2016年3月9日に「地球の記録」は、新しいサイト「地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー」に移転しました。今後ともよろしくお願いいたします。






2013年09月09日


米国東海岸のイルカの大量死はさらに厳しい状況に



dophin-measles.jpg

Red Orbit より。
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今年8月の In Deep の、

心地よい死の園からの帰還後に気付いたイルカの大量死と人間の大量死をつなぐ曖昧なライン
 2013年08月10日

という記事に、アメリカの東海岸でイルカの大量死が続いていることについて、異常事態を宣言したという報道をご紹介しました。

下のような報道です。


イルカの死亡数の上昇につき、米国は「異常な大量死の事象」と宣言

ロイター 2013.08.08

連邦政府所属の科学者たちは、アメリカの東海岸におけるバンドウイルカの異常に高い死亡数を調査した。海岸に打ち上げられたイルカの死体の数は、通常の7倍の率に上っている。

東海岸のニュージャージー州からバージニア州では、6月からだけでも 120頭以上の死亡したイルカが打ち上げられているのが見つかっていると NOAA は述べる。科学者たちは、この出来事を「通常ではない大量死事象」だと宣言し、原因を調査している。

現在のところ原因は判明していない。



というもので、その際には下のような数のイルカの大量死が報告されていました。

us-dolphin-2013-07.png



その後、アメリカ海洋大気庁( NOAA )が、 9月 2日までの最新のデータを発表しています。

上の報道は8月の上旬までのことを報じたものですが、そこに「6月からだけでも 120頭以上の死んだイルカが打ち上げられている」とありますが、その後、さらに増えています。

ここらの表やグラフはすべて、 NOAA の、

2013 Bottlenose Dolphin Unusual Mortality Event in the Mid-Atlantic
2013年のアメリカ東部沿岸のバンドウイルカの異常大量死

というページからです。

なお、アメリカの州は略称で記されていまして、次のようになります。

NY = ニューヨーク州
NJ = ニュージャージー州
DE = デラウェア州
MD = メリーランド州
VA = ヴァージニア州
NC = ノースカロライナ州


となります。

下の表は今年の 7月 1日から 9月 2日までに打ち上げられたイルカの数です。

dol-2013-09.png


全体で 430頭という総数も大幅な増加を示していますが、何となく「加速度的に増えている」という感がしないでしょうか。最後の週では少し減少していますので、歯止めがかかっているのかもしれないですが、相当なことになっています。

特に増えているのが、ニューヨーク州とニュージャージー州の沿岸です。

aug_stranding_graph.jpg


下のグラフはこの地域での 2007年からのイルカの座礁数の推移です。平年の3倍をはるかに越える座礁数となっています。

annual_strandings_sept_2.jpg



大量死の原因はいまだに確定していませんが、多くのイルカに病変の痕跡が見られるそうで、何らかの病気などではないかという意見が強くなっているようです。

これに関しては NOAA のサイトが更新されましたら、また掲載させていただこうと思います。





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2013年09月06日


米国ニューメキシコ州の牧草地で 100頭以上のエルク(ヘラジカ)が謎の大量死



elk-dead-01.jpg

▲ 牧草地に点々と広がるヘラジカの死体。死因は不明。下に動画もあります。
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アメリカのラスベガスに近いニューメキシコ州の牧草地で、100頭以上のヘラジカが大量死していることがわかりました。

タイトルでは、ヘラジカと書きましたが、アメリカで「エルク」という名称で呼ばれているのは、アメリカアカシカという下のような動物です。

elk.jpg

欧米圏では一般的にエルク( Elk )と呼ばれているようで、 Wikipedia によると、生息地は、東北アジアおよび北アメリカとのことです。

map_cervus_canadensis.jpg

▲ エルクの分布図。


そのヘラジカの大量死の様子を現地のテレビが空中から撮影した動画があり、下はその中の一部を抜粋したものです。




なかなかもの悲しい光景ですが、この報道記事をご紹介しておきます。



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2013年08月30日


米国オクラホマで水道水の中に「ブラッドワーム(血の虫)」が大量に侵入し、町がパニックに



redworm-top.jpg

▲ 浄水器のフィルターに付着した「ブラッドワーム」。 AP より。
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アメリカのオクラホマ州の小さな町で、水道管の中に「ブラッドワーム」と呼ばれているミミズのような小さな赤い線虫が大量に侵入していて、水が飲めない状態になっているそうです。

ブラッドワームは、レッドワームとも呼ばれ、日本語では「赤虫」という語感がもっとも近いものだと思いますが、日本でいう赤虫と同じ種類なのかどうかは記事を読むだけではわかりません。


今回の出来事の舞台となったオクラホマ州コルコードというのは下の場所です。

col-map.jpg


なお、報道はテレビでの映像でのものが基本でしたので、文中に適度に写真を加えておきます。

ここから記事です。



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2013年08月24日


モスクワのハトの集団異常行動は、ついに「ゾンビ鳩の黙示録」と呼ばれるにいたる



peg-top.jpg

kpopstarz より。
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先日、

モスクワで「ハトの大量死」が続いている
 2013年08月15日




というロシアの記事をご紹介しまして、ロシアの首都モスクワのハトたちが奇妙な状態に陥り、同時に大量死が発生しているということについての報道でした。

その時においては、この原因は、「ニューカッスル病」という鳥の感染症の一種であるとされ、「ロシアの声」の記事には下のように記されておりました。


モスクワで鳩が大量死していることについて、ロシア連邦動植物検疫局は、ハトたちが疫病「ニューカッスル病」とサルモネラ症に感染している証拠だとの結論に達した。



とのことだったのですが、その後の数々の報道で、確かにその原因は間違いないのだとしても、モスクワ市内での「鳥たちの異常な行動」の具体的な部分が明らかになってきました。


・道路で動かずにバスの対向車線上に立つハトたち

・首をねじったまま後ろに向かって歩くハトたち

・通行人にぶつかり地面に落ちるハトたち

・方向性なく飛び地面に落ちるハトたち

・人間に対して攻撃的なのに、ヨロヨロとしているハトたち


こういう光景が広がることに対して、そこにつけられた名称が、ハトに対しては、「ゾンビバト」、そしてこの一連の状況については「鳥の黙示録 (Bird Apocalypse)」でした。


そのような終末的な鳥の光景がモスクワのいたるところで見られているそうなのですが、他の地域ではどうなっているのだろうなどと思う次第です。


そして本当にそのニューカッスル病という病気なのだろうかと考えてしまう部分も多少あります。


私自身は、「鳥の行動の異常」については、他の原因として思い当たることもあるのですが、モスクワの地理的な事情に詳しくないですので、今回は言及しません。今後さらに鳥の異常が他の地域に拡大するようなことがあれば、書かせていただくこともあるかもしれません。

今回はその後のモスクワの鳥の状況の報道のひとつをご紹介いたします。




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2013年08月15日


モスクワで「ハトの大量死」が続いている



ru-birds-01.jpg

gazeta より。
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つい先日も、

カナダ・ウィニペグで空から数十羽の死んだ鳥が「雨のように」降ってきた
 2013年08月12日

という記事をご紹介したり、 In Deep でも、世界中で突然のように増加している魚の大量死について記したりしていました。

異常事態 : 2013年 7月 18日から全世界で突如はじまった、かつてない広範囲での魚の大量死
 2013年08月13日

上の記事は、7月18日から8月8日までに、報道ベースだけで下の地域で魚の大量死が起きているということをご紹介したものです。

- 2013年7月18日:中国山東省
- 2013年7月18日:メキシコ・ベラクルス州
- 2013年7月18日:中国南京
- 2013年7月18日:米国ミズーリ州
- 2013年7月18日:米国ミシガン州
- 2013年7月19日:デンマーク・ウォルスモゼ
- 2013年7月19日:米国モンタナ州ー
- 2013年7月19日:インドネシア・トンダノ
- 2013年7月20日:米国オハイオ州
- 2013年7月21日:フランス・リール地方
- 2013年7月22日:米国マサチューセッツ州
- 2013年7月22日:米国オハイオ州
- 2013年7月23日:米国オハイオ州
- 2013年7月24日:イタリア・ヴェネツィア
- 2013年7月24日:英国ノッティンガム
- 2013年7月24日:タイ・ラチャブリー県
- 2013年7月24日:イギリス・リー川
- 2013年7月24日:米国ユタ州
- 2013年7月25日:英国バーミンガム
- 2013年7月26日:韓国・釜山など
- 2013年7月26日:ベルギー・アト市
- 2013年7月26日:ロシア・モスクワ市
- 2013年7月26日:英国グロスターシャー州
- 2013年7月26日:中国・江山
- 2013年7月27日:米国ペンシルベニア州
- 2013年7月27日:スウェーデン・スコーネ県
- 2013年7月27日:ルーマニア・バフルイ川
- 2013年7月28日:アラスカ・ピーターズバーグ
- 2013年7月29日:メキシコ・ベラクルス州
- 2013年7月29日:台湾・基隆河
- 2013年7月29日:英国バーミンガム
- 2013年7月31日:チェコ共和国・ピルゼン市
- 2013年8月2日:アラスカ全土
- 2013年8月6日:フィンランド・イレーン市
- 2013年8月6日:カナダ・ポートコクイトラム市
- 2013年8月6日:カナダ・トロント市
- 2013年8月6日:カナダ・アーカンソー川
- 2013年8月7日:中国・杭州
- 2013年8月8日:パキスタン・カラチ
- 2013年8月8日:英国全土



また、アメリカでは東海岸でのイルカの大量死について、公式に「異常事態宣言」が出されたりもしています。

イルカの大量死と人間の大量死をつなぐ「曖昧なライン」
2013年08月10日


世界中で動物の大量死が報道される中、ロシアの首都モスクワの街中で、「ハトの大量死」が続いているという報道を見かけました。

今のところ、その原因は「ニューカッスル病」という鳥の伝染病である可能性が高いとのことです。

このニューカッスル病というものは、鳥類では最も恐れられている伝染病のひとつだそう。

Wikipedia より。


ニューカッスル病は鳥類のウイルス性感染症で、ニワトリをはじめ多くの家禽や野生鳥類に感染する。日本も含めた多くの国に在来する病気で、伝染性が高く、経済的にも重大な影響を与える。日本ではニワトリ、アヒル、ウズラ、七面鳥に関して家畜伝染病予防法の法定伝染病に指定されている。



ということで、これは、強毒株、中毒株、弱毒株に分けられ、強毒株では死亡率が 90%にも達するのだそう。ニワトリが最も感染率が高いそうなのですが、今回のようにハトでの感染もあるのだろうか・・・と日本の例を調べてみると、下の表がありました。

new-catsle-22.png

長野県公式サイト - ニューカッスル病の予防についてより。


平成 15年に長野県で「ハト 25羽」という発生が記されています。


現在のモスクワでのハトの移動行動(フラフラになり、飛んだり歩いたりできなくなる)や、あるいは大量死は7月の終わりから始まったのだそうです。また、このニューカッスル病というのは人にも感染する可能性があるそうで、モスクワ当局は死んだハトにふれることを禁じています。

モスクワは、ハトの多い街らしく、下の写真のように公園などで人とハトがふれ合う光景が見られていたようですが、その光景もしばらくは消えるのかもしれません。

ru-peg-02.jpg

RG より。


日本語版「ロシアの声」で簡単にこの出来事にふれていましたので、記事から抜粋しておきます。




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2013年08月12日


カナダ・ウィニペグで空から数十羽の死んだ鳥が「雨のように」降ってきた



先日、下のようなタイトルの記事を見かけました。

winipeg-001.jpg


カナダのウィニペグというのは、下の地図の「A」の場所で、アメリカの国境と比較的近い場所にある町です。

ca-win-map01.png


落ちてきた鳥の数は 50羽前後くらいということですが、カナダでは珍しい現象だったようで、カナダの各メディアで報道されていました。


2010年から 2011年くらいの間にも世界中で鳥の落下の出来事はかなり起きていました。

In Deep でも、

米国アーカンソーの鳥と魚の大量死をめぐるブログより
 2011年01月05日

boyds-2.jpg



ムクドリの群れが空から落ち集団で死んでいく光景がイギリスで目撃される
 2010年06月08日

muku-dori.jpg

などをご紹介したことがあります。

このような鳥の大量の落下に関しては、多くは理由がわからないままですが、今回のカナダでの鳥の落下も原因は今のところわかっていません。

しかし、何らかの合理的な理由があるはずだ、とカナダの担当者は述べています。

そのカナダ CBC のニュースをご紹介します。




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2013年07月19日


英国女性の頭部で生まれたハエの幼虫



ロシアの声を見ていたら、下の記事があったんですよ。

ha-02.jpg


なんだ? このタイトルのニュースは


と読んでみました。


ペルーの肉食ハエの幼虫が観光客の頭部を食す
VOR 2013.07.18


ペルーを旅行した英国人女性、ラシェーリ・ハイスさん(27)は頭痛を訴え、病院で検査を受けたところ、頭部には肉食のハエの幼虫が見つかった。幼虫は皮膚を破って内部から頭を食していた。インターナショナル・ビジネス・タイムズが報じた。

ハリスさんは旅行中、頭にハエがとまっていたのには気づいたものの、特に注意を払わなかった。ところが帰国と同時に頭部に激痛を感じ、病院に駆け込んだ。

医師らはハリスさんを詳しく調べたところ、頭部に、肉食虫の Cochliomyia hominivorax の幼虫8匹が見つかった。

幼虫はハリスさんの頭部をかじり、すでに12センチの長さのトンネル状の穴を開けていた。今のところ医師らが駆除に成功したのは8匹のうちわずか2匹。幼虫がハリスさんの脳にまで達した場合、死にいたる危険性があるため、医師らは手を尽くして残りの虫の駆除にあたっている。

この虫は160年前に全滅したと思われていたが、実は生き残っていることが最近になって明らかにされている



というものでした。

恐ろしい感じもしますが、興味もありましたので、調べてみました。

ちなみに、ブラジルなど現地に近いメディアでも、このニュースは数多く報道されていて、このラシェーリ・ハイスさんという英国人女性のお姿なども写っているのですけれど、何とも愛らしい感じの女性で、今回のニュースの語感とは合わない感じです。

下の女性です。

peru-01.jpg

BBC Brasil より。


ニュースの内容としてはどの報道でも大体、上のような感じなのですが、他のメディアでは「頭部」という書き方はしておらず、「耳管」や「三半規管」など、耳の奥で発見されたということですが、場所としては確かに頭部ですので、表現の違いだけのようです。

また、他の報道では、ハエの幼虫はすべて排除されたというようなことが書かれてあるものもありますので、上の女性はとりあえず危機を脱したようです。


ところで、このハエは何なのか?


その手がかりは、上の記事中の「 Cochliomyia hominivorax 」というハエの種類の英語名で、読めないですけれど、調べてみますと、日本語では「ラセンウジバエ」というもののようです。

日本の Wikipedia には項目はなかったですが、英語の Wikipedia に説明がありました。

概要を記します。


Cochliomyia hominivorax


ラセンウジバエ、あるいは、スクリューワームは、その幼虫が温血動物の生体組織を食べる方法で知られている寄生ハエの一種だ。

ハエの幼虫による生きている脊椎動物への寄生は、医学的には「ハエ幼虫症」と呼ばれている。多くの種類のハエの幼虫は死んだ肉を食べる。時折、生きている人間の腐敗した傷に沸くこともあるが、健康な組織を攻撃することは希だ。

しかし、ラセンウジバエは、生きている人間の傷口、そして生まれたばかりの動物のへそを含む温血動物の露出した肉部に 250個から 500個の卵を産む。孵化した幼虫は、宿主の生体に重大な組織の損傷または、死を引き起こす可能性がある。

米国では、公式に不妊虫技術を使用して1982年にラセンウジバエを根絶。1995年にエルサルバドルとホンジュラスでも根絶、1994年にはグアテマラとベリーズで根絶された。

ラセンウジバエの根絶キャンペーンは、米国農務省からの財政支援を受け、メキシコ、ニカラグア、コスタリカ、パナマ、ジャマイカで継続している。



ということで、どうやら南米には今でも根絶されずに残っているハエのようです。

それにしても、いろいろなニュースがあるものです。

そして知らない様々な動物や昆虫がいるものだと思います。



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2013年06月15日


米国オクラホマに出現した未確認生物の正体は?



アメリカのオクラホマ州で撮影された動物の写真が、注目を浴びています。

撮影して公開したのは、オクラホマ州の野生生物保護局という公的な機関です。
下の写真です。

oklahoma-creature.jpg


これが最初にアップされた際には、アメリカに様々に伝わる UMA (未確認生物)の伝説と絡めた話が広まったようです。特に、この写真が最初、「ニュージャージー州から投稿された」という話(これは間違いだった)が伝わった際に、

ジャージーデビルでは?

という書き込みが数多くあったようです。

ジャージーデビルというのは、 Wikipedia にも項目があり、下のようなものです。


ジャージー・デビル

Nj_devil.png


米国ニュージャージー州一帯で古くから報告されているUMA。

体長1 - 1.8mほど、馬、羊または鹿に似た顔で、真っ赤な目を持つ。胴体は黒っぽい毛で覆われており、背中にはコウモリを思わせる翼が生えており、空を飛ぶ。尻には細長い尾がある。路上や建物の屋根に馬のひづめのような足跡を残す。



このジャージーデビルは 1778年に最初の目撃情報があり、それ以来、目撃情報が続いています。

米国にはチュパカブラという怪物の伝説もあったりするのですが、わりと多くの人々がその存在を信じているというあたりが興味深いところです。


なお、今回のこの生物を撮影したオクラホマ州の野生生物保護局によれば、「毛のないリス」という発表をしています。

うーむ・・・毛のないリス。
写真を拡大して見てみますと、リスより迫力のある感じはするのですが、どうなんでしょうかね。

m-creature.jpg


これを報道していた米国の記事をご紹介しておきたいと思います
ここからです。




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2013年06月07日


ロンドンで前例のない「毛虫の大群の襲撃」が発生



今回は「毛虫」の報道なんですが、日本でも 6月 1日に奈良と大阪にまたがる地域で、「原因不明の毛虫の大量発生」についての報道がありました。


毛虫、謎の大発生 薬剤散布も追いつかず 生駒・交野市境
産経新聞 2013.06.01

mai.jpg

奈良県生駒市と大阪府交野市の府県境付近で、ガの一種「マイマイガ」の幼虫とみられる毛虫が大量発生し、市民から両市などに通報が相次いでいる。

過去に20年ほどの周期で大量発生した例はあるが、原因は不明で、生駒市は駆除に追われている。専門家は「成虫になって拡散し、来年さらに広範囲で大量発生する可能性もある」と指摘する。




同じ頃から、ロンドンでも「毛虫の大量発生」に住民たちが悩まされていることを英国の報道で知りました。ハンプトンというところにあるウォーフィールド・ストリート( Warfield Road )というところで発生しているそうで、道路も家の壁も何もかも毛虫に覆われているそうです。

写真もいろいろとあるのですが、見ていて気持ちゲンナリしたので(苦笑)、記事本文には一枚だけはっておきました。

それにしても、今年は本当に「虫の大発生」が多いです。

少し前の記事の、

昆虫アルマゲドンの渦中のアメリカ : 南東部では前代未聞のシロアリの大群に見舞われる
 2013年05月25日

にも書きましたが、虫の大量発生のニュースの際には、欧米では「聖書にあるような」という表現がつかわれることがあり、今回の報道でも紹介するテレグラフの記事では使われていませんが、他のメディアでは「聖書の厄災のような」というタイトルをつけていたものもありました。


上の過去記事で示した聖書と、日本の日月神示の虫のくだりを参考までに再掲しておきます。


旧約聖書 出エジプト記 14章7節

モーセとアロンは、十の災いを示した。
杖でナイルの川の水を打つと川は、血の色に染まり飲めなくなった。
次に蛙の大群が押し寄せ エジプト人の体と家を覆い しらみとアブが大発生して 家畜や人を襲い疫病が蔓延した。
人と獣に膿をもつ腫れ物ができ 空からは雷鳴と供に激しく雹が降り 畑の作物と木々を打ち砕いた。
イナゴの猛威は、全てを食いつくし 最後は、伝染病により ファラオから奴隷、家畜に至るまでその初子は全て死に絶えたのであった。





日月神示 夜明けの巻 第三帖

天の異変気付と申してあろが冬の次が春とは限らんと申してあろが。夏雪降ることもあるのざぞ。人民の邪気が凝りて、天にも地にも、わけの判らん虫わくぞ。




それでは、ここから本記事です。




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2013年05月25日


昆虫アルマゲドンの渦中のアメリカ : 南東部では前代未聞のシロアリの大群に見舞われる



ari-top.jpg

▲ アメリカ南東部の街で街灯のまわりを飛び交う無数のシロアリ。英国デイリーメイル より。
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2013年は世界中のいろいろな場所で、「虫による被害」というものが起きていまして、3月にはエジプトやイスラエルを聖書の「黙示録」のようにバッタの群れが襲ったという出来事がありました。

ガザ地区に打ち上げられた無数のマンタと、エジプトに現れたイナゴの大群に思う「第6の太陽の時代」
 2013年03月02日




聖書には黙示録以外でも、旧約聖書の「出エジプト記」にも以下のようなくだりがあります。



出エジプト記 14章7節

モーセとアロンは、十の災いを示した。
杖でナイルの川の水を打つと川は、血の色に染まり飲めなくなった。
次に蛙の大群が押し寄せ エジプト人の体と家を覆い しらみとアブが大発生して 家畜や人を襲い疫病が蔓延した。
人と獣に膿をもつ腫れ物ができ 空からは雷鳴と供に激しく雹が降り 畑の作物と木々を打ち砕いた。
イナゴの猛威は、全てを食いつくし 最後は、伝染病により ファラオから奴隷、家畜に至るまでその初子は全て死に絶えたのであった。




というわけで、アブやシラミというわけではないですが、米国南東部で大量の「シロアリ」がまるで吹雪のように飛び交っていることが報じられています。

アメリカでの虫のニュースといえば、先日も下のような報道があったばかりです。


semi-17.jpg

「17年蝉」が米東部で一斉に地上へ、数十億匹が大合唱 ロイター 2013.05.07 より。


あと、日月神示、私は詳しくはないのですが、その中に「虫がわく」というような記述があったように思いまして、日月神示 - Wikipediaを見てみましたら、下のような記述があるようです。


日月神示 第12巻 夜明けの巻 第三帖

天の異変気付と申してあろが冬の次が春とは限らんと申してあろが。夏雪降ることもあるのざぞ。人民の邪気が凝りて、天にも地にも、わけの判らん虫わくぞ。



というわけで、米国にとってみれば、「わけのわからん虫」であるタイワンシロアリというシロアリが大挙して発生している報道をご紹介します。



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