2016年3月9日に「地球の記録」は、新しいサイト「地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー」に移転しました。今後ともよろしくお願いいたします。






2009年08月13日


地震の深さと規模の関係[東海の群発]

地震がこれだけ続いていると、どうしても地震の話題となりますが、個人的には日照不足も壊滅的な気もしていて、「農作の状況はどうなっているのだろう」とも思いますが、とりあえずは地震について。

いろいろと調べたりしているわけですが(まあ、酒飲みながらとかテキトーですが)、今回の8月9日からの東海での地震が調べがいがあるのは、「比較的近い地域でこんなに短期間にマグニチュード6規模の地震が立て続けに起きることはあまりなかった」ということで、それだけに比較しやすいということはいえます。8月9日から今日までの東海の大きな地震は次の3つです。


8月9日 マグニチュード 6.9
震源 東海沖 深さ340km

8月11日 マグニチュード 6.6
震源地 駿河湾 深さ24km

8月13日 マグニチュード 6.5
震源地 八丈島東方沖 深さ57km



となっています。

今回、わかったことは、ものすごく当たり前かもしれないのですが、「規模の大きな地震の震源が深いとダメージは低くても、影響の範囲が大きい」ということです。

上の3つの地震の震源と震度の分布から図を作成してみました。かなり適当ですが、大体、黄色の円が半径100kmくらい。赤の円が半径200キロくらいです。

矢印(ar1-s.jpg)は「震源から離れたところでの最大震度のあたり」ということで示しています。




8月9日 マグニチュード 6.9 震源 東海沖 深さ340km

8-9-tokai.jpg

8月9日の地震は、今回の一連の地震の中では今のところ最大のマグニチュードの6.9となっていますが、私はこれを最初見た時、「なんで震源のすぐ横の三宅島が震度2で、宮城が震度4なの?」ということを不思議に思ったのですが、この図を見ると、東北に向かうにつれて、むしろ震度は上がっていっています。

要するに「この場所での深い地震は影響の範囲が広い」と。

これがもし、同じ震源と同じ深さで、マグニチュード7とかマグニチュード8とかの地震が起きた場合は、これらの震度分布は塗り替えられると思うのですが、かなり広範囲で被害が出ることは想定できるような感じを受けます。


最新の2つの地震は震源が比較的浅かったのですが、震源からの距離と震度分布が大体、わかりやすくなっています。




8月11日 マグニチュード 6.6 震源地 駿河湾 深さ24km

8-11-suruga.jpg



8月13日 マグニチュード 6.5 震源地 八丈島東方沖 深さ57km

8-13-hachijou.jpg



まあこれは・・・こんなような当たり前のことを時間をかけて調べました、という報告に過ぎないのですが(苦笑)、Hi-net 自動処理震源マップから見て取ることのできる「震源域での地震の深さの偏り」は今後もある程度はその通りになると思われます。

すなわち、「深い地震が起きやすい場所と浅い地震が起きやすい場所の法則はいまだ崩れていない」ということです。

簡単に書きますと、


・8月9日の東海沖 近辺でまた地震が起きると 深い震源域になる傾向

・8月11日の駿河湾 近辺でまた地震が起きると 浅い震源域になる傾向

・8月13日の八丈島東方沖 近辺でまた地震が起きると 比較的浅い震源域になる傾向


はあるのだと思います。

まあ、またいつもの結論ですが、「起きるまではわからない」ということかもしれませんが。

ただ、「揺れの被害」は、もし受けてもある程度諦めるしかないですが、「津波の被害」は迅速な行動でかなり防ぐことができるはずです。「最近の海中で起きた地震の死者のほとんどは津波だ」ということを肝に銘じて、海沿いの方は生活されてもいいのかと思います。





[追記]

こちらの記事で、今後、比較的浅くて大きな地震の発生する可能性があると思われる地点として挙げた中のひとつ(地図下の矢印のあたり)

nisshoku-a.jpg

に、昨日のロシア予測サイトで、24時間、48時間共に青丸がついていました。

russia0814.png


最近のロシアサイトは相変わらず結構的中(五分五分程度でも、世界全域相手と考えるとなかなか)していますので、一応注意します。まあ、こんな沖合で小さな地震が発生しても何の問題もないですが、大きな地震の場合は津波が発生する可能性があります。


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2009年08月10日


8月9日の地震から推測するいくつかのことなど

Update - 8月11日朝に静岡で最大震度6弱の地震がありました。そのことについて追記しておきます。新しい記事にするより、連続した地震として見た方がわかることもあるのかもと思いましたので追記としました。

Update 2 - 8月12日に、ふだんは反応することのない行徳の静岡観測点が突然反応しました。地震との関係はともかく、珍しいので記しておきます。





さきほど、地震がありまして、そのことと、先日の記事「宇宙の雲と地震(と国内大地震は近いの?問題)」でちょっと興味を持った部分がリンクしていますので、簡単に記しておきたいと思います。

まず、今日、8月9日の地震ですが、

2009年8月9日19時56分ごろ
震源地   深さ 約340km
緯度・経度 北緯33.1度 東経138.5度
地震の規模 マグニチュード 6.9


weathernews-2009-0809.jpg

となっています。
アメリカ地質調査所 (USGS) では、

マグニチュード7.1
深さ 303.1km



マグニチュード7というのは、浅い場所、あるいは都市などの直下型だと確実に震災レベルのわけですが、深さ300kmという深さに救われた感がありますね。

今回の記事はその「地震の深さの分布」と関係のあることです。先日の記事のHi-net 自動処理震源マップを見て思ったのですが、「深い地震が起きる場所と浅い地震が起きる場所が明確にわかれている」ことを初めて知ったのです。


deapth-gragh.png

赤が浅い地震で、青になればなるほど深い場所で起きた地震となります。


たとえば、関東周辺はこんな感じです。

kantou.jpg

伊豆から伊豆沖までは青ばかり、つまり深い場所での地震ばかり起きていて、また、関西から日本海側にかけては赤ばかりで、浅い地震ばかり起きていることがわかります。千葉から茨城沖のほうも黄色や緑などで、そこそこ浅めの地震が頻発しています。


そして、今回の震源はここになります。赤い×印のところ。

2009-08-09.jpg


青印の深い地震ばかりが起きているところで大きな地震が起きたのですが、いつもと同じ深い場所での地震だったので被害はほとんどなかったという今回発生した地震の構図がわかります。



どこが震源になると厄介なのか


ところで、今回の話は「たった1カ月の間の深さの分布の偏り」から導いている話で、何の確実性も、何の信頼性もないヨタ話ですので、娯楽としてお読み下さい。

さて、上のように地震深度の分布が比較的はっきりしているということは、今回のように「深い地震がよく起きている場所で起きた地震」とは逆の「ふだん浅い地震ばかり起きている地帯」があるのではないかと。

つまり、「その浅い地震が多く起きているあたりで大きな地震が起きるとよくないのでは」という場所というのもあるのではないかと思って記事を書いた次第です。

ものすごいやっつけでHi-net 自動処理震源マップから青い部分を排除して、赤いマーキング、つまり浅い深度の地震が多く発生しているところを地図と重ねてみました。関東近辺のものですが、大体こんな感じになりました。

yosoku.jpg

赤の部分は浅い地震ばかり起きている場所です。
どれも無感か、小さな地震ばかりです。

関東圏では、神奈川から大島、三宅島に至るライン、静岡から南アルプスにかけて、あたりが特に浅い地震が集中していることがわかります。

ここに、先日作成した「関東での地震の空白域」である駿河湾、伊豆半島、相模湾、のあたりを考慮して考えると、地震が起きるという予想ではなく、「起きては困る場所」というのが浮かび上がるような気がします。



▲ ここ1カ月の地震空白域。


ちなみに、Pisco がこちらの記事で想定している震源域はこちらとなります。

kanto_map.jpg

というわけで、ワタシには(あるいは誰にも)地震発生の予測はできないですが、Piscoの地図での大正地震、すなわち1923年の地震の地域で起きると、浅い地震になる可能性はあるということにもなるのかもしれません。


もちろん、そんな予測など通用しないのが自然だと思った方がいいのでしょうけれど。

台湾の台風もそうですが、最近のワタシは完全に大自然の前に呆然となっている状態で、もし東京に大きな地震があって、マンションに押し潰されて死んだとしても、その瞬間には「ふむふむ」と感心しながら死ねるような気がします。

ワタシも大人になったのう(なんか違うような)。




[追記]

あと、まあ・・・なんか物騒な感じなので最初は書くのやめたんですが、深さの分布でどうしても気になるのがこれです。オレンジで太い線を引いたところ。
青のポイント、つまり深い地震の頻発帯が一直線に並んでいるんですよね。

fossa.jpg

このライン上で深い地震が起き続けている。

そして、この図。

subindex03-01pic34.jpg

まさに糸魚川・静岡構造線

つまり、フォッサマグナの西辺。
そこの奥深くが活発に活動を開始しているということのようです。

地震の深さから考えると、地表での宏観はあまり出ないような気がします。
つまり、ある日突然・・・・(なんだ? 何が起きる?)。
そんなのわかんないですよね、誰にも。





[追記]8月11日の静岡の地震について

今朝、最大震度6弱の地震が起きましたので、記しておきます。

2009年8月11日5時7分ごろ
震源地(震央) 駿河湾 (御前崎の北東 40km付近) 深さ 約20km
緯度・経度 北緯34.8度 東経138.5度
地震の規模 マグニチュード 6.6


アメリカ地質調査所 (USGS) では、

マグニチュード6.4、深さ26.8km

となっています。

これは上の記事での3つの空白域の中にあり、番号をつけると、下の「1」の駿河湾の部分に当たります。

kuuhaku123.jpg

他の2つの空白域はいまだに小さな地震も起きておらず、空白のままになっています。

また、8月9日のマグニチュード6.6の地震との位置関係はこうなります。

shin-ou.jpg


フォッサマグナの西縁のあたりを北上したような感じですね。
気象庁はさきほど、「東海地震に結びつかず」と結論づけたようですが、根拠はよくわかりません。

ただ、今の問題は東海地震ではなく、関東の地震のような気もしています。
上の空白域で言えば、空白域の周囲で浅い地震が頻発している空白域3の相模湾のあたりは気になります。Piscoの想定しているのもこのあたりではないでしょうか。

今回の地震でいえるのは、「震度6弱くらいまでなら都市機能も結構大丈夫」ということで、それを越えたものとになると、現代日本の都市部では未知の領域ということになるのでしょうか。それと、「津波がなければ被害は限定される」ということもいえるのかもしれません。


津波を誘発する可能性のある地震が起きる可能性のあるところで、私が一番懸念しているのは、正確な地名がよくわからないのですが、地図で矢印をつけると、このあたりとなります。小笠原諸島のあたりになるのでしょうか。

nisshoku-a.jpg


このあたりは先月の皆既日食が完全な状態で観測された地域ではもっとも浅く大きな地震が起きているところで、過去、皆既日食の年には観測地域周辺でかなりの確率で大きな地震が起きています。理由はともかく、データ的には日食観測地域は(世界全部ですが)注意してもいいのかもしれないです。



[追記2]行徳・清水観測点の異変

なんだかどんどん追記が積み上がっていく・・・。
ふだんは滅多に動くことのない、行徳の静岡・清水観測点が8月12日の午前11時に非常に大きく反応しています。

反応の幅も大きいのですが、ここは本当にふだん反応しないところなので(私は今は観測していないと思っていたので、驚きました。それほどふだんは全く反応しない観測点です)、一応記しておきます。


shizuoka-0812.gif

▲ MAX 2000 はなかなか大きな反応です。

静岡清水は先日地震あった駿河湾沿岸あたりとなります。




タグ:大正地震

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2009年07月21日


大気イオンとはどんなもの?



測定の異常値が出続けている Pisco が7月21日付けでページを更新しています。

FAX情報サービス 第178号(2009年7月17日発行)として、

» 首都圏大地震M8予測に影響与えず

というタイトルを掲げています。

このページの内容の要旨は一言で書くと「いくつかの機器に問題が見つかったが、首都圏大地震の予測を覆すには至っていない」というもの。身の回りの異常現象(宏観)に注意してほしいという内容です。

さて、ここでふと思ったのですが、 e-Pisco は「大気イオン」の数値を測定して、地震予知に結びつけるという試みのわけですが、そもそも「大気イオン」とは何なのか。ワタシはそれを知らないで、単にグラフとかを見ていたのです。
Pisco の地震前に大気イオンが発生するメカニズム(仮説)というページによると、


1.地殻にプレート運動などによる圧力がかかる。

2.地殻に微細な亀裂が生じ、そこからラドンが放出される。

3.空気中に放出されたラドンが放射壊変し、210Pb+へと変化していく。

4.イオン(ラドンや210Pb+)に小さなちりや埃(エアロゾル)が付着し、大きくなる。

5.大きくなったイオンは重くなり、地表に落ちてくる。その際に、イオン測定器が異常なイオン濃度を観測する。

6.ラドンを放出後も、圧力はかかり続け、耐えきれなくなったところで地震が発生する。



とあります。

210Pb+というのが何なのかわからないですが、全体としては、地震の前に起こる(と推定される)地殻の変動による何かの地下からの放出をキャッチする、ということなのですかね。


では、一般的な定義としての大気イオンとは何なのか。
Wikipediaによると、

> 気象学の大気電気学分野において、大気中に存在する気相のイオンを大気イオンと呼ぶ。

読むと、定義はともかく、「大気イオンは大気中の電離作用により生成される」とあり、その電離作用が発生する要因として、

・宇宙線
・ガンマ線(土壌の放射性核種から放出される)
・アルファー線(ラドンやトロン系の大気中の放射性核種から放出される)


とあります。(また、宇宙線・・・)

この中で、Pisco の理論的支柱となっているのは、2つめの「土壌の放射性核種から放出されるガンマ線」ということになりそうです。

となると、宇宙線とアルファー線の影響はどの程度のもので、どの程度無視できるものなのかというのも大事なことのように感じます。(最近、ワタシはこのことを無視できないのです)


たとえば・・・。

Pisco では仮説として、プレート運動での圧力などで地殻に亀裂が入ることにより大気イオン濃度が濃くなるということのようですが、まったく逆の視点からも考えることもできるかもしれません。

つまり、「最初に大気イオンありき説」とでも言うべきものです。

宇宙線などの影響で、そもそも大気イオン測定値が濃い状態になっていて、それが地震のトリガーとなる、というような感じでしょうか。


うーん・・・書いていること自体が自分でもわかりにくいので、できるだけ一言で現せるように書いてみます。


Pisco の仮説

・地殻の変動により大気イオンが出て、異常値になる。


わたくしの仮説

・宇宙線かアルファー線の影響で大気イオンが最初に高くなり、それが地震を誘発する。


おお、何だか自分がどんどんトンデモな人になっていく。
しかし、わかりやすくはあります。
あと、これだと、大気イオンが地震と必ずしも結びつかない理由も成り立ちそうです(宇宙線やアルファー線が必ずしもトリガーになるわけではないだろうから)。


いずれにしても、Pisco は相当の警戒を呼びかけていますので、身の回りの確認くらいはしてもいいと思います。

Piscoでは9月いっぱいくらいまでを警告していますが、ワタシはそれに加えて、アメリカ地質調査所等での世界の地震の発生状況(浅い地震が多いと注意?)と、太陽活動の強弱(こちらは急に弱くなったりに注意? ですかね)を見ながら、各自、推理に楽しむというのがベストかと。

怖がることには意味がないような気がします。
なぜなら、すべての自然災害は人間には止められませんので、どういう考えで過ごしても結果は同じに思います。

普通に楽しく生活しましょう。



無惨なオマケ

illust-me.jpg

イラストで説明してみようと思って着手して挫折した残骸です。
小学生の作品ではなく、四十代の男の・・・・・。

orz



[追記] 2009.07.22

上にある中で、一番わからなかった、Pisco の「地震前に大気イオンが発生するメカニズム(仮説)」の中の

3.空気中に放出されたラドンが放射壊変し、210Pb+へと変化していく。

に関してですが、コメントを頂いて、210Pb+ は鉛ではないかとご指摘いただきました。

これは、「ラドンが放射性崩壊という変化により鉛になる」ということのようなんですが、このあたりを科学オンチのワタシが説明すると間違うので、関係するリンクを貼っておきます。ここでは、Wikipediaで統一しますが、単語自体はどこで調べてもある程度の説明はされているように思います。


» ラドン(この中の項目「同位体 」を参照)
» 崩壊生成物
» 同位体


これはワタシに関しては、激しく勉強しないと完全にワケワカメ状態なんですが、こういうことを学習なさっている若い方々はガンガン勉強して下さい。これから地球をリードするのは物理学ですよ(根拠なし)。





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2009年07月17日


富士山の地震やこれからの数日のことなど

昨日、「富士山の近くで地震があった」ということを今日知りました。

この地震です。

震源は神奈川県西部 深さ 約20kmで、マグニチュード 4.0。
規模よりも、富士山の近くであるというようなことが目立つ地震だったのかもしれません。

震源は神奈川となっていますが、今回の地震がどのくらい富士山と近かったのか。

ウェザーニュースの震源地図と、Google Mapを重ねてみましたところ、位置関係としてはこんな感じとなりました。


fuji2009-07.jpg


「D」が富士山、×印が震源地です。


震源は富士山から神奈川方面に約20kmほど離れた場所のようです。
20kmというと、たとえば東京だと新宿から国分寺くらい。
大阪からだと神戸の手前くらい、札幌だと江別あたりという感じの距離でしょうか。

まあ近いですね。

ただ、富士山自体が裾野の広さは南北に約44km、東西に約38kmというものですので、ここらあたりは「ほぼ富士山のカテゴリー」ということになるのかもしれません。



さて、7月7日前後に始まった黒点活動。
今は太陽の裏側にまわっています。

宇宙天気情報センターによれば、


黒点群1024が太陽面西端に沈み込んで、フレア活動も大人しい状態が続いています。
東端から再び黒点群1024だった領域が回り込んできた場合、再び活動度が高まるのか注目されます。



とあります。
多分、1週間程度でまた活発な黒点活動が観測されてくるのではないでしょうか。


それとは関係ないですが、7月22日には皆既日食があります。
日食といろんな現象との関係はわからないですが、「そんなものと他の関係などない」と言い切れるほどドライな人間でもないわけで、地震、気温、経済、市場、ワタシの恋心(そんな問題もあるのかよ)などに注目が集まるところです。


それにしても、地震というのは不思議ですね。
ニュージーランドのマグニュード7.6の大地震は、その規模で、内陸部に近い地震だったのに被害報告がほとんどないようです。

ちなみに、USGSではこの地震、最初、マグニチュード7.8で深さ33kmだったのが、今はマグニチュード7.6で、深さ12.0kmとなっています。深さ12kmでこの規模だと、相当揺れたと思うのですが・・・。

4月のイタリアの地震なんてマグニチュード 6.3(イタリア当局発表で5.8)で、あの被害。地震での被害想定というのは起きる場所はもちろん、土壌のタイプや、耐震概念の普及度等、様々な観点から見ないと難しいものなのかもしれません。



Pisco の異常値

ところで、Pisco の神奈川・厚木測定点ですが、グラフに異常が出始めてずいぶんとなりますが、収拾のつかない状態が続いています。

ion30-2.jpg

昨日、首都圏の地震予測 不能にというような弱気な記事がアップされていましたが、「いくつかの問題点が出てくる可能性があるようだ」ということで、予測を見合わせているようですが、「いくつかの問題点が出た」というわけではないのですから、もう少しデンと構えていてもいいかもしれないです(本人たちが狼狽してどうする)。

これが地震に結びつくかどうかはともかく、「大気イオン自体は異常値を示している」のは確かなのですから、大気イオンと地震、あるいは地殻変動の関係を冷静に観察すればいいだけだと思います。

まあ・・・そんなにみんな真剣に見てないですから、気軽に頑張って下さい、Piscoさん。

もしかしたら、今回のイオン値の異常は富士山の大噴火とか、フォッサマグナからの日本列島分断(笑)とかのサインかもしれないですしねえ。


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2009年07月02日


深さ10.0km地震マップとハワイの群発地震のことなど

少し時期が開いてしまったのですが、深さ10.0kmの地震の6月22日から28日までです。
マップと詳細は一番下にあります。

さて、今回はそれとは別に2つのことを書いておきます。


ハワイの群発

群発地震といえるかどうかはわからないですが、7月1日にUSGSでハワイの地震の記録があります。ハワイでこれだけ連続するのは最近では珍しいです。

M3.3 2009/07/01 08:45:30 深さ24.9 km HAWAII REGION, HAWAII
M2.8 2009/07/01 01:39:51 深さ41.5 km ISLAND OF HAWAII, HAWAII
M2.7 2009/07/01 01:29:46 深さ1.6 km ISLAND OF HAWAII, HAWAII
M2.6 2009/07/01 01:19:35 深さ0.7 km ISLAND OF HAWAII, HAWAII
M2.7 2009/07/01 00:44:13 深さ1.2 km ISLAND OF HAWAII, HAWAII
M2.5 2009/07/01 00:29:55 深さ1.8 km ISLAND OF HAWAII, HAWAII
M2.6 2009/07/01 00:29:24 深さ1.5 km ISLAND OF HAWAII, HAWAII



Hawaii-2009-0702.png

場所はほとんどハワイ島の陸地内で起きています。

また、深さが非常に浅い地震が多いのも特徴で、先日の記事での、丸山教授の言う「宇宙線と地震や火山の噴火の関係」と「浅い場所への影響」などが思い浮かびます。


ハワイは基本的に火山島で、Wikipediaでは、「現在ハワイ島がある地点には、ホットスポットと呼ばれる火山活動の一つが太古から存在する」のだそう。「ホットスポット」とは、

> プレートより下のマントルに生成源があると推定されるマグマが吹きあがってくる場所、若しくはマグマが吹きあがってくるために海底火山が生まれる場所のことをいう。

のだそうで、まあ、もともとが活動の中心になりやすい場所ということのようです。
なお、知らなかったですが、ハワイは「一年間に約8cm日本国に向かって移動している」のだそう。

最近一連の火山活動の活発化がハワイにも影響を与えるかどうか注目です。



アメリカの地震はなぜ浅い

これはずっと観察していて確信に近いものとなったので、今度記事にするかもしれませんが、とりあえず要点は、「アメリカ(北米大陸)で起きるM2.5以上の地震はほとんどが浅いところで起きる」ということです。

これはUSGSを見れば一目瞭然なのですが、そんな理由があるとも思えず、偶然かなあと思っていたのですが、数ヶ月続いているわけで、その傾向はあるのでしょう。

北米大陸のある地盤というはプレート等の特性なのですかねえ・・・。
というか、世界全体の傾向としても浅い地震が多いです。



深さ10.0kmの地震の6月22日から28日


Depth_10-2009-0622-0628.jpg


以前の地図がマーキングでいっぱいになったので、新しくスタートしました。
4月22日からの2ヶ月分の記載されている以前のはこちらです。





M4.5 2009/06/22 15:24:45 76.372 6.940 10.0 SVALBARD REGION
M5.4 2009/06/22 18:15:40 76.237 6.812 10.0 SVALBARD REGION
M5.1 2009/06/22 19:05:17 76.195 6.894 10.0 SVALBARD REGION

M4.7 2009/06/23 05:02:41 28.149 56.087 10.0 SOUTHERN IRAN

M5.1 2009/06/24 11:12:23 0.198 -16.865 10.0 NORTH OF ASCENSION ISLAND

M5.2 2009/06/25 12:34:18 -23.764 -13.528 10.0 SOUTHERN MID-ATLANTIC RIDGE
M4.4 2009/06/25 15:04:51 32.916 46.388 10.0 IRAN-IRAQ BORDER REGION
M4.5 2009/06/26 06:16:53 53.048 -35.301 10.0 REYKJANES RIDGE

M5.0 2009/06/27 06:33:49 19.086 121.132 10.0 BABUYAN ISLANDS REGION, PHILIPPINES

M4.9 2009/06/28 00:04:22 -31.785 58.363 10.0 SOUTHWEST INDIAN RIDGE




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2009年06月23日


プレートと深度10km地震の関係とワタシ(どうしてワタシをつける)

ちょっと思うところがあって、先週末からずっと「1999年とはどんな年だったのか」ということを調べているうちに、どんどんと迷宮に入り、心身ともにドロドロに溶けていって、「なんかもうわかんないからどうでもいいや」とクーラーの下で微動だにせずに麦茶を飲んだりしているうちに、東京も大変蒸し暑くなり、「ああ、梅雨らしいなあ」とため息をついたりしています(あーあー、いきなり話にまとまりがなくて・・・)。


ワタシの場合は何を調べていても、時代の検証にカルチャーとかアンダーグラウンドの検証が入り込むんでややこしくなるんです。政治とか経済とか、あるいは代表的な自然災害を調べるだけならそんなに迷宮にはまらないはずなんです。政治も経済もよく知らないですし、特に政治なんてのは興味ないですしね。

たとえば、1999年なんてのは、ワタシら中年にとっての一番大きな事件は「人類が滅亡しなかった」ことなんですが(ノストラダムス=五島勉センセによる完全洗脳世代)、それを別とすれば、ユーロの導入と、プーチンがロシアの代表になったこと等がまあ、後の影響には大きいとは思うんです。

ほら、政治と経済なら、1行で終わっちゃう。「コロンパイン高校の銃乱射」なんてのを入れても2行で終わります。


ここに音楽とか映画とか思想とか、ファッションとか流行風俗などが入り込んでくると、まとめることが無理なんですね。

この分じゃ、次のクレアの更新はいつになるかもうわかりません。梅雨が終わるまでには orz..... (そんなに迷宮にはまりこんでるのかよ


さて、まあ、ダラダラしていつつもエアコン日和にもなりまして、エアコンの下で死体のように皮膚を冷やして動けなくなるのが好きなワタシとしては(おいおい)、最近、気分はいいわけなんですが、ちょっと面白いことに気づいたのでメモとして書いておきます。

まあ、当たり前のことなので、お暇な方だけでもお付き合い下さい。

玉蔵さんの先日の記事で、日本が沈んじゃうようなのがあったんですが、日本が沈むならそれはそれで仕方ないので、そのことはまあいいとして、記事に「世界のプレート」のわかりやすい地図があったんですね。(クリックで拡大します)

Tectonic_plates-ja-s.gif


ふと、この地図とワタシが定期的にアップしている深度 10km 地震の地図を重ねてみました。

Tectonic_plates-s.jpg


比率等の問題でかなりズレているのですが、そのあたりを頭の中で修正して見てみると、「深度10km地震といえども、ほとんどがプレートとプレートの境界付近で起きている」ということがわかった次第です。

これは世界の地震の分布も大体そうなので、珍しいことではないのですが、「10km地震の多くは自然に起きた地震の中に含まれる」ということで、要するに「怪しいものとはいえないかもしれない」ということかもしれません。


むしろ、プレートから大きく外れる地震に注目ということかもしれません。
大きくプレートから離れた場所での「深さ10km地震」はこんな感じとなりました。

10km-plate-s1.jpg


左上から以下のような感じになります。

・アラスカ北部
・カナダのユーコン準州
・ハワイ
・南極のチャゴス諸島
・オーストリア
・ギリシャ
・ロシアのバイカル湖のあたり



アラスカとカナダはこの頃、火山が噴火していたので、その影響かと思います。

それにしても、全国的に暑いようですね。
熱中症は突然やってきて、若い人でも結構ヤバい状態にまでなりますので、お気を付け下さい。



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2009年06月18日


深度 10.0 kmの地震 6/10 - 6/16 ブーベ島と今世紀のブラジル

毎度毎度の〜♪(歌うなよ)深度10.0km マップです。

さて、まったく関係ない出だしですが、皆さん、心身ともに最近どんな感じでございましょうか。
先日書いた金融占星学の観点からだと、今、荒れやすい時だと思われるのですよ。

なんとなく精神的にダメとか、人間関係がギクシャクするとか、イライラするとか、ブログとかやっている方ならコメント欄とか掲示板が荒れるとか、そういうことがあったりするかもしれませんが、気にしないことです。
7月の頭には消えると思います。

しかし、感情は落ち着いても世の中は落ち着かない。
7月くらいからは今度は世界全般が荒れそうな感じもあります。


そんな〜ときには〜♪(歌うな!)

そんな時には、やっぱり気にしないことです。
時間が経てばまたいろいろと変わります。
良くなろうが悪くなろうが、出来事が大きな場合はどうにもならないこともあります。


というわけで、本題の深度10.0km地震。

MAP は一番下にあります。

2つほど記録を取り始めてから初めて発生した場所があるのですが、どちらも興味深いです。

まず、ブーベ島という南極に近い島。
Wikipedia によると、

 > 周りには他に島は無く、絶海の孤島。南極海からの流氷が流れ着く。島のほとんどは氷河に覆われており、猛烈な強風が吹き荒れ、樹木は育たない。

という過酷な島のようですが、ここは多分、人類が住んでいる地点からもっとも離れた火山島だと思いますが、面白いのはそのことだけではありません。

こちらの世界飛び地領土研究会のページをご覧下さい。

このページの中段あたりに、ブーベ島の紹介があるのですが、

1979年9月にはブーベ島と英領プリンス・エドワード島の間で大規模な爆発が観測され、島に放射性物資が降り注いだことから、どこかの国が核実験をしたと見られているが、「私がやりました」と名乗り出た国はなかった。



出ました、核実験。

というわけで、なかなか面白いところで起きたと思った次第です。

もうひとつは、ブラジルで起きた震度10.0kmの地震。

brazil_305_-20_smallglobe.gif

地図だとこのあたりなのですが、ここは1963年から1998年に起きた世界のすべての地震マップでみると、典型的な「ほぼ地震空白域」で、なかなか珍しい地震かもしれません。

それが深さ 10.0 km。

うぉっほっほっほっほっほー(なんだ、それは)。

やっぱり観測は続けるものですねえ。
いろいろな現象を発見できるのは楽しいですね。



Deep-10-2009-0610-0616.jpg

MAP 3.0 2009/06/10 17:03:35 19.290 -155.217 10.0 ISLAND OF HAWAII, HAWAII
MAP 5.0 2009/06/10 18:51:58 55.449 111.033 10.0 LAKE BAYKAL REGION, RUSSIA
MAP 5.2 2009/06/10 22:05:35 -41.731 -84.204 10.0 WEST CHILE RISE
MAP 5.7 2009/06/10 23:13:22 -41.639 -83.971 10.0 WEST CHILE RISE

6/11 なし

6/12 なし

MAP 2.5 2009/06/13 18:51:48 36.545 -117.965 10.0 CENTRAL CALIFORNIA

6/13 なし

MAP 2.7 2009/06/15 21:44:44 44.104 -125.986 10.0 OFF THE COAST OF OREGON
MAP 4.8 2009/06/15 22:15:45 -18.500 -55.851 10.0 MATO GROSSO DO SUL, BRAZIL
MAP 3.9 2009/06/15 22:39:42 44.059 -129.437 10.0 OFF THE COAST OF OREGON

MAP 6.2 2009/06/16 20:05:57 -54.387 5.843 10.0 BOUVET ISLAND REGION

MAP 4.7 2009/06/17 04:12:52 21.768 61.908 10.0 OWEN FRACTURE ZONE REGION





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2009年06月11日


深度 10.0 km マップ 6/3 - 6/9

深度 10.0 km Map の6月3日から6月9日が記事のメインですが、ちょっと関係ないけれど、最近興味深かった記事を。

NIKKEI NET の BIZ+PLUS の高橋五郎という人の中国の農業に関しての記事です。
2本あります。

» ニュースを斬る 悲鳴を上げる中国農業 ある教授が農村で目にした“悲惨な病理”(2009/05/15)

» ニュースを斬る 続・「悲鳴を上げる中国農業」 もはや中国だけでは解決はできない。食の安全のため「東アジア農業共同体」を(2009/06/09)

食の安全に関して書かれていますが、ワタシとしては食の安全のことよりも、「中国が持続可能な農業の状態を保っていないかもしれない」ことと、「深刻な水不足の現状」ということを改めて知ることになりました。

中国は日本も含めた世界に対しての農作物の大輸出国ですが、これが近い将来どうなるかわからないということを念頭にお読みいただければと思います。なお、中国の現在干ばつに関しては、報道等から見る限り、この高橋教授が取材した時よりもさらに悲惨なことになっていると思われます。

世界的な食糧供給に関しての問題は近いと思われます。2007年頃と同じような投機による「価格の統制不可状態」も仮に加わると、なかなか厄介な感じもしないでもないです。



さて、深度 10.0km マップ。

今回のは赤い×マークで示しています。

Deep-10-2009-0603-0609.jpg

チベットでの2回の地震を除くと、すべて海上で、今回も海嶺に沿った地震が多いです。

今回の特長はこちらに書きましたように、「マグニチュード6越えの深度 10.0 km 地震が発生」したことです。



[追記] 06.11 先日書いたオタマジャクシが降ってきた件に関してですが、社長とも子さんが「HAARPと同じ原理」とおっしゃっています。「米国債を買わないと原発と天皇陛下を狙うという脅し」だったとか(なんかすごい)。
想像もしなかったですが、いろいろな発想があるものです。



今回のすべての深度 10.0 km 地震

MAP 5.1 2009/06/03 04:36:43 -37.977 49.187 10.0 SOUTHWEST INDIAN RIDGE
MAP 5.7 2009/06/03 18:54:40 -50.025 120.645 10.0 WESTERN INDIAN-ANTARCTIC RIDGE
MAP 5.6 2009/06/03 21:37:38 19.572 -109.188 10.0 REVILLA GIGEDO ISLANDS REGION
MAP 4.7 2009/06/03 21:41:41 20.050 -109.383 10.0 REVILLA GIGEDO ISLANDS REGION


MAP 4.9 2009/06/04 02:54:49 32.868 81.790 10.0 WESTERN XIZAN
MAP 4.7 2009/06/04 06:44:50 32.792 81.670 10.0 WESTERN XIZANG
MAP 6.0 2009/06/04 17:25:25 -45.824 35.144 10.0 PRINCE EDWARD ISLANDS REGION

MAP 4.3 2009/06/05 01:12:16 15.464 -86.471 10.0 HONDURAS
MAP 4.2 2009/06/05 01:27:35 51.973 -166.194 10.0 SOUTH OF THE ALEUTIAN ISLANDS
MAP 4.0 2009/06/05 07:46:09 34.507 23.912 10.0 CRETE, GREECE
MAP 5.7 2009/06/05 13:39:10 -35.471 -104.268 10.0 SOUTHEAST OF EASTER ISLAND

MAP 5.2 2009/06/06 04:15:23 54.673 161.396 10.0 NEAR THE EAST COAST OF KAMCHATKA, RUSSIA
MAP 4.7 2009/06/06 04:37:38 16.233 -87.626 10.0 OFFSHORE HONDURAS
MAP 4.6 2009/06/06 09:44:38 31.038 86.329 10.0 WESTERN XIZANG
MAP 4.5 2009/06/06 11:53:46 16.386 -87.173 10.0 OFFSHORE HONDURAS
MAP 5.2 2009/06/06 15:37:34 -47.818 99.317 10.0 SOUTHEAST INDIAN RIDGE
MAP 6.0 2009/06/06 20:33:28 23.860 -46.084 10.0 NORTHERN MID-ATLANTIC RIDGE

MAP 4.8 2009/06/07 02:50:13 39.081 91.781 10.0 SOUTHERN XINJIANG, CHINA

MAP 5.4 2009/06/08 05:13:16 15.855 -86.936 10.0 OFFSHORE HONDURAS
MAP 4.8 2009/06/08 11:01:42 -34.820 -107.913 10.0 SOUTHERN EAST PACIFIC RISE

MAP 4.9 2009/06/09 06:30:31 -6.074 127.789 10.0 BANDA SEA
MAP 5.3 2009/06/09 22:42:40 -55.071 -126.480 10.0 SOUTHERN EAST PACIFIC RISE

タグ:地震

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2009年06月08日


世界の地震で気になること



海外の地震の一般について、最近、気になっていることは、大まかに3つあります。

1. 深さ10.0kmの地震の規模が少しずつ大きくなっている

2. アメリカ本土での地震が増えている

3. 連日、ハワイで地震がある


などでしょうか。



1. 深さ10.0kmの地震の規模が少しずつ大きくなっている


今まで、深度10.0kmの地震を記録していて、その地震の特徴として、「マグニチュードが大きくも小さくもない」ということはありました。大体、マグニチュード5前後で、そこを大きく越えてくることもないし、また、マグニチュード4以下というのもなぜかありません。

しかし、6月4日と6月6日に深さ10.0kmの地震で、初めてマグニチュード6を越える地震が起きています。もし日本の都市部などの内陸部などでの同程度の地震ならそこそこの被害レベルではあります。


M6.0 2009/06/04 17:25:25 南緯-45.824 東経35.144 深さ10.0km プリンス・エドワード諸島

M6.0 2009/06/06 20:33:29 南緯23.869 東経-46.099 深さ10.0km 北大西洋中央海嶺




プリンス・エドワード諸島は南アフリカの下の方にある島で、火山起源の島だそう。

北大西洋中央海嶺は、大西洋のほぼ真ん中あたり。
どちらも、人の気配はあまりないところですね。

個人的な感想ですが、主に海嶺と北極や南極で起きているような不思議な頻発帯を持っているこのような地震の規模が大きくなっていくことは地球にとって、あまりよろしくないような感じもしないではありません。

なお、今回の期間では、深さ10.0kmの地震はチベット(国際上の区分は中国西蔵地区)砂漠地帯でも起きていて、それと、モアイ像で有名な、イースター島なんてところでも起きています。
イースター島も火山島であります。

240px-Moai_Rano_raraku.jpg

M4.9 2009/06/05 13:39:10 南緯-35.549 東経-104.346 深さ10.0km イースター島東南部

面白いといっちゃアレですが、これは本当に面白いことです。
ちなみに、深さ10.0km地震は、ガラパゴス諸島でも連続して起きていて、ここまで来るとむしろ「地球ロマン」を感じたりいたします。
歴史遺産と共に地球も逝っちゃえ、みたいな(笑)。



2. アメリカ本土での地震が増えている


もともとの地震多発地域であるメキシコからカリフォルニア周辺にかけてのアメリカ西海岸の地区を除外した、「地震空白域ではないけれど、限りなくそれに近いような場所」が小さく揺れています。

6月2日にテキサスで
M2.8 2009/06/02 20:06:45 32.352 -97.403 深さ5.0km NORTHERN TEXAS

6月5日にニューヨークで
M2.92009/06/05 15:07:53 42.828 -78.248 深さ5.0km NEW YORK

6月7日にテキサスで
M2.6 2009/06/07 22:56:24 32.210 -97.297 深さ5.0km NORTHERN TEXAS

起きています。
小さな地震が3つだけですが、これがなかなか珍しいことなのであります。

深さはなぜかどれも深度5.0km

ニューヨークの地震については、以前、こちらの記事に書きましたが、何しろ耐震という概念のない街なので、日本でいう中規模程度の地震でも、大変な被害になることが想定されています。



3. 連日、ハワイで地震がある


これはまあ大したことではないですが、玉蔵さんがずっと「ハワイの海底火山が噴火する」とおっしゃっているのでハワイは気にしているのですが(それだけの理由かよ)、ここに来て、連日のように地震が起きています。

この1週間で6回。

起こっている場所はすべてハワイ島の南部のあたりの内陸部です。

hawaii-2009-06.png

ハワイ自体が火山本体のようなものですので、あまりに地震が増えるようなら、確かに注意してもいいのかもしれません。

本当にどうでもいいですが、ハワイにも、FEMA(アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁)の強制収容所があることを今回地図で調べて知りました(本当にどうでもいいことですね)。あるのはオアフ島の方ですけれど、浮かれて旅行をしていて気づいたら収容所行きとかありそうですね。

fema-hawaii.jpg

Google Map

収容所に入れられた後に地震があったらイヤでしょうねえ。
壊れちゃう政府の方もイヤでしょうけど(笑)。




[追記]すごいニュース

怪奇…空からオタマジャクシ降ってきた!?(産経ニュース 2009.6.8)

石川県が今月に入ってオタマジャクシが空から降ってくるという“怪事件”に揺れていることが7日、明らかになった。一般に魚などが空から降ってくる現象は「竜巻」が原因とされることが多いが、当時周辺で竜巻は観測されておらず、発生しやすい気象状況でもなかった。


とのことで、気象台職員も「過去に同様な例は聞いたことがない。原因も分からないですね」と首をかしげるばかりの不思議なニュースですが、これはアレですね。
降ってきた方のオタマジャクシをもう一度調べるべきですね。
宇宙生物かもしれないですから(笑)。

それにしても、いろいろとざわめいてきましたねえ。


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2009年06月03日


深度10.0km 地震と36万回分の地震MAP

深度 10.0km 地震マップ05/27-06/02のマップを作りました。
それは下の方にありますが、今日はちょっと面白いものと照らし合わせてみました。

こちらに「1963年から1998年に起きた世界のすべての地震」がマーキングされているマップがあります。

Quake_epicenters_1963-98-1.jpg

約36万回分の地震の分布ですので、少なくともその期間に関しての地震のデータとしては申し分ないものだと思われます。

それと深度10.0km地震を重ね合わせてみました。
こちらです。

Quake_epicenters_1963-98-2.jpg

まあ、当然といえば当然なんですが、ほとんどが「地震がよく起きるところ」で起きていて、特別に空白域であるような部分はないです。大西洋とインド洋に少しズレているところは見受けられますが、地図の誤差かもしれません。
北極の方でも地震って結構起きているんですね。


それにしても、地震の起きる場所というのがこれだけ地球で偏るというのはスゴイこと。日本なんか地震が多すぎて、列島そのものが見えなくなってます(笑)。
空白域の本当の理由は今ひとつ明らかになっていないのだそうです。

しかし、「過度に進んだ文明圏がわりと地震の多いところに偏っている」というのも見て取れるような感じがするのが不思議です。例外はタイからシンガポールにかけての地域くらいじゃないですかね。


今週分の追加マップです。

Deep-10-2009-0527-0602-1.jpg


7.3 2009/05/28 08:24:45 16.733 -86.220 10.0 OFFSHORE HONDURAS
4.8 2009/05/28 09:06:26 16.353 -87.377 10.0 OFFSHORE HONDURAS
3.0 2009/05/28 12:30:16 66.447 -157.825 10.0 NORTHERN ALASKA
4.0 2009/05/28 13:57:30 66.250 -135.050 10.0 NORTHERN YUKON TERRITORY, CANADA
4.7 2009/05/28 21:32:25 18.233 -106.435 10.0 OFF THE COAST OF JALISCO, MEXICO

5.4 2009/05/29 01:04:38 18.345 -106.666 10.0 OFF THE COAST OF JALISCO, MEXICO
4.2 2009/05/29 01:26:37 52.496 -167.134 10.0 FOX ISLANDS, ALEUTIAN ISLANDS, ALASKA
M4.5 2009/05/29 02:45:45 16.118 -87.591 10.0 OFFSHORE HONDURAS
4.6 2009/05/29 12:51:04 15.359 -86.463 10.0 HONDURAS
5.4 2009/05/29 15:26:26 -43.775 -107.107 10.0 SOUTHERN EAST PACIFIC RISE
4.7 2009/05/29 21:33:51 63.968 -22.224 10.0 ICELAND REGION

4.6 2009/05/30 06:33:08 16.425 -87.581 10.0 OFFSHORE HONDURAS
4.4 2009/05/30 10:50:32 -5.713 68.480 10.0 CHAGOS ARCHIPELAGO REGION
4.6 2009/05/30 11:54:49 -12.399 64.624 10.0 MID-INDIAN RIDGE



タグ:地震空白域

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