- アポロの撮影した月面写真では個人的に最も奇妙に思える1枚
- 地球上の生命と遺伝子コードが大きく違う巨大なウイルスが発見され、研究者たちは他の惑星から来た可能性を考える
- アポロ17号の乗組員たちが月面でカメラを向けた奇妙な形状の物体に思うこと
- フランス空軍の宇宙飛行士が 1999年にソ連の宇宙ステーション「ミール」から撮影したもの
- スペースシャトルがかつて撮影した地球上空の「巨大な青い光」は何だろう
- NASA の観測衛星が地球の軌道で撮影した奇妙な「戦艦のような」物体
- 落雷の後に落ちていた「生命体」のような物質の正体は?
- 国際宇宙ステーションから撮影されたものは小惑星? 宇宙ゴミ? それとも未知の飛行体?
- ますます人工っぽい姿を提供してくれる土星の衛星「ミマス」
- スペースシャトルの撮影した地球の風景の中に写る「空を飛ぶ龍」
【太陽や宇宙と地球の関係】 の記事一覧
2013年07月27日
アポロの撮影した月面写真では個人的に最も奇妙に思える1枚
アポロ16号が空中から撮影した月面
たまに月面の不思議な写真などで、個人的に気になるものをアップすることがあります。
6月には、アポロ17号が月面で撮影した下の写真を載せたことがあります。
▲ アポロ17号の乗組員たちが月面でカメラを向けた奇妙な形状の物体に思うこと より。
今回の写真は、上のものよりもある意味、奇妙に見えるものです。
アポロ16号が撮影したもので、月面からではなく空中から撮影した写真です。
アリゾナ州立大学にアポロ・イメージ・アーカイブというサイトがあり、アポロの撮影した様々な写真を見ることができます。
・Apollo Image Archive
その中にあったものです。
全景は下のように広い面積を撮影したものです。
実際の写真は、
http://wms.lroc.asu.edu/apollo/view?image_name=AS16-P-4095
にあります。
上の赤丸の部分に下のような物・・・というか、物というより現象なのかもしれないですが、いずれにしても、下のような光景が撮影されています。
拡大すると、下のような感じです。
何度見ても、たとえば、これが自然現象だとしても、どういうたぐいの現象なのか理解できなくて、アップした次第です。
皆さんはこれは何だと思われますか?
ちなみに、正確なデータは、
撮影日時: 1972年4月21日
月での位置: 8.91°,178.31°
撮影: アポロ16号ミッション
月での位置: 8.91°,178.31°
撮影: アポロ16号ミッション
となります。
なお、以前の In Deep で、
・米国議会に「エイリアンの月面基地の存在」議題が提出され、中国は「月面の真実の写真」を順次公開すると発表
2013年01月15日
という記事を書いたことがありますが、月面の写真は個人的に見ているだけでも、さまざまな光景があります。
2013年07月21日
地球上の生命と遺伝子コードが大きく違う巨大なウイルスが発見され、研究者たちは他の惑星から来た可能性を考える
昨日、海外メディアの各紙で下のような報道が見られました。
非常に巨大なウイルスが発見されたというもので、これは一般的な地球のウイルスの 10倍の大きさがあり、サイズだけではなく、「遺伝子コード」も、地球で知られている生物とはずいぶんと違うもののようです。
実際にどんなものなのかは、研究が進まないとわからないですが、これほど大きなウイルスが最近になって見つかったということは、最近になり、天体からさまざまな生命が「降っている」という可能性もありそうです。
このあたりについては、 In Deep のパンスペルミアという部分でたまに記事にすることがあります。
その巨大ウイルスの記事をご紹介いたします。
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2013年06月23日
アポロ17号の乗組員たちが月面でカメラを向けた奇妙な形状の物体に思うこと
海外で話題となっている写真があります。
下の写真です。
実物はかなり大きいもので、
http://www.hq.nasa.gov/alsj/a17/AS17-136-20863HR.jpg
にあります。nasa.gov がつく URL でおわかりかと思いますが、 NASA のサイトにある写真です。
これは、 NASA の Apollo Lunar Surface Journal というサイトで、日本語にすると「アポロ月面ジャーナル」という感じのタイトルのサイトです。
▲ Apollo Lunar Surface Journal のトップページ。
英語サイトですが、アポロについてかなり詳細な写真やインフォメーションなどがありますので、アポロの好きな方にはたまらないサイトだと思います。
上の写真はその中にあるもので、アポロ17号が 1972年 12月に月面で撮影した写真の中の1枚です。上の写真は縮小しているので、わかりづらいと思いますが、「アポロ17号のカメラの向いている方向の空中」に注目してみていただきたいと思います。
下のようなものがかなりハッキリと写っています。
もう少し拡大すると、下のような感じです。
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これは光の反射や見間違いとも考えられず、何らかの物体がそこにあったか、あるいは写真で見る限り、「飛んでいた」と考えられます。
この写真が海外で話題となっているのは、「いわゆる未確認飛行物体」と言われるものと形状がまるで違う感じだからかもしれません。
なんという形と表現すればいいのか、形容もできない部分があります。
そして、もうひとつ注目したいことは、「アポロのカメラがその対象に向いている」ということかもしれません。アポロ17号の写真撮影の方法がどんなものだったのかはよくわかりませんが、有人の宇宙計画なわけで、基本的には、人が対象にカメラを向けて撮影することが多かったと考えられます。
つまり、このカメラを操作していた乗組員は、「あれを写そう」と意識してカメラを向けたようにカメラの方向からは考えられます。
この距離ですと、肉眼でも見ていたかもしれません。
この奇妙な形状の物体は、どんな色だったのだろう、とか、そういうようなことは思います。
もちろん、こういうものが何なのかは私にはわかりません。
私は最近では UFO という言葉があまり好きではなく、ブログなどでもその言葉はほとんど使いませんが、それでも、「多くの何かが写真に写っている」ということは、最近たまにご紹介する NASA などの過去の写真からもよくわかります。
地球の周囲の宇宙にはいろいろなものがある。
それを知られるだけで十分というところもあります。
2013年06月12日
フランス空軍の宇宙飛行士が 1999年にソ連の宇宙ステーション「ミール」から撮影したもの
▲ 旧ソ連のミール宇宙ステーション。
旧ソ連が 1986年から 2001年まで使用していたミールという宇宙ステーションがあります。そこに 1993年と 1999年にフランスの軍人のジャン=ピエール・エニュレという人が搭乗していました。それぞれ Wikipeida から説明を抜粋しておきます。
ジャン=ピエール・エニュレ
フランス空軍の軍人でフランス国立宇宙研究センターの宇宙飛行士である。 1993年にソユーズTM-17とソユーズTM-16、1999年にソユーズTM-29のミッションで2度ミールを訪れた。
そのジャン=ピエール・エニュレさんが当時、ミールの窓から撮影した写真はインターネットのサイトに公開されています。下のサイトです。
▲ Diaporama より。
宇宙ステーションから撮影した地球の素晴らしい姿がうつっている写真がたくさんあるのですが、その中に1枚に、「どうやってもうまく説明がつかない」といわれている写真があります。
それが下の写真です。
何かが地球の上空に飛んでいるように見えます。
拡大すると下のような感じですけれど、光の関係などの映り込みではないことはわかります。
この写真の地表が地球のどのあたりなのかの説明は書かれていないのでわからないです。全体が白く見えますので、雪のある地方かもしれないですし、雲なのかもしれないですし、そのあたりも含めて詳細はわかりません。
上のような写真の他にもいろいろと興味深い地球の様相が写された写真が多いです。下のはそのサイトからのものです。2枚目の地球の写真には、何か「巨大な黒くて丸い地域」があります。
ソ連時代の宇宙飛行士関係のエピソードは面白いです。
以前、In Deep に、
・1984年にソ連の宇宙飛行士たちが宇宙空間で見た「天使の顔と翼を持つ光」の写真とビデオの存在が確認される
2012年12月21日
という記事を書きましたが、そこにある「宇宙の天使」の話なども興味深いものでした。
上はその関係の記事です。
2013年05月11日
スペースシャトルがかつて撮影した地球上空の「巨大な青い光」は何だろう
スペースシャトル・エンデバーが撮影した写真の中の1枚です。
カメラなどの反射など何らかの説明がつくものなのかもしれないですが、地球周辺の写真でこのような「青い光」の現象というのは見たことがないので写真を載せておきます。
珍しい現象だと思いますし、何より光と思われる現象そのものがとても大きいです。
オリジナルの写真は NASA のギャラリーの
http://eol.jsc.nasa.gov/sseop/images/ISD/highres/STS088/STS088-355-9_2.JPG
にあります。
2013年05月07日
NASA の観測衛星が地球の軌道で撮影した奇妙な「戦艦のような」物体
NASA の 地球の衛星写真のギャラリーでもある The Gateway to Astronaut Photography of Earth に奇妙なものが写っている写真がありました。
軌道から地球を撮影している写真です。
下の写真の丸の中を拡大します。
下のはアニメの「宇宙戦艦ヤマト」の角度を変えてみたものですけど、なんとなく、こういう「船っぽい形」を想像させるものではあります。まあ何なのかはわからないですけれど。
いずれにしても、かなり大きなものではあるようです。
実際の写真の URL は、
http://eol.jsc.nasa.gov/sseop/images/ISD/highres/
STS112/STS112-702-51.JPG
にあります。
いろいろ飛んで(あるいは漂って)いますよ、地球の周囲には。
本当にいろいろと。
2013年05月06日
落雷の後に落ちていた「生命体」のような物質の正体は?
アメリカのソーシャルメディアに投稿された写真が話題となっています。
庭に穴が開くほどの激しい落雷があった後に、その穴の横に「生き物のようにも見える何かわからないもの」が落ちていたというものです。
その記事を翻訳してご紹介します。
ちなみに、記事の中に出てくるクッシュボール( Koosh Ball )というのは、アメリカで販売されているゴムで作られた子ども向けのボールのことのようで、下のようなものだそうです。
これが落雷で溶けたのではないかということで一件落着しそうだったのですが、いろいろと複雑なことにもなってきているようです。
ここからです。
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2013年04月14日
国際宇宙ステーションから撮影されたものは小惑星? 宇宙ゴミ? それとも未知の飛行体?
NASA の The Gateway to Astronaut Photography of Earth というサイトには、地球を宇宙上から撮影した様々な写真が掲載されていて、普通に見ていても、とても興味深いものです。
その中にたまに「妙なもの」が写っているものがあります。
特に国際宇宙ステーション( ISS )や、かつてのスペースシャトルなどから撮影された画像にはずいぶんといろいろなものが映り込むことが多く、光の錯覚や映り込みとは関係ないと考えられるものも多いです。
今回は、上に載せた写真についてです。
実物の写真へのリンクは、
・ISS006-E-51230_2.JPG
になります。
上のリンクで大きな写真が見られます。
その大きな写真で見ると、よくわかるのですが、下の丸の部分に下のようなものが写っています。
拡大すると、下のようになります。
形としては、隕石や小惑星のような感じもするのですが、ただ、一般的な隕石や小惑星の飛ぶスピードを考えると、この距離で写真に収められるものかどうかは疑問といえなくもないです。
何しろ、一般的に宇宙空間では隕石や小惑星は、空気抵抗などがないため、恐ろしいほどの速度で飛んでいて、「秒速数十キロメートル」という壮絶な早さで飛びます。
▲ 2013年2月にロシア上空で爆発した隕石。天体は地球の大気圏突入時には秒速30キロメートルなどの超光速で飛び込んできます。そのため、小さなものは爆発したり火球となります。
1秒のうちに 30キロメートルとか進むようなものが写真のシャッタースピードの範囲の中で写るかどうかということで、そのあたりは判断できません。
いずれにしても、こういう写真はこれだけというわけではなく、 NASA の写真を見ていると数限りないといっていいほどあります。
まあ・・・宇宙とはそういう場所なのだろうと思います。
いろいろとある場所という意味です。
私はどちらかというと、宇宙から来る UFO とかそういう存在をあまり信用していない面があります。それでも、宇宙の写真にはいろいろなものが写っていて、それは確かに見えている。
この「見えている」という部分だけで今は十分な面はあります。
なぜなら、証拠の掴めないたぐいのことを自分の頭の中で考えていくと、その事象は「事実ではなく、自分の考えている方向のものとなっていってしまう」という危険性があるからです。
なので、先入観なく見るということのほうが、すぐに頭で考えて結論付けてしまうよりもある意味では危険性の少ない行為なのではないかと思います。
2013年04月05日
ますます人工っぽい姿を提供してくれる土星の衛星「ミマス」
土星は衛星を多く持つ惑星で、確認されているものだけでも 61個という数多くの衛星をもつのですが、その中の第1衛星(最も土星に近い衛星)がミマスという衛星です。
▲土星の衛星ミマス。
ミマスについて、Wikipedia から抜粋します。
ミマス
ミマス(Saturn I Mimas)は、土星の第1衛星。1789年に天文学者ウィリアム・ハーシェルによって発見された。ミマスは、土星の主要な衛星の中では最も土星の近くにある。
ということで、発見されたのは古いですが、上の写真のような詳細が撮影されたのは、1980年のことで、 NASAの無人宇宙探査機ボイジャー1号によって撮影されました。それまではどんな惑星だかよくわからなかったのです。
しかし、NASA により撮影された写真を見て、映画ファンの人なら「お、これは?」と思われたのではまないでしょうか。
私は、高校生の時に 1978年の最初のスターウォーズを見まして、熱狂したひとりでしたが、そこに主人公たちの敵である帝国軍の人工要塞「デススター」というものが出てきます。
・・・似ているのです。
衛星ミマスとデススターは。
並べるとわかりやすいかとも思います。
1977年に撮影されていたスターウォーズのスタッフはミマスの形状は知らないわけで、これはあくまで偶然ということなのですが、映画制作陣営の想像力というのはスゴイものだと思いました。
何年か前に、In Deep で、スタンリー・キューブリック監督と彼の映画『2001年宇宙の旅』に出てくる月の関係について書いたこともあります。
・キューブリックの亡霊: 2001年宇宙の旅とアポロ11号の月面着陸
2010年12月05日
▲ 1965年に撮影が開始されて、1968年に公開されたスタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』の月面シーン。アポロ 11号の月面着陸はその翌年の 1969年で、まだ月の表面を実際に見たことのある人がいない時に作られた「月面の風景」でした。
まあ、それはそれとして、そういうこともあったという話なのですが、最近、 NASA のジェット推進研究所に掲載されている土星の写真のライブラリーの中のミマスの写真を見て、
「ミマスはどんどん人工っぽくなっていくなあ」と思いました。
写真は NASA のカッシーニのサイト内の、
写真番号 N00205037
にあります。
下の写真です。
どうということのない写真なのですが、拡大していきますと、どうもなんかこう・・・人工的な雰囲気を何となく感じてしまいます。まあ、「デスタスー似という思い込みの呪縛」はあるにしても、金属的な質感というのか。
拡大したものが下のものです。
ミマス・・・。
実際にはどんなものなのだろう。
NASA は最近は、以前にもまして本当のことを言ってくれなくなってきた感じがします。
陰謀論ではなく、なんか NASA ファンに対して冷たくなった気がする。
あるいは仕事に愛情を感じないのです。
2013年03月21日
スペースシャトルの撮影した地球の風景の中に写る「空を飛ぶ龍」
下の写真は 2001年に当時のスペースシャトル・ディスカバリーが地球の軌道から地上を撮影したものです。
場所のクレジットがないですが、雄大な景色が広がります。
NASA のThe Gateway to Astronaut Photography of Earthの写真ライブラリーの
During STS105 mission, Shuttle Discovery August 2001
にあります。
しかし、暇な人がいるもので、この写真の中央あたりの空中に「奇妙なもの」が写っているのを見つけた人がいるんですね。
上のではちょっとわかりません。
少し拡大してみます。
お?
確かに何か写っている。
ここはかなりの高度の大気層のはずです。
もう少し拡大してみます。
うーむ、ぐねぐねとした蛇のようなものです。
龍とかウナギのようにも見えますが、これがカメラ等の傷か、あるいは実際に何か飛んでいるのかどうかを判断するのはこの写真1枚では難しそうです。
まあ、でも、いろいろと空を飛んでいると考えるのも夢があっていいのでは。
UFO なんかが飛んでいるよりうなぎが飛んでいたほうが楽しいですし。