2016年1月17日のリビアの港町トゥブルクの光景
もう6年前になりますが、2009年にオーストラリアのシドニーなどで「赤い朝」を迎えた日がありました。
2009年09月23日のオーストラリア・シドニー
このことは、
・オーストラリアに出現した「地球最期の日」
2009/09/23
という記事に書いたことがありますが、原因は「砂嵐」、あるいは、ダスト・ストーム(塵の嵐)だったということになっていました。
それにしましても、このオーストラリアの「赤の濃さ」は、後にも先にもあまり見たことのないほどのものでした。
砂嵐などの場合、大気が赤系の色に包まれることは普通にあり、たとえば、下は、最近の中では「最も赤かった」2014年4月の中国での砂嵐の時のものですが、オーストラリアほどではないです。
2014年04月24日の中国甘粛省
・中国の「赤の日」
この時、中国の北西部は「史上最強の砂嵐」に見舞われていたのですが、それでも、2009年のオーストラリアの時ほど赤くは染まってはいなくて、それだけオースラリアの赤い朝がどれだけすごい現象だったかがわかります。
そして、今年 2016年、ついに、その 2009年のオーストラリアの赤を超えるかもしれない「赤い朝」が出現したのでありました。
場所はリビア。
報告は、トゥブルクという港町からでしたが、砂嵐の影響は一般的に広範囲なものですので、「このトゥブルクを含む広範囲の一帯」が赤くなっていたとも考えられるかもしれません。
リビア・トゥブルクの場所
・Google Map
SNS などにいくつか投稿されていますので、ご紹介します。
赤すぎて、何だかよくわからない光景のものもあります。
Sponsored Link
リビア・トゥブルクの1月17日の光景
このトゥブルクを含む一帯は、最近の、
・北緯33度線の「意味」が完結に向かうかもしれないと思わせる2016年 : アメリカに出現した「完全な円を描く虹」が示すかもしれないこと
In Deep 2016/01/17
という記事に出てきます「北緯 33度線」という観点からも興味深い場所(このあたり一帯は 33度線を含む場所です)で、そういう場所が真っ赤に染まったという「示唆」も感じないでもないのですが、そのあたりはややこしい話となりそうですので、今回は、あくまで記録として記しておたきいと思います。