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2016年01月13日


ニューヨーク州の「大凍結」の光景:アメリカに訪れた大寒波による湖水効果雪



ニューヨーク州バッファローの2016年1月11日の光景
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Buffalo is ‘bull’s eye’ for Tuesday’s lake-effect snow


ふと思えば、「アナと雪の女王」なんて映画が大きな話題となっていたのは、それほど昔ではないなあ・・・と思い出しますが、最近の話題の勃興のすごさと同時に「話題の消滅の早さ」には感じ入る次第です。

その「アナと雪の女王」の原題は Frozen (凍った)というようなものなんですが、1月11日のアメリカで、その表現通りの「凍った世界」が出現しました。


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・Buffalo News


上の光景が出現したバッファローの場所
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・Google Map


これは「湖水効果」という現象による降雪のようで、湖水効果雪 - Wikipedia によりますと、

湖水効果雪とは、冬期に、相対的に暖かい湖水の上に風を伴う冷たい空気が侵入し、暖まった空気が上昇するとともに水蒸気の供給を受けて雪雲が発達して、沿岸部に大雪を降らせる現象のこと。

アメリカの五大湖沿岸(東岸・南岸)で見られることからこの名が付いた。


とのことで、先月くらいまでは異常に暖かかったアメリカ東海岸にも、上のような光景を出現させるような大寒波が訪れているようです。

湖沿いに一晩置いた車は軒並み「凍結状態」となっているようで、下のように、駐車場に何台か氷に包まれてしまった車が見られるようです。


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・Buffalo News


昨年12月までの「暖かい冬のターン」は、北半球各地でそろそろ終わりを迎えつつあるようですが、次はどんな冬となっていくでしょうかね。

アメリカの地元メディアのバッファローニュースからご紹介します。

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Buffalo is ‘bull’s eye’ for Tuesday’s lake-effect snow
Buffalo News 2016/01/11


バッファローは 1月12日にかけて、湖水効果の中心地となる


今週はすべて雪になる予測

激しい湖水効果による雪は、ニューヨーク州エリー郡などに 60センチ以上の降雪をもたらしたが、この大雪は、次はバッファローにやって来ることになりそうだ。

1月10日から 1月12日の間、バッファローには降雪警報が出されているが、特に南部が大雪の直撃を受けると予測されている。

また、強風にも注意が必要で、ニューヨーク州西部では毎時 60キロメートル以上の突風が吹くと見られ、広範囲で大雪と強風に対しての注意が必要となる。

1月12日遅くには、湖水効果により、さらに最大2メートルの積雪に見舞われる地域もあると予測されている。

この雪は 13日も継続し、14日になって、ようやく収まってくると見られている。

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