は、彼らの「途方もない場の汚し方」を、わりと目の当たりにしていまして、
「プーケットも長くないかもなあ」
というような気にもなっていたのでした。
さて、思い出はともかく、そのプーケットの「カロンビーチ」といいうビーチで、「海底の広大な一面がゴミだらけになっていた」ことがわかったことが、タイで報じられていました。
・Daily News
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このカロンビーチだけではなく、プーケットは全体として、「ゴミ問題」は、そろそろ限界というか、臨界を迎えているような感じもあるようです。
あるプーケットのビーチ(正確な場所は不明)
・タイラット
現在、当局の作業スタッフたちが、潜水でゴミを取り除いているということですが、しかし、プーケットで最も人混みに溢れているのは、このカロンビーチではなく、「バトンビーチ」というビーチで、そちらを調査したら、どれだけのゴミで海底が埋まっているのか想像もできないです。
何とか耐えているプーケットですが、いつまで耐えられるのかなとも思います。
このことについて報じていた newsclip の記事をご紹介します。
プーケットの海底はごみだらけ 当局が清掃開始
newsclip 2015/11/23
タイ南部の人気リゾート、プーケット島のカロンビーチの海底に、瓶や缶、ビニール袋など大量のごみが散乱していることが明らかになり、地元当局が清掃作業を開始した。
今月17日、ごみだらけの海底を撮影した動画をタイ人ダイバーがインターネットの交流サイトに投稿し、大きな反響を呼んだ。
当局の調査で、ごみは海岸から約200メートル沖の海中に幅約400メートルにわたり散乱していることが判明。23日の回収作業では約200キロのごみが回収された。