▲ 2015年01月05日の The Mainichi より。
日本なども含めて、世界では暖かい、あるいは異常に暖かい気候のニュースが多いですが、一部の国や地域では、かなり厳しい冬になっているようです。
その中でも、ポーランドでは、先週だけで寒波で 21名が亡くなり、11月以来の寒さによる死者数が 40名を突破したことがポーランド当局から発表されています。
2016年01月05日の報道より
・The Nation
もっとも、ポーランドの冬は寒いのが普通であって、毎年のように寒さでの死者が出ているため、今の時点では異常な事態とまでは言えないです。ただ、冬はこれからが本番ですので、この状態が続くと、厳しい冬ということにはなるのかもしれません。
それでも、ポーランドの人たちは寒さに強そうで、下は、今年 1月3日の、ポーランド・クラクフにそびえ立つヴァヴェル城近くを流れるヴィスワ川沿いで、新年を祝って泳ぐ人たちの様子だそうです。
ちなみに、気温は「氷点下0度」。
2016年の新年を祝って氷点下の中で泳ぐ人たち
・Cold weather, mountain falls have killed more than 40
The Mainichi の記事からご紹介します。
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Over 40 people die in Poland due to cold weather
The Mainichi 2015/01/05
ポーランドで寒さが原因で40人以上が死亡
ポーランド当局はこの冬、40人以上の人々が、氷点下の気温の中、低体温症や山中での滑落などで死亡していると述べた。
ポーランド国家警察の広報担当は、先週の週末に気温がマイナス 18度まで落ちた際、21人が凍死し、これを含めて、11月1日以来、ポーランドでは 39人が凍死していると発表した。
また、この他に、ポーランド・タトラの山中で、6人の観光客が凍結した地でのトレッキング中に滑落などで死亡していると述べた。
これらを含めると、寒さのため、この冬 45人が亡くなっていることになる。
山岳救助担当者たちは、2650メートル以上の高い山へ訪れることなどをやめるように旅行客たちに訴えている。