タイトルのわりには楽しげな写真の現地メディアの報道
・au.news.yahoo.com
エル・ニーニョの影響なのかどうかわからないですが、日本では暖かい年末が続いていますが、アメリカなどでは北米、南米ともに大荒れの様相を呈していて、南米では、北部で歴史的な干ばつ、南部ではクリスマスイヴにかけて、歴史的な大雨による洪水が発生しました。
12月24日の Independent の報道より
・El Nino blamed for South America floods and drought
北米では、12月24日のクリスマス・イヴに、中東部を中心とした激しい嵐により、各州で数名が亡くなるという事態に陥っています。
そのような中、オーストラリアでは、「 12月の高温記録を更新」というような、こちらはこちらで異常な熱波に見舞われているようです。
現地メディアの報道などによりますと、南オーストラリアのミルデュラという場所では、「最低気温」が 31.9℃で、12月としては過去最高の最低気温を更新。
スペンサー湾岸地域では、12月19日に、「 47.2℃」の過去最高気温を記録しています。
また、冒頭の記事に「風」とありますが、強風と乾燥のために、地域的に、とんでもない砂嵐が吹き荒れたようです。
クイーンズランド州ブーリアの砂嵐 / 12月16日
・Powerful sandstorm engulfs the city of Boulia
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また、オーストラリア南部では高温と乾燥からの山林火災などの発生を警戒し、クリスマス期間中の「屋外での火の使用の禁止」を通達しました。
・9news.com.au
オーストラリアでは、クリスマスに屋外でバーベキューをおこなうことが人気らしいのですが、これが禁止されたということで、実際に見回りもおこなわれ、屋外で固形燃料を使用したり、バーベキューをおこなった場合、5000ドル(約 43万円)という高額の罰金を徴収されるようです。
近年最強ともいわれるエル・ニーニョ現象は、来年春まで続くという予想も多く、オーストラリアにしても、アメリカなどにしても、この極端な気候はまだ続きそうです。