2016年3月9日に「地球の記録」は、新しいサイト「地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー」に移転しました。今後ともよろしくお願いいたします。






2010年02月27日


チリで極端に規模の大きな地震

とりあえずタイトルの通りです。
日本時間では、午後3時34分頃で、USGSでは、マグニチュード8.8で深さ35kmという壊滅的な数値が表示されています。

ussgs-2010-02-27.gif

今後修正される可能性はあるにしても、これはすごいものだと思われます。
これを書いているのは地震発生から2時間後くらいなので、現時点での被害の状況はわからないですが、こちらにあるように、1960年のチリ地震では、

> 地震発生から約22時間半後の5月24日未明に最大で6メートルの津波が三陸海岸沿岸を中心に襲来し、142名が死亡した。

という被害を出しています。

今回の震源も前回のチリ地震とほぼ同じあたりですので、同じように津波が来る可能性もありますので、太平洋側の沿岸部の方は何らかの情報に留意なさるのがよろしいかと思われます。

こちらが1960年のチリ地震での津波到達時間。

644px-Tsunami_travel_time_Valdivia_1960.jpg

日本に22時間後に到達しています。


[追記]チリの地震は広範囲での異変へと

上で書いた地震の後、チリでは、このような感じの地震が続いています。

yoshin-02-27.gif

余震だと思うのですが、ただ、この震源の位置のばらつきが気になります。

02-27-2.gif

チリは縦には大変長い国で、つまり広いです。日本とチリの大きさを比べていただくとわかると思うのですが、たとえば、これは関東に照らし合わせると、「関東全域で一斉に地震」というような広さにも感じます。同時多発的に起きているような感じです。

今朝、沖縄でもM7.0の地震がありましたが、最近、大きな規模の地震が立て続けて起きていて、そういうサイクルに入った感じもしないでもないです。

オカルト的にいうと、「大きな天変地異の始まり」ということです。
でも、上のチリの地震はオカルトではなく、すでに起きていますので、津波などの情報には注意したいところです。

タグ:チリで地震

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2010年02月02日


月や太陽フレアと地震についてのこと



先日、知り合いと話していた時に、その人が、

「そういえば、USGSだったかどこだったかアメリカの公的な機関が、太陽フレアが次の地震を引き起こす可能性がどうのこうのっての読んだ気がしますね」

とおっしゃっておりまして、「ええー、USGSがそんなこと言っているんですか」と素直に驚いたのですが、ちょうど、日本の防災科学技術研究所の研究員の人から「月や太陽の引力が多くの地震を引き起こしている可能性が高い」という公式な発表があったばかりでもあって、気になったのでちょっと調べてみました。

太陽フレアとは、太陽の表面の爆発現象で、それ自体は黒点があるときには頻繁に起きることで珍しい現象ではありません。ただ、それが地球の災害等と関係があるということは、少なくとも公式な発表はあまりされてないことです。

stereob_mflare_strip.gif

▲ 1月に観測された Mクラスフレア。中央左のほうで爆発しているのがフレアです。


防災科学技術研究所の月の引力に関しては、科学的な重要度はともかく、多くの人が「まあ、なんか因果関係はありそうだよなあ」というような感じで、そんなに驚くことではないのですが、「わりと公的な機関から公式に発表され、公のニュースで報道された」ということ自体に意味がありそうです。つまり、こういうことを堂々と研究してよくなるわけで、そこに意味がありそうです。

このブログの昨年のこちらの記事で、「Japanese Quake and Tsunami Predicted July 22 2009」という海外の記事を紹介したことがあります。その記事は、「日食や月の引力が地球の地震に関係する」と言いたい記事のようでした。



▲ これがその人の考え。こちらで日本語を付け加えました。


そして、今度は太陽フレアと地震の関係の話が出ているというのです。


太陽フレアは電離層を撹乱し、低周波を誘発するとのこと

昨年末から急速に太陽活動は活発になっていて、ほぼ連日黒点と活動領域が存在して、また、1月にはやや大規模な太陽フレア(Mクラスという上から二番目の規模のフレア)が数日に渡り発生しました。

その太陽フレアの活発化と地震の関係をどこかの機関が言っているとのことで、ちょっと調べてみたのですが、見当たりません。

「うーむ・・・」

と、いろいろとさらに調べてみますと、こういうブログがありました。
Grandiniteというブログの

Huge Solar Flare coincides with another Earthquake in Haiti
巨大な太陽フレアとハイチの次の地震は同時に起きる

という01月20日の記事です。

この記事には、USGSのハイチ地震に関する見解と、NASA の気象サイト、スペースウェザーの太陽フレアに関するニュースが並べて載せられていて、タイトルの「巨大な太陽フレアとハイチの次の地震は同時に起きる」を読んだ後に、2つのニュースを続けて読むと、「何だか太陽フレアが地震を誘発しているようだ」というように読めてしまうのでした。

なので、決してUSGSもNASAも「太陽フレアが地震を誘発する」と言っていたわけではないようなのですが、しかし、スペースウェザーの記事には少し面白い部分があります。

どうも、太陽フレアというのは、電離層を刺激し、また、低周波が地球の広い地域を駆け巡るようなのです。

低周波・・・。

昨年でしたか、このブログで何度か HAARP の話題になったことがありまして、その中で、HAARP が強い低周波を発生する装置であり、その後、低周波の特性とは何かということを考えてみたことがあります。

そうすると、私の考え程度では、巷で言われているような「攻撃対象を狙って地震を起こす」という仕組みが低周波の伝播の特性からは理解できなくて、今でも、私は HAARP が「特定の地域に対して」地震を起こせるとは思いにくいのですが、それはさておき、確かに強い低周波は「場所を特定せずに地震を誘発する可能性」はあると思います。

なので、 NASA が言うように、巨大な太陽フレアが地球の電離層を撹乱し、地球に低周波の嵐を巻き起こすのだとすると、確かに災害に直結する可能性は考えられなくもないかもしれません。

日本語の文献ではこのあたりを冷静に説明してくださるところはまだ見つからないのですが、海外では結構以前から研究だけは進んでいるようです。ただ、結果はあまり聞いたことがないので、わからないことの方が多いのだと思われますが。

たとえば、最近のクレアでの太陽騒動の中で知ったものの中に、 NASA が管理運営している「宇宙物理学関係文献情報検索システム」(The SAO/NASA Astrophysics Data System)というものがあって、宇宙関連や物理学関連でNASAが所有して、公開しているものを無料で見ることができます。

そこで2007年のこんな資料を見つけました。

Whether solar flares can trigger earthquakes?
太陽フレアは地震の引き金となり得るのだろうか

1991年1月から2007年1月まで観測されたマグニチュード4以上のの682回の地震と太陽フレアの関係を研究したもののようです。

なかなか難しくてよくわからない部分が多いですが、「はっきりとした証拠や相関関係は掴めない」としつつも、太陽フレアと50回程度の地震の相関関係らしきものはあるようで、そのあたりの因果関係に関しての認識は、

・太陽フレアで地球の磁気圏が影響を受けること

・太陽フレアで放出された荷電粒子の断層帯への影響の問題


あたりを挙げているようです。

つまり、「太陽から噴出されたナンカが地球の大気と地面に影響して地震になる・・・かもしれない」というような話のようです。

さらに、太陽フレアと地震の発生の普遍性という2006年のアメリカの論文では、太陽フレアと南カリフォルニア地震とを比較した研究だそうで、

2つの現象の基礎となる確率過程が普遍的性質を持つことを示した。地震学における経験則が太陽フレアのサイズと発生時間を見事に特徴付けることが分かった。


とあり、要するに、「太陽フレアと地震は関係あるけど、細かいところはこれから研究するから、もうちょっと待っててくださいね」ということのようです。

まあ・・・そんなわけで、具体的なことは何もわかるわけもなく、何のための記事だかよくわからなくなりましたが(苦笑)、少なくとも、公的機関が、引力や宇宙や太陽と、地球の災害との関係に目を向けて、「堂々と研究できるようになった」こと自体は決して悪いことではないと思います。そして、少ないながらも相関関係を掴めてきているということは、「関係はある」のだと考えます。ただし、単一の理由ではないでしょうが。

地震は複雑な原因と、複雑なトリガーにより発生するのかもしれません。

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2009年10月05日


カリフォルニアの群発地震

こちらの記事で、先日のサモアの地震以来、本震の震源地であるサモア及びトンガ周辺でかなり強い群発地震が続いていることを書きました。
だいぶん収まってはきましたが、基本的にまだ続いています。

そんな中、数日前からもうひとつの群発地震が始まっています。
米国カリフォルニア州です。

240_35_smallglobe.gif

この群発、ひとつひとつの地震の規模は小さいですが、頻度が強烈で、USGSで数えてみても、10月1日から本日10月5日までに、マグニュード2.5以上の地震が60回ほど発生しています。これは大地震の後の余震以外ではあまり見ない頻度かと思われます。

日々の内訳は、

10月1日 16回(M4以上が1回。M5以上が1回)
10月2日 4回
10月3日 40回(M4以上が5回。M5以上が1回)
10月4日 8回


となっています。

こちらが10月に入ってからのカリフォルニアのすべての地震。


アースチェンジ・メディアのメールマガジンでもこのことにふれられていますが、中に、


This subduction zone has the potential to create mega-quakes which could reach 9.0 magnitude and larger. It has a history of such which in 1700 after a 9.0 earthquake…

(この地帯では、西暦1700年の時のようにマグニチュード9.0以上の巨大な地震を起こす可能性がある。)



というような記述があり、このブログ等で過去何度かふれている「北米大陸で懸念されている巨大地震」との関連を考える人も多いようです。

この地震については過去何度か記事にしたこともありますので、ご参照下さい。

» 米国で起きるかもしれない超巨大地震について(2008年10月28日)

» 北米プレートでの地震について(2008年12月10日)

などです。
ここで詳しいことは書かないですが、アメリカからカナダの太平洋側にサンアンドレアス断層のカスケード沈み込み帯という巨大な断層があり、309年前(西暦1700年)に最後の地震を起こしていて、その時の規模は

・地震の規模がM8.7−9.2
・断層の長さは1100km
・平均すべり量は14m

というものすごいものだったことがわかってきています。
そして、この巨大地震が今後50年以内に発生する確率が75%とされています。


どうやら、アースチェンジ・メディアはそのことを心配しているようです。

ただ、少なくとも最近では「群発地震が巨大地震に発展した例は少ない」はずで、今回のカリフォルニアの群発がどういうことになるのかはよくわからないですが、ほとんどの群発地震は「群発地震として消滅していく」ので、まあそうあってほしいですね。

なにしろ、懸念の北米カスケード沈み込み帯での過去の地震の規模はマグニチュード9前後。想定される規模が普通の地震とは違うのです。


また、最近の一連の記事との絡みでというと、地震の基本は「トリガー」(いろいろな種類が考えられるにしても)だとワタシは思っていますが、それが何なのか正確にはわかりません。


ちなみに、もっとも集中して群発地震が起きているのは、USGS の地図では、カリフォルニア中のオランチャという町のあたりのようです。

上に挙げたカスケード沈み込み帯との関係を地図に表しますと、こんな感じとなります。

olancha.jpg


ちなみに、オランチャという町は、よく映画の撮影で使われていて、その理由は多分、「典型的な砂漠の町の感じ」だからというような気がします。

TREMORS-1.jpg

これはこのオランチャで撮影された1990年の映画「トレマーズ」というモンスター映画のスナップですが、オランチャ全域がどうなっているのかはわかりませんが、こういう感じの地域も多いのかもしれません。



毎日起きているマグニチュード6規模の地震

それと、実は9月29日からのこの1週間、世界でほぼ毎日どこかで、マグニチュード6以上の地震が発生しています。
これも珍しいことです。

9月29日 マグニチュード 8.0 サモア
9月30日 マグニチュード 7.6 南スマトラ
10月1日 マグニチュード 6.6 南スマトラ
10月2日 マグニチュード 6.1 トンガ
10月3日 マグニチュード 6.1 台湾
10月4日 マグニチュード 6.6 フィリピン



29日のサモアと30日のスマトラの2つの地震をキッカケに全世界で地震の周期に突入した感はあります。


ただ、個人的には、日本に関しては、8日くらいに接近が予定されている台風18号にも注意かと。

typ-18.jpg

10月4日現在、中心気圧が910ヘクトパスカルという、とんでもない台風で、日本に到達するまでにどの程度の勢力に落ちるのかわからないですが、先日までの台湾やフィリピンの台風被害などをみても、今の台風は過去のものとは違う気もします。
台風情報にご留意下さい。



[追記] 台風は直撃コースのままで、勢力も衰えてないです。

typho-18.jpg

直近のアジア諸国での台風被害について映像等リンクしておきます。今年の台風は例年とはひと味違います。

インド(10月5日)
フィリピン・マニラ(9月26日)
台湾南部(8月9日)



[追記 2]

ナショナルジオグラフィックニュースに「サモアとスマトラの地震の関連性は?」という記事があり、全体のトーンはともかく、こういう部分があり、なんとなく注目したりいたしました。

2004年のインドネシアの地震の振動によって、カリフォルニアのサンアンドレアス断層に液体が流入し、この断層を震源とする小規模な地震が発生する頻度が高まったことを、同研究チームは発見した。このような液体の流入によって断層が液状化し、断層の両側の地盤が互いに滑る可能性が高くなるのである。


今回の、サモア→インドネシア→カリフォルニアの群発 という流れも今までにあったことなのかもしれないです。面白い話だとは思いますが、しかし、結論はいつ出るのか、あるいはもう出ないのか。



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2009年09月30日


サモア地震の後に続く深さ10km地震

Update - サモア地震の際の現地の様子が YouTube にアップされていましたので下にリンクしておきます。




サモアでマグニチュード8の大きな地震がありました。被害等はまだまったくわからないですが、場所的には津波の被害があるとは思われます。

興味深いのは、その後の「余震のようなもの」です。

サモアの本震の後の6時間程度で起きている余震(のようなもの)で、M2.5を越えているものは24回程度起きているのですが、USGSでは見事にすべて「深さ 10km 地震」となっています。下にそれらをすべて記しておきました。これは深度10km地震ウォッチャーとしてはすごいとしか言いようがなく、圧巻であります。

サモアの地震の後の余震(のようなもの)全データ

地震発生後6時間ほどの時点では、すべて深さ10kmとなっています。

M 5.1 2009/09/30 01:39:50 -15.483 -173.383 深さ10.0 km トンガ
M 4.9 2009/09/30 01:30:40 -15.526 -172.581 深さ10.0 km サモア諸島
M 4.9 2009/09/30 01:16:18 -15.577 -172.043 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.1 2009/09/30 01:09:30 -14.972 -173.612 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.2 2009/09/30 01:05:35 -14.914 -173.245 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.1 2009/09/30 00:40:52 -15.460 -172.931 深さ10.0 km サモア諸島
M 4.8 2009/09/30 00:27:53 -15.029 -173.137 深さ10.0 km トンガ
M 4.9 2009/09/30 00:22:38 -15.380 -173.481 深さ10.0 km トンガ
M 5.0 2009/09/30 00:11:38 -15.992 -172.243 深さ10.0 km サモア諸島
M 4.9 2009/09/29 23:51:43 -15.134 -171.944 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.9 2009/09/29 23:45:03 -15.840 -172.531 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.4 2009/09/29 23:32:57 -15.539 -173.322 深さ10.0 km トンガ
M 5.5 2009/09/29 23:11:52 -15.565 -173.365 深さ10.0 km トンガ
M 4.9 2009/09/29 22:41:46 -15.200 -172.899 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.1 2009/09/29 22:08:30 -15.345 -173.387 深さ10.0 km トンガ
M 4.9 2009/09/29 21:51:01 -16.174 -172.533 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.0 2009/09/29 21:28:57 -17.205 -173.002 深さ10.0 km トンガ
M 5.2 2009/09/29 18:57:59 -16.067 -173.125 深さ10.0 km トンガ
M 5.0 2009/09/29 18:46:02 -14.953 -173.329 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.4 2009/09/29 18:40:11 -15.347 -173.296 深さ10.0 km トンガ
M 5.1 2009/09/29 18:34:30 -14.871 -172.493 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.0 2009/09/29 18:29:26 -15.948 -173.231 深さ10.0 km トンガ
M 5.8 2009/09/29 18:21:43 -16.197 -173.069 深さ10.0 km トンガ
M 5.6 2009/09/29 18:08:22 -15.467 -172.092 深さ10.0 km サモア諸島



ところで、「余震(のようなもの)」と余震と断定しない書き方をしていますが、「余震ってこんなに範囲が大きかったっけ」と地図を見て思ってしまったのです。

これが「余震のようなもの」の分布図で、本震は右の方のもっとも大きな青い四角のものです。

samoa-1.jpg

パッと見る分には余震っぽくはあるのですが、これをたとえば同じ縮尺程度だと思われる日本と比べてみるとちょっとその範囲が広すぎるようにも感じます。

samoa-2.jpg

これだと、東京湾で本震が起きた後に、余震が群馬や埼玉や名古屋あたりでも起きているというような感じにも見えます。


なんとなくサモアの地域全体が群発地震めいているということなのかもしれないですが、まあ何ともわかりません。様子を見るしかないようです。

なお、ちょうど昨日、久しぶりに「最近の深さ 10km の地震」マップを作っていたところで、理由は「また深さ 10km の地震が増えてきたから」です。
こちらが9月22日から9月29日までの1週間のもの。

10-09-29.jpg

右の方の赤いあたりのケルマデク島というところの10km地震は3日ほど前ですが、今回のサモアと近い場所です。

あと、ちょうど、9月21日から2ヶ月ぶりくらいに黒点が太陽に現れたことも、10kmの地震のデータ収集と関係があります。

こんなに長期間、黒点が出ない時期が続くというのは100年くらいなかったそうですので、またしばらく体験できないかもしれないですし、黒点の状況と地震の発生の関係を見ておきたいというのもありました。

sunspot-0930.gif

結局は、「黒点が出ている時に大地震が起きた」ということになり、「黒点が出ている間は太陽活動が強いせいで宇宙線の地球への影響が弱まることにより地震は少なくなるかも」というワタシの推測とはまったく反対の状況になっています。


ついでに、最近話題にしていたので、HAARPの直近のグラフなど。

HAARP-0928.jpg

9月27日と9月28日にちょっと反応しています。
ただ、アラスカからでは、日本と同じくらいの距離があります。



サモアはちょうどアラスカの基地から5000kmの円の外周あたりですかね。
まあ、しかし関係はわからないです。



[追記]低周波の伝わりかたについて

先日、HAARPの関連の記事で、低周波について書いたのですが、こちらに興味深いQ&Aがありました。

音としての低周波と、電磁波としての低周波の違いを教えて下さい」という質問なのですが、答えの中に、

 > 音は真空中では伝わりませんが電磁波は真空中でも伝わります。

 > 海中では電磁波は伝わりませんが、音は伝わります。潜水艦の探知は音です。


とありました。

海中では低周波の電磁波は伝わらないということのようです。
となると、(HAARP と地震が関係あると考えた場合の)海中で起きる地震(たとえば今回のサモアの地震のようなもの)への解釈もまた変わるような感じです。
空中からでの放射では海で遮断されてしまうので、ずっと地中を通らせていく必要がある・・・ということなんですかね。


ついでに、「低周波の速度」について調べてみようと思ったのですが、こんなページに突き当たって挫折。

例えば、比誘電率が 2.3 である、ポリエチレン絶縁同軸ケーブルの場合は、

Vp = 2.99792458e8 / sqrt(2.3) = 1.97677293e8 (m/s)

で、真空中の光速の 66 % になります。


・・・・・。

計算式の意味自体わからない・・・  orz

この件は本当に難しいですね。
中学生の勉強あたりからやり直さないとダメっぽいです。



[追記] サモア地震の際の現地の様子のようです。





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2009年09月20日


台風や日食と地震の関係など



昨日、各種データに異常なし、と書いたばかりで恐縮ですが、今日になって、行徳・三宅島が最大2000という大変高いレベルを記録しています。三宅島データは2週間くらい前からレベルが少しずつ上がっていたのですが、次第にまた大きくなっています。

もっとも、三宅島は8月の20日前後にもずっと異常なデータを出し続けていて、「これはナンカある」と思って、結局何もなかったというような経緯もありますので、今回も何もないと考えた方が精神的にはいいのだと思いますが、この「三宅島などを含むエリア」というものについては気になる部分もあります。

すべて、因果関係はわかっていないものばかりですが、台風と日食の影響についてです。
断定されている事実や因果関係はここにはひとつもありませんので、内容に関しては、各自でご判断くださると幸いです。


8月11日の静岡での地震と台風の関係

今日(9月20日)、台風14号はこんな感じで太平洋を抜けていっています。

typha.jpg

少し前に台風の西端がちょうど三宅島のあたりを通っていったと思われるのですが、8月11日の静岡の駿河湾の地震と台風の関係はちょうどこんな感じでした。

taifu.jpg

この時には、台風の西端あたりにある駿河湾が震源となっています。

台風と地震の関係はいろいろと言われていますが、上のように台風の通る近くが震源になった例もあれば、また、先日のAFPの記事「台風がスロー地震誘発か、大地震抑制の可能性」のように、台風が地震の発生を防いでくれているというような説もあって、何もわかっていないのですが、直近の大きな地震と台風の関係が上8月11日の例にもあったので、まあ、今回も注目しておこうという感じです。

もうひとつはこちらはもう少し重大な感じがしますが、「日食と地震」の関係です。

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タグ:地震 日食 台風

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2009年09月19日


安政東海地震の前兆現象



ネットを見ていると、相変わらず「首都圏の大地震が近い」というようなものが多くて、そういうのを見ていると何となく落ち込むし、想念が現実を引き起こすというような概念も世にはありますので、最近はそのテのブログなどは見ないようにしています。

それにしても、行徳などのグラフや宏観などにしても、基本的に穏やかで行徳の静岡・清水はここ1週間不思議なグラフを描いていますが)、これで直近で関東に大きな地震が来たなら、今までの地震の予測は無意味だったということになり、それはそれで「地震予測はしない方がいい」と、またひとつやめていいことが増えて嬉しいですが、考えれば、「地震の発生トリガーが不明」の現況では、それも仕方ないかなあと思います(地震のトリガーにはいろいろと説はあっても、それぞれが仮説という意味です)。

最近、日本大学文理学部の「静岡県地震対策課」がまとめた「安政東海地震の前兆現象」というファイルの存在を知りました。安政東海地震というのは、今でいう東海地震の震源域で1854年に起きたマグニチュード8.4の大地震で、当時の日本の文献から前兆現象と思われるものを拾い出した資料です。

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2009年09月12日


HAARP の話題2(検証してみました)



先日、HAARPに関しての記事を書いて、コメント等でいろいろなことを教えていただき、HAARPの原理や、あるいは地震の発生原理そのものまで思いを馳せることができたことにとても感謝しています。ありがとうございます。

その後、「検証」という、一番大事な作業をしていないことに気づきました。作動の原理は知っていても、現時点で HAARP と地震がどの程度関係しているのかを調べないと、どの程度のものなのかわからないです。

そんなわけで、大まかですが、検証してみました。
こんな感じについてです。

・期間は2009年の今日まで

・対象は全世界の地震からM6以上の地震をカウント

HAARPの監視グラフに反応が強く出た時から72時間以内の地震発生状況


などについてです。
強い反応は、プラス・マイナス共に「500 nT」を越えるものとしました。(nTって何の単位なのか知らないのですが)

haarp-2.jpg

ちなみに、今年は昨日まで、マグニチュード6以上の地震は90回起きています。
今日までの日数の約250日間というあたりから考えると、2日から3日に1度はM6以上の地震が起きているということを念頭に置いてもいいかと思います。


今年、HAARPが大きく反応したのは、8回。
下のがそのすべてです。

8月30日に大きな反応

(2日後)09/09/02 07:55:01 7.77S 107.32E 49.5 7.0M A インドネシアのジャワ
(2日後)09/09/02 18:00:10 29.23S 178.83W 261.3 6.2M A ニュージーランドのケルマデク諸島


7月22日に大きな反応

(3日後)09/07/25 01:42:24 6.48S 154.93E 35.0 6.0M A パプア・ニューギニア東部ブーゲンビル


6月29日に大きな反応

(3日後)09/07/01 09:30:09 34.24N 25.48E 10.2 6.4M A ギリシアのクレタ


5月29日に大きな反応

(3日後)09/06/02 02:17:07 17.72S 167.88E 37.4 6.3M A バヌアツ


5月15日に大きな反応

(1日後)09/05/16 00:53:46 31.52S 178.89W 10.0 6.4M A ケルマデク諸島


5月11日に大きな反応

72時間以内に該当する地震はなし


4月30日に大きな反応

72時間以内に該当する地震はなし


2月14日に大きな反応

(1日後)09/02/15 10:04:51 5.84S 80.88W 35.6 6.2M A ペルー北部



というわけで、どうやら、データだけから見ましたら、むしろ HAARP 作動後は地震が少ないと言えそうです。

マグニチュード6以上の地震は世界で90回起きているのですが、上のはそのうちの7回。

「72時間以内」という条件をつけているので、この250日間の間での90回の地震の発生可能日数は「270日」ということになり、72時間以内という条件では、ほぼ毎日かそれ以上のカウントがされることになると思います。

つまり、この条件で、「 HAARP が地震発生と関係ある」と考えるためには、HAARP の反応後72時間以内に少なくとも「2回以上の地震」が起きることが必要となるような気がしますが、その頻度では起きていません。

従って、あくまで数字上の話ですが、データだけでは、 HAARP と直近の地震発生の関係は少ないかと思われます。また、「 HAARP 発動後24時間以内の地震の発生が通常より少ない」ということになっています。90回起きているM6以上の地震で HAARP 作動の翌日までに起きた地震は2回。計算上で3回以上あれば「多い」ということになりそうなので、「HAARP 作動日から翌日には大きな地震は少ない」と判断できます。

もちろん、だからといって、 HAARP が地震と関係ないという結論ではないです。
「72時間以内」という制約にも根拠はないですし、発動後、半年か5年とかのスパンで見ればまた変わるかもしれないですので、まあ、これはひとつの参考データです。

ただ、「 HAARP グラフに反応が出たからといって、すぐに大きな地震が起きるわけではない」ということは言えそうです。「いつかはどこかに」来るかも知れません。



ちなみに、マグニチュード7以上の地震は10回でした。その内訳は、

09/01/03 19:43:54 0.51S 132.78E 35.0 7.6M A インドネシアのイリアン・ジャヤ
09/01/03 22:33:42 0.69S 133.28E 35.0 7.3M A インドネシアのイリアン・ジャヤ
09/01/15 17:49:39 46.86N 155.17E 36.0 7.4M A 千島列島の東
09/02/11 17:34:50 3.90N 126.40E 20.0 7.2M A インドネシアのスラウェシ北部
09/03/19 18:17:40 23.05S 174.67W 34.0 7.6M A トンガ
09/05/28 08:24:45 16.73N 86.21W 10.0 7.3M A ホンジュラス沖
09/07/15 09:22:29 45.75S 166.58E 12.0 7.6M ニュージーランド南部西沖
09/08/09 10:55:56 33.14N 138.04E 303.1 7.1M A 日本の中部南沖
09/08/10 19:55:39 14.01N 92.92E 33.1 7.6M インドのアンダマン諸島
09/09/02 07:55:01 7.77S 107.32E 49.5 7.0M A インドネシアのジャワ


となっています。

HAARP の反応があった後、72時間以内に起きた地震は9月2日のインドネシアの地震のみです。世で言われているような人工地震があるとすると、 HAARP 以外でのものかもしれません。


それにしても、インドネシアがすごいですね。
火山国ですしね。

インドネシアの火山はこんなにあります。

indonesia.jpg


最近、世界の火山活動があまり話題にならないですが、Earth File などでも、着々と世界の火山活動が進行している様子が見てとれます。

まあ、人の考え方は様々ですが、私自身は「コントロールできる人工地震より、コントロールできない自然現象のほうがずっとこわい」と思っています。



[追記]行徳の静岡・清水に昨日から少し気になる波形がでています。

HORZ-2009-09-11.gif

▲ 9月11日


この静岡・清水は、特に垂直方向でも8月11日に静岡駿河湾の地震の前にも大変よく反応していました。


VERT-2009-08-10.gif

▲ 8月10日(駿河湾の地震の前日)


波形が違いますし、反応も8月10日より低いですが、ふだんはあまりない形ですので、一応気にしてもいいかと思われます。

以前、こちらの記事で書いた「空白域」は次第に埋められてきているのですが、相模湾がまだ埋められていません。下の図で「3」の部分です。



この相模湾は1923年の関東大震災と同じ震源域です。



タグ:HAARP

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2009年08月31日


たまには HAARP の話題なんかを

[追記](2009.09.05)こちらに「1994年秋プロジェクト:電離層を変化させる軍事計画」という1995年の文章の翻訳があり、HAARPの成立理由などが書かれています。参考になるのですが、ただ、あまりにもレイアウトが読みにくく(わざと?)、文字だけ抜粋してこちらに転載しました。地震というより、HAARPは自然環境に極めて悪いということがよくわかりました。




どうも、少し間隔が開いてしまいました。

最近は「海やすべての水の汚染」のことを調べたりしています。

このことは結構深刻な状態で、コメントでも貴重な資料やご意見をいただいて、「世界中の水のある現場で何が起きているのか」ということについて書きたいのですが、サラッと書ける単純なものでもなく、またこれは大げさでもなく人類の存続に関わってくることのような気がします。

まとまったら少しずつアップしたいと思います。


今回はもっと違う軽い話題です。ちょっとおもしろいものを見つけましたので、この機に観察してみたいなあと思いましたので記事にしてみました。

何かというと、HAARPです。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、私は HAARP が地震を起こせるということに対して大変懐疑的でした。

HAARP 自体を軍事兵器として否定しているわけではなく、高周波にしても低周波にしても、それらの強いのをターゲット地域に放射できれば、地震を起こせなくとも多くの人の体調を悪くさせたり、直接殺したりできるのでは・・・というような考えもあります。あるいは(地震によって)地域に混乱を起こしたいなら、他の方法で、もっと簡単で効率的な社会混乱の方法を考えるような気もいたします。「人工的に地震を起こす」という利点が今ひつわからないということがワタシの懐疑に繋がっているのかもしれません。


まあしかし、最近、「宇宙線と地震の関係」のことを考えているうちに(宇宙線と地震や火山の噴火の関係などをご参照下さい)、もし・・・本当に「もし」ですが、仮に、 HAARP に携わっているような研究者たちが、刺激する光線なり物質(ニュートリノみたいなのを含めて)みたいなものを段階的な把握しているのなら、(すでに地質的にいつ地震が起きても不思議ではないところを探すことが前提だとは思いますが)、「まあ・・・実験としては地震を起こすこともたまには成功することもあるのかもしれないなあ」と思ったりすることもあります。



▲ 「宇宙線と地震や火山の噴火の関係」で引用させていただいた動画。東京工業大学・大学院の丸山茂徳教授が宇宙線と地震の関係について語っています。教授は地震を起こすトリガーは「ケミカルなもの」として、それをニュートリノなどを含めた宇宙線としています。なので、化学的に宇宙線と同じ反応を起こせる力が HAARP にあるのなら、地震を発生させることも可能なのかもしれません。



さて、そんなワタシが観察してみてもいいチャンスが到来。

HAARP のメーターに、まれに見る大きな反応が出ています。
8月30日の標準時16:00あたりに大きな変化。ワタシはこのグラフの見方はわかりませんし、意味もわかりません。ただ、いつもより激しい反応が出ているということは見てとれます。

plotstations-cgi.jpg

標準時16:00は日本だと、8月31日の深夜1時です。
その頃に HAARP 放射!(放射でいいのかな?)
今のところ、その後から現在(31日午前11時)までは、特に大きかったり不自然な地震は起きていません。

これから世界のどこかで大きな地震は起きるのでしょうか。

さて、それとは関係なく、太陽に黒点がまったく現れない状態がまた続いていて、さらに太陽活動が弱くなっています。また、関東には台風が近づいていますが、台風がスロー地震誘発か、大地震抑制の可能性なんてニュースもあり、一体どちらへ転ぶのかよくわからないです。


そういえぱ、政権が変わったようですが、どの党の人たちも、暮らしなどに対しては耳に響きのいいことをおっしゃっておりましたが、食糧危機、自然の危機、海の危機なんかは誰も言及していなかったですね。農業の危機の問題もあります。まあ、そんなことは期待するだけ無駄なのですかね。ワタシたちは政府の上じゃなくて、地球の上に生きているですけれどね・・・。

環境問題が投資とビジネス絡みの話でしか出てこないのはさびしいことです。



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2009年08月19日


東京の地震に備えて(一般論)

物騒なタイトルですが、別に東京で近いうちに地震が起きるとか何とかの話ではなく、そういう話もチラホラ出ている時だからこそ、心と体と物の準備をしておきましょうという話です。怖がっても意味がないので(恐怖はむしろ冷静な行動を阻害します)、適度に準備してあとは地震のことは忘れて楽しく過ごすのがいいと思います。


最近思うのですが、今我々の周辺にあるあらゆる地震予知というのは、なかかな当たりにくいのですね。当たらないと言っているわけではなく、日時や場所などに関して正確には当たりにくいという現実はあるように思います。

しかし、そんな中でもご存じのように国内の地震は活発になってきていますし、世界の地震もここ10日ほどで大変増えました。

太陽活動が弱い現状では私感としては、まだまだ地震も火山活動も活発化していくと思います(太陽活動と地震の関係については、以前の記事「宇宙線と地震や火山の噴火の関係」などをご覧下さい)。あるいは、こちらはオカルト的な私感ですが、この先は来年も再来年も自然災害の規模は大きくなって行くと思います。

要するに「地球自体が今、大きな変動期にある」ということなのでしょうが、まあしかし、日々の生活の問題等もあり、地震ウェルカムと言っている場合でもないですし、予知ではなく、予期して準備する。

そしてあとはボーッと日々過ごしていればいいのではないでしょうか。

tokyo-bay-quake-forecast.jpg

Fire Earthにある予想震源域のマップ。(写真クリックでページへ)



東京都防災会議の人たちの前提


先日リンクした東京湾での地震の予測では、東京湾の北部が震源となっていましたが、東京都が2006年にまとめた「首都直下地震による東京の被害想定」(最終報告)の公表についてという報告書でも、東京湾は東京多摩と共に予測される震源域として挙げられています。

震源 東京湾北部
規模 M6.9及びM7.3
深さ 約30〜50キロメートル


となっています。

Fire Earthでの想定マグニチュードは「M7.8からそれ以上」となっていますが、まあ、東京湾の北部にそのうち大きいのが来るんじゃないの? ということは多くの人が想定しているようです。

ただ、東京都のまとめた報告書(東京都防災会議専門委員作成)では、地震が起きる根拠がちょっと曖昧な気はします。つまり、年数の周期的なことを言っているようなのですが、これだけ見ると、「結局いつ来るかなんてわからないじゃん」という感じはします。

見にくいですが、この図です。

kanto-jishin.gif

kanto-m.png


この400年くらいの間に関東で起きた地震をグラフにしていますが、そのグラフと共に「首都直下地震の切迫性」というタイトルがつけられています。


この400年間に、関東でM8を越えた地震に関しては、

1703年 元禄関東地震
1923年 関東大震災


の2つですが、これだけを示されても、その下に「首都地域では2〜3百年間隔でM8クラスが発生する。(なので)今後100年以内に関東でM8以上の地震が発生する可能性はほとんどない」と書いてあるのですが、そんな根拠でいいのかよ! と(笑)。

データ件数の少なさもありますが、M7の地震を見ると、この「周期説」がどうもアテにならないということがわかる気がするのです。

M7を越えた地震は、

1620年代に1回
1640年代の2回
1782年 天明小田原地震
1855年 安政江戸地震
1894年 東京地震
1890年代後半に1回
1923年の前後に4回

となっていて、つまり、「地震が起きる時は集中的に起きて」、次の地震までの間隔は、140年のこともあるし、数年のこともあるし、比較的バラバラとなっています。

これでは年数周期からの予測は難しいよう見えるのですが・・・。

ワタシも今まで周期を考えていたりもして、たとえば東海地震とか、あるいはカリフォルニアの地震の発生を考えていましたが、ちょっと怪しい感じもしますね。現段階では「予測できない」と考えた方がいいのだと思います。



東京都の被害想定


東京都では被害想定も出していますが、最大震度を震度6強としているようです。
東京湾に関しての「人的被害(風速6メートル/秒)」を抜粋要約しますと、


------------------------------------------------------------------
1)冬の夕方18時の場合

M6.9の場合
死亡 約2,800人。約51%は火災が原因で死亡。
負傷 約75,000人
負傷の原因 建物倒壊によるものが約32,000人(約43%)、屋内収容物によるものが約24,000人(約32%)。

M7.3の場合
死亡 約5,600人
負傷 約159,000人


2)冬の朝5時の場合

M6.9の場合

死亡 約1,700人が死亡。約77%は建物倒壊が原因で死亡。
負傷 約87,000人
負傷の原因 建物倒壊によるものが約58,000人(約66%)、屋内収容物によるものが約26,000人(約30%)。

M7.3の場合
死亡 約4,500人
負傷 約163,000人
------------------------------------------------------------------


とのことです。
夕方の方が被害が大きいようですね。

さて、この数字の死者数、負傷者数はどうでもいいです。
起きてみないとわかりません。

それより見ていただきたいのは、「約51%は火災が原因で死亡」と、負傷の原因の「屋内収容物によるものが約24,000人(約32%)」という部分です。

火事に関しては、東京湾で地震が起きると、津波も多少あるのかもしれないですが、「火事は津波で消えるのでは」という件に関しては、どうも消えないようです。津波で水浸し、それでも火災はおきるに、奥尻島の地震で津波が来ても火災はおさまらなかったことが挙げられています。

okushiri.jpg

▲ 200名以上の方が亡くなった、1993年の北海道南西沖地震。
津波が引いた後も火災は収まらなかったのだそうです。



また、「湾での津波」というのは通常と多少異なるものとなる可能性が、津波についてというレポートに載っています。もちろん、東京湾がどういう構造なのかわからないので、通常より津波が高くなるのか低くなるのかは想像もできないですが。

まあ、ともかく、

・火災(周囲に迫っていないか)
・屋内収容物(落下、転倒)
・津波

ここに注意ですね。

(ただし、東京湾での地震なら津波はすぐに沿岸に到達します。北海道南西沖地震の奥尻島での例を参考にして下さい。第一波は2、3分で到達したようです)



家庭内で注意すること


先日、奥様の実家に何日か行っていたのですが、「家族で就寝する部屋の壁の四方が背の高い家具で囲まれている」という事実にちょっと引いたものでした。「こりゃあ、大きな地震がきたら一家揃って下敷きだなあ」と思ったものです。

寝ている時は逃げ切れない可能性が大きいですしね。

もちろん、高い家具を完全に排除することはできないでしょうから、「倒れる向き」などを考慮して、置き位置などを工夫するといいかと思います。

先日の静岡の地震では、子どもさんが落ちてきたテレビで怪我をしていますが、もっと小さな赤ちゃんなどの場合は、テレビの落下だけでも大変なことになる可能性があります。つまり、小さな赤ちゃんなどがいる場合は、「物が倒れたり落ちてくる場所には赤ちゃんを絶対に寝かさない、放置しない」というのは大事かと思います。

また、地震が発生した時には、あなたは死んでもいいですから(おいおい)、赤ちゃんは助けるようにしましょう。助ける優先順位を「自分を下位に置く」と、周囲がたくさん助かって、後々気分もいいと思います(生き残っていれば)。死んでも、助かった人が感謝してくれると思います。


なお、本当に大きな地震が発生した場合、都市部では屋外での治安が一時的に極端に悪くなることが阪神大震災などでもあったと言われています。火事が迫っていたり、家が倒壊していない限りは家や部屋に留まるのが賢明なような気もします。水や食糧の備蓄はそのためのものです。

東京都での報告では、

東京湾北部地震M6.9の場合の復旧日数は、電力は6日、通信は14日、ガスは22日、上水道は21日、下水道は21日

となっています。
やはり、上下水道がキツいですね。
水の確保は大事なようです。

なんか長くなりましたが、そういうことなどをある程度工夫して、「家の中が一番安全」というようなことにしておけば、わりと気楽に暮らせるのではないでしょうか。

あとは運の問題のように感じます。







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2009年08月14日


プレート上の王国

当ブログのコメント欄によく情報等を書いてくださる Over60 さんからこちらの記事のコメントで教えていだいたのですが、自然災害のニュースサイトに関してすごいサイトがありましたので、どうしてもご紹介したいので書いておきます。英語サイトですが、英語が苦手でも図や写真が豊富なので、見ているだけでも面白いです。


Fire Earth
http://feww.wordpress.com/


情報量が膨大で、ザーッと見ただけなのですが、起きている災害等に関しての情報の早さもスゴイのですが、なぜか、地震の長期予測まで載っていて、それも大変に興味深いものです。

ただ、「地震の予測」というものに関してはいろいろな意見や考えがありますので、今はワタシはそれを主軸に紹介するつもりはありませんので、興味のある方は各自でお読み下さるのもいいかと思います。

» カリフォルニアの地震予測
» アラスカの地震予測
» 東京湾での地震の予測


さて、今回はこの予測のことではなく、東海での地震のついての記事で面白い記事や図をいくつか見つけたので、それを紹介しておきます。このサイト、海外のサイトだと思うのですが、日本の今回の東海の地震について、日本のどんなサイトや新聞などよりも詳しいと思われるほど詳しく説明してくれています。

日本人以外の誰がこんな記事に興味があるのかという疑念はありますが(笑)。



静岡の地震をプレートから見直してみると

面白い記事というのは、

Strong Quake Strikes Near Shizuoka, Japan(日本の静岡付近で強い地震)


という記事で、まだ記憶に新しい8月11日の静岡のマグニチュード 6.4の地震です。

マグニチュード6.4という規模と、駿河湾という震源から「東海地震の前兆か」などと騒がれました。


興味深い図はこれです。

usgs-wall-st-map.gif


8月9日の東海沖の地震と同じ日に起きた4つの比較的大きな地震を地図にプレートと共にあらわしています。

USGSから拾ってみますと、次の4つの地震だと思われます。(時間は標準時)


M6.6 2009/08/10 04:06:31 サンタクルーズ諸島 深さ 35.0 km

M5.6 2009/08/10 17:46:28 北ニューギニア 深さ 35.0 km

M7.6 2009/08/10 19:55:39 アンダマン諸島 深さ 33.1 km

M6.4 2009/08/10 20:07:08 日本・静岡 深さ 26.0 km



ついでに、もっとわかりやすく、プレートを日本語にして印をつけ直してみました。

plates0811-s1.jpg


アンダマン諸島のが入りきらなくて、少しずらしたんですが、この地震もユーラシアプレートとオーストラリアプレートの間で起きています。ほとんどが「プレート同士の間で起きた地震」ということにはなりそうです。

ここから何を推測できるかは難しいですが、これを見て何かおわかりになるような方には考えていただければと思い作成しました。


ただまあ・・・日本では「東海地震との関係は」と色めき立っていましたが・・・これを見る限り、変動は地球規模なのでは・・・。

しかし・・・東京というのは罪なところに首都が築かれたものよ・・・と、この図をみて改めて思うのでありました(苦笑)。



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