2016年3月9日に「地球の記録」は、新しいサイト「地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー」に移転しました。今後ともよろしくお願いいたします。






2009年03月08日


また北極で地震

Latest Earthquakes in the World - Past 7 daysを見ると、また、北極の方で地震が起きていました。
というか、連日で起きてます。


3月5日
5.4 2009/03/05 19:41:41 NORTH OF SVALBARD
5.1 2009/03/05 12:17:27 NORTH OF SVALBARD

3月6日
6.5 2009/03/06 10:50:29 NORTH OF SVALBARD


3月6日のマグニチュード 6.5 はそこそこの規模。


0_80_smallglobe-03-06.gif


面白いのは、すべて深さが「10km」となっている点で、かなり特殊な感じの地震のような感じはします。


変な言い方ですが、この世界の地震分布には「常連地域」があって、日本もそうですが、フィジーとかアメリカ西海岸とかインドネシアとか、わりと同じような面子なので、ここに連日、北極方面の文字が出ているというのはなかなか不思議な感じです。

正確な場所については「SVALBARD」とされていて、スヴァールバル諸島という地名となっています。
人口も2,756人となっていて、無人というわけではないよう。

(ノルウェー人が38%で、ロシア人が62%とのこと。ノルウェー領ということを考えると、なかなか複雑な構成であります)


まあ・・・火山とかと関係ないといいんですが。


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2009年02月21日


米国ニュージャージー州の群発地震

アメリカ情報局でこんなニュースを知りました。

3rd Small Earthquake Rattles Morristown, N.J.(米国ニュージャージー州で3週間に3度の小さな地震を記録)


アメリカのニュージャージー州は、大都会ニューヨークのある場所ですが、今回の3つの地震がどのくらい小さな地震かというと、

2/3  マグニチュード3.0
2/14 マグニチュード2.2
2/18 マグニチュード2.3


となっています。2/3のは、ニューヨークの地震という記事で書いたものです。

なんでこんなものがニュースになるんだ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。日本に住んでいる私たちにとって、マグニチュード2とか3なんてのは毎日経験していて、そんなものは報道される地震とはいえないものだといえます。

しかし、アメリカのニュージャージー州ではこれは「吉祥寺の井の頭公園にワニが出た」くらいの仰天ニュースだったりするわけです。(もっと大きなニュースかも


なにしろ、ニュージャージー州での1700年以降の過去地震歴が、

1783年11月30日  M 5.3
1871年10月09日  M不明
2003年08月26日  M 3.8


とこれだけらしいです。
この220年で3度しか起きていません。

地震がないところなのです。

2月5日に書いた、ニューヨークの地震でも書きましたが、このあたりでは、

 > 地震が同地域で発生するのは100年に1度

と、非常に少ない頻度でありながら、

 > M6以上は670年に1度

そして、

 > M7以上は3400年に1度の確率

と、歴史上では大地震も起きています。


今回、「100年に1度」の地震が3週間の間に集中して起きており、群発といってもいいでしょう。この数百年では例のない地震の活発期ともいえるのかもしれません。

何しろ、このあたりは、ニューヨークの地震でもふれましたが、建物の耐震構造という概念がない地域です。

地震が来るということそのものが大きな災害を意味する地域です。

地震が起こらないことを想定して街が作られてきたのだから、小さな地震でもそれなりに被害はあるでしょうし、仮に「3400年に1度のマグニチュード7」などの地震が起きると壊滅的な状況になるのは避けられないでしょう。

地震の歴史の流れは長い目で見ないとわかりませんが、今回、100年に1度のことが3週間の間に起きてしまったということは、3400年という長いスパンも無視できないものになる可能性もあります。

世界は動いてきていますねえ。


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2009年02月13日


中国の地震のデマ騒ぎ

地震予知も結局こうなってしまうとむしろ意味がないということで。

「地震だ!」デマで数十万人が避難・夜明かし―湖南(サーチナ 2009/2/13)

13日環球網によると、湖南省衡陽市で11日、「大地震が発生する」とのデマが広がり、市民数十万人が建物の倒壊などを恐れ、屋外に避難して一夜を過ごした。


まあ、

> 発端は同日午後、市内の広い場所で地面や窓ガラスの振動が感じられたこと



> 市民が撮影したとする「空に出現した怪しい光の筋」の写真が掲載

があったのは確かなようで、騒ぎになる理由や事実はいろいろあったようですが。
まあ・・・日本で同じことが起こらない、ともまた言えないわけではあります。


こういう騒ぎになることは、地震予知に関して望ましいとは言えないと思います。

ただ、

衡陽市の共産党委員会は12日午後、11日に感じられた地面や窓ガラスの振動は、空軍が実施した演習が原因だったと発表した。同市気象局の王伝清副局長は12日、「空に見られた光の筋は、空軍機によるものとみられる。地震の予兆ではない」と説明した。


については、少し考えてみる予知はあるかと思います。

中国の発表というのは、発表の裏に真実があるというのが共産党建国以来の在り方です。
少しも信じてはいけないということになります。

タグ:地震予知

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2009年01月14日


琵琶湖について知ったこと

 私の好きな日本のサイキック系の方のブログで、琵琶湖に関してのものがありました。「水面と湖底に 多くの嫌なものが繁殖している」とおっしゃっておりました。

なんかそういうニュースをだいぶ前に見た記憶があるなあ・・・と、検索してみると、これです。

<琵琶湖>「謎」の微粒子 メタロゲニウム大量発生 (土居川まつり)

毎日新聞に2006年4月16日に掲載された記事。

滋賀県・琵琶湖の北湖で、マンガン酸化物構造体「メタロゲニウム」の大量発生が続いていることが、同県琵琶湖・環境科学研究センターの調べで分かった。湖底の低酸素化を示しているとみられていたが、昨年からは溶存酸素が多い所でも多量に確認。湖に何らかの環境変化が起こっていると推測する声も出ている。


メタロゲニウムというのは、こちらのページによれば、

「20億年以上も昔の岩石から微化石としても記載され、現生の淡水プランクトン、あるいは湖底堆積物中にも広く分布し、マンガンを沈着させることで知られるが、生物であるかどうかも含め、謎の多い存在。」

とのこと。
こちらがメタロゲニウムの写真。

metallgenium.jpg

Plankton of the Lake Biwaより。「北湖水深90m層で多量に本微粒子が出現し、湖水は茶褐色となり、溶存酸素量も低下していた」とのことで、発生するのは、あまりいいことではないらしい。



しかし、今回、この琵琶湖のことを挙げたのは、このメタロゲニウムの話がメインではないんです。調べているうちに面白いことがわかったのです。

それは350年ほど前に、琵琶湖では村がひとつ水没する巨大地震が起こっていた可能性が高いのです。そして、そこにはかつて非常に活発に動いた活断層があるようなのです。


琵琶湖の湖底には

u20081030-04.jpg

△ 琵琶湖の湖底ではこの石仏のようにいろいろなものが見つかる。地震での地滑り等で村が水没したと考えられているそう。


その地震については、シリーズ『ウラドリ』 琵琶湖に沈む人工石の謎(2008/10/30)にわかりやすく載っています。

話をまとめると、

1. 1655年に書かれた琵琶湖の絵図と、1688年に書かれた琵琶湖の絵図で地形が変わっている。

u20081030-09.jpg


2. 「琵琶湖の西側に沿って、活断層があります。これが動いた時に地面がバッと食い違う。そこで大きな地震が起こるわけですけど・・・」(産業技術総合研究所 寒川旭研究員)

3. 1662年に当地ではマグニチュード7.6の大地震が起きている。

4. 「琵琶湖は100万年前から今の場所にあります。もっと遡ると、400万年前は伊賀上野にあったのです」。つまり、活断層の動きと共に琵琶湖は西に移動してきている。

5. (これは書いてないですが)ということは、定期的に活動層は動いていたことになる。


ということですかね。
どのくらいの周期でこの断層で地震が起きているのかはわかりませんが、琵琶湖という巨大な湖がどのように形成されていったかのひとつの理由が少しわかった気がしました。

天変地異や巨大災害というのは、その時には大きな悲劇をもたらしますが、時間が経てば、そこには次のきれいな光景が広がって、人や動物を楽しませるのかもしれません。

現に、この当時数千人が死んだかもしれない阿鼻叫喚の地獄の場所が今では日本有数の観光地ですからね。
だから、これからいろんなことがあっても、将来の人たちのための「肥やしになる」という考え方でもいいかなあ、とか最近は思っています。


さて、2006年から続いているメタロゲニウムの大量発生と湖底での動きというのは関係のある可能性があったりするのか?・・・ということをこれから調べてみたいと思います。

大体、「メタロゲニウムって何か」というのがどうしても理解できないので、それがわかってからですね。

いやあ、しかし最近はいろんなことを勉強したり知ったりできて、何か嬉しいぞ。


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2008年12月30日


アメリカの火山帯での群発地震

アメリカから気になるニュースが伝わってきました。

米イエローストーン国立公園で謎の群発地震、観測態勢を強化(Technobahn 2008/12/30 )

米イエローストーン国立公園で27日から群発地震が起きていることが29日、明らかとなった。小規模な地震は27日から29日の3日間で250件にも達するなど、地元のユタ大学を中心とする観測グループでは、大規模な地震へと発展する可能性がないか、観測態勢を強化している。


これは少し緊張したニュースであるかもしれません。

イエローストーンはアイダホ州、モンタナ州、及びワイオミング州に位置する世界最古の国立公園で、アメリカ大陸最大の火山地帯でもあります。


Voila_Capture1.jpg

ユタ大学教授によると、「今回の地震は明らかに普通のものでない」とのこと。

このイエローストーンの火山群では、過去に何度か大噴火を起こしているらしく、同じ Technobahn の米地質調査所、イエローストーンは1万3000年前に巨大噴火を起こしていたという記事によると、

1万3000年前に巨大噴火を起こし、地表近くにまで達したマグマが7700万平方フィート(約2300平方メートル)もの水分と接触した結果、水蒸気爆発による巨大噴火を起こし、その結果生じた衝撃は地殻を揺さぶり、あたかも津波のような振幅現象を伴って周辺地域に波及していった


のだそう。

そして、

> 仮に1万3000年前に起きた巨大噴火がまた起きた場合、米国経済はもちろん、北米大陸の生態系は壊滅的な被害を受けることになる。

とのことです。

以前、こちらの記事で、アメリカ西海岸で起きる可能性のある大地震について説明させていただいたのですが、これに関連というのか何というのか、WebBot プロジェクト
で予言されたひとつの予言があります。

それは12月10日と12日にアメリカで起こるとされた「双子の地震」についてです。
その記事を少し抜粋しますが、日時はもうすでに外れている予言ですので、話半分として聴いて下さい。





11月26日配信分

・火山活動が地震の発生に関連しているとのデータもまだ衰えてはいない。地震と火山噴火の結果、ダムが決壊するというデータも存在する。これにより道路は壊滅して地域は孤立し、電力の供給も途絶える。

・地震が感じられる範囲は周囲1000マイルにおよぶ。地震は真夜中に起こる。そして夜が明けるまでに5回ほど大きな余震が発生する。

(注釈)1000マイルは1600kmほど。大体、日本列島の半分くらいの距離となります。

・地震の発生場所はリゾート地なので、多くの新婚カップルがそこから避難する。

・地震で、結婚式が行われるチャペルの壁が倒壊する。

・給水所が破壊される。だが道路が破壊されて車両の動きが取れなくなるため、給水所の破壊に対処することができなくなる。

・火山の噴火の影響で海底が変化する。この変化は、2009年晩夏から起こる世界中の沿岸部で海面が変化する現象の原因となる。

・第2の地震は最初の地震よりも規模は少し小さいようだ。この地震は、アメリカ北西太平洋岸(ワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州北部)のような森林が多く雨量の多い地域で起こると思われる。


11月1日配信分

・米国北西海岸の巨大地震には火山の噴火がかかわっているとのデータがある。この火山が海底火山なのか一般の火山なのかははっきりしない。





この予言の描写とイエローストーン国立公園はダブって見える部分があります。

ここは世界有数の観光地で、こちらの英語記事などを読むと、イエローストーンチャペルという歴史的なチャペルもあるようです。

給水所は・・・まあ、1000マイルに渡って地震を感じるのですから、どこか影響はあるのでしょうが、こちらの地図を見ると、このあたりはミズーリ州の水源確保地域ということのようです。

現在のこのあたりの地震の状況はこちらのサイトでわかります。

kakudai-voila.png

これが現在、つまり12/31のイエローストーン公園近辺での地震発生状況ですが、完全に1カ所に集中しているのがわかると思います。

また、発生頻度も半端ではなく、数分おきに地震が発生している状況です。
マグニチュードはどれも小さいですが、確かにこれはかなり通常ではない状態です。

yellowstone-12-31.gif

アメリカ政府と研究機関は今回の群発地震の原因を突き止めて、早めの対策を立てることを期待します。対策といっても、もし地震と関係あるとすれば、あらかじめ避難するくらいしか方法はないでしょうが。

2008年の終わりの大変気になるニュースです。

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2008年12月27日


[メモ]100年枯れたことのない湧き水の枯渇

先日、こんなニュースがあり、少し気になりました。

「かばた」半数枯れる(アサヒ.com) * 「かばた」とは湧き水のこと。


住民によると10日ほど前から、同地区にある107カ所のうち、約半数のかばたで徐々に出なくなったという。地元の古老らは「かばたの枯渇は聞いたことがない」と首をかしげている。



さて、これは・・・。

今年の夏に、大阪の源泉が枯れた(東大阪の温泉が枯れる)とかもあり、その時は特別何もなかったのですが(今はまた出ているらしい)、これはどうでしょうね。



> 同地区にある107カ所のうち、約半数


という記述を見ても、少し範囲が大きな気がするんですが・・・。


町の長老(多分)は「日吉神社のかばたは100年以上も前から枯れたことがないと言われてきた」とおっしゃっております。

市商工観光課の方の言う「雪不足と空梅雨で比良山系の保水力が弱くなり、伏流水が減っているのではないか」でありますように願います。


昔から伝わる伝承上の異変も連鎖し始めると、「迷信」では済まないことにもなりかねません。


[参考]関東大震災等で発生した前兆現象

(抜粋)

8月
品川猟師町(現在の品川1丁目)で井戸水が涸れた。安政の大地震の前にも涸れたので調べてほしいと通報があった。大地震後は復旧した。

1週間くらい前
大田区中央、春日神社近くの井戸6〜7ヶ所で、井戸が出なくなり、風呂に入れずどうしょうかと相談している時地震がおこった。
タグ:予兆

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2008年11月16日


[メモ]カリフォルニアの山火事

WebBotの予言で大きな地震が懸念されている米国のウエストコースト。
内容的にはこちらの記事などにありますが、やはりWebBotで同時に予告されていた火事に関してですか、カリフォルニア州一帯でかなり大規模な山火事が起きて、シュワルツェネッガー知事から非常事態宣言が出されたようです。

ロスで山火事相次ぐ、住宅800棟焼失…3万人以上避難


気になるのでメモしておきます。

WebBotの予告の該当記事はヤスの備忘録にあります。
(「火事が相次ぐとのデータも出ている」の部分。)

もっとも、このあたりは大規模な山火事が起こりやすいところではあるようで、2007年にも米カリフォルニア山火事で避難50万人に拡大という山火事が起きています。

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2008年11月14日


米カリフォルニア州の史上最大の震災訓練が気になります

これはすごい。
最初、テレビの報道で知ったのですが、

米で500万人参加し震災訓練 カリフォルニア州南部

というニュース。

PN2008111401000429.-.-.CI0003.jpg

テレビではごく短いニュースとしてサラリと報道していましたが、500万人参加の避難訓練など聞いたこともないし、想像さえできない規模で、「平時」で行うようなたぐいのものではないような気がします。

これは何事なのか?

まあ、実数の500万人だけをピックアップしても実態がよくわからないですので、その規模を客観的に確認してみます。

カリフォルニア州は、アメリカの州で最大の人口を抱えていて、2003年の人口は35,484,453人となっています。
人口を約3500万人ということにすると、今回のカリフォルニアの震災訓練には実に人口の7分の1の人々が参加したということになります。お年寄りや小さな子どもを除けば、参加した比率はもっと高いのかもしれません。

また、この3500万という数は東京都の人口1200万人の約3倍となります。

つまり、今回の米カリフォルニア州での500万人参加の避難訓練というのは、同規模のものを行った場合、「東京で170万人規模の震災訓練をしたのと同等」ということになります。

あるいは、東海地震が想定されている静岡県の人口が約370万人ですので、静岡県で50万人規模の震災訓練が行われたのと同じことになります。

アメリカと日本では事情が違うという意見もあるでしょうが、「大地震が起こる可能性が極めて高い」というところでは日本の東海や宮城沖、または関東なども同じなわけで、上の記事によると、


> 米地質調査所は、カリフォルニア州で30年以内にM6・7以上の地震が起こる確率を99・7%、M7・5以上の地震は46%と予測している。


とのことで、発生が予想される東海地震や宮城沖地震に比べて何ら特別な危機感を持つ話ではないようにも思えます。というか、その程度の確率でこれほどの規模の訓練をしなければならないのなら日本でもしなければならない。

でも、日本では数百万規模の地域訓練はほぼないと思います。

日本では9月1日の「防災の日」に大規模な訓練をしますが(これは形骸化していてあまり緊張感のある訓練ではない気がしますが)、これにしても、たとえば今年だと東海地震想定し訓練/防災の日、63万人参加のニュースでは、「37都道府県で計約63万人」ということで、今回のカリフォルニアの訓練とは比較にもならない少ない参加比率です。

現代社会で大規模な訓練をすることはそれだけ難しいことなのです。

それでも、カリフォルニアでは訓練をやった。
(しかも訓練の昨日は休日ではなく平日)

何か兆候が掴めているようなことがあるのか、あるいは人々にインスパイアしておきたいことがあるのか、とても気になります。

以前書いた記事米国で必ず起きる超巨大地震については今でもずっと引っかかっているもので、12月10日前後というのは理論的根拠がなくても緊張感をもって望む日々になる可能性もあるのかもしれません。

その場合、くどいほど書いていますが、日本の太平洋側も津波に見舞われる可能性が非常に高いと思います。気をつけようがないですが、不安なことは事実です。


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2008年10月28日


米国で起きるかもしれない超巨大地震について

fig1.png

▲ 今回問題とされているのは、サンフランシスコのさらに北方の、シアトルなどの左側の海岸。独立行政法人 産業技術総合研究所のホームページより。




WIRED VISIONに、巨大津波が日本も襲う、M9の米国北西部地震:50年以内に発生? という記事があって、これがなかなかスゴイ内容。

アメリカとカナダの国境近辺の太平洋側にある「サンアンドレス断層のカスケード沈み込み帯」に起こる可能性が高い地震はマグニチュード9の地震を引き起こす力を秘めているというのです。

これは人類の有史の中でも、2004年のスマトラ沖地震(M9.3)や1960年のチリ地震(M9.5)などと並ぶ大きな地震が考えられ、米国で1700年に起きた地震と同程度の超巨大地震になる可能性があるとのこと。

この「1700年に起きた地震」に関しては、独立行政法人 産業技術総合研究所のホームページの北米西海岸で西暦1700年に発生した巨大地震の規模を日本の古文書から推定にありますので、参照して下さい。

簡単に書くと

・地震の規模はM8.7−9.2、断層の長さは1100km
・平均すべり量は14m

という地震だったそうです。

で、本題のWIRED VISION内容を簡単に整理すると、

・1700年に起こった地震以来の最大の地震が起きる可能性
・ここの大規模地震の平均間隔が270年
・前回から308年が経過している
・巨大地震が今後50年以内に発生する確率は75%
・この地域では大地震に対する準備ができていない
・大地震が発生したら収拾のつかない惨状になる
・地震は広範囲で津波を引き起こし、日本でも巨大津波の可能性

(チリ地震ではあの遠方の地震にかかわらず、地震発生から22時間後に最大で6メートルの津波が三陸海岸沿岸を中心に襲来し、142名が死亡)


となります。
ここで、ふと私は以前書いたWebBotの予言の内容を思い出してしまったのです。

だいぶ前になりますが、このブログで WebBotの予言というものにここに触れたことがあって、これはヤスの備忘録というブログで詳しく説明されていますので、基本的にはそちらを読んでほしいですが、簡単に書くと、「インターネットから人々の書き込みのキーワードを採取して、そこから言語解析して未来の予言をするというプロジェクト」で、予言というよりは情報収集ブログラムに近いものですが、最近の経済動向や政治の動向を非常によく当てています。


アメリカの地震についての予言は、こちらにありますが、非常に長いので、その部分だけ書きますと、


・12月10日には、西海岸の北部の大西洋岸で巨大地震が発生する。それから2日後の12月12日には、今度は東海岸で似たような規模の地震が発生する可能性がある。


この部分が地震に該当する部分。
場所がサンアンドレス断層の北部と合致しています。

これは米国時間だと思われるので、日本では12月11日になると思いますが、いずれにしても、このあたりに「壊滅的な地震が起きる可能性がある」とWebBotの予言は結論づけています。

この日付の前後数日あたりは一応、念頭に置いて下さってもいいかと思います。

また、この記事やWebBotの予言とは関係なく、「サンアンドレス断層」ではカスケードが動くことによって起きるタイプの地震は「必ず起きる」とされているものなので、「米国で巨大地震が発生」というニュースを知ったら太平洋側沿岸の人は避難するべきです。

チリ地震は到達まで22時間かかっていますので、それが目安となりますが、どれだけ大きな津波になるかは想像はできませんので、早めの避難が大事だと思います。


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2008年10月21日


鳥が激突する事故が続発している件

「鳥が集団でガラスに激突」の怪 - 新華社

新華社湖北:湖北省の十堰市でこのところ、ソウシチョウ(相思鳥、学名:Leiothrixlutea)という鳥が集団でガラスに激突し死亡するという出来事が立て続けに起こり、市民や野生動物保護専門家の関心を集めている。

15日午前、地元のある会社では複数の職員が次のような光景を目撃した。

「鳥の群れがオフィスビルの近くを旋回しながら飛んでおり、突然、高速で急降下しオフィスビルのガラスに激突した」。この時は、あわせて120羽以上の鳥が死んだという。16日午前8時ごろ、このビルでは再び、40羽以上のソウシチョウが同じように集団自殺する出来事があった。また17日午前には、十堰公園路の高層ホテルでも同様の出来事があったという。


これと同じようなニュースというより、目撃情報みたいなのを今年の夏頃、やたらとインターネット上の掲示板等で目にしていて、あの頃、「不思議なことだなあ」と思っていたところにこのニュース。

これとは別に今年は「やたらと鳥が道路で死んでいる」という事実もあり、これは車にぶつかってきたり、轢かれたりした鳥が多かったということなのかもしれません。


原因はどちらもよくわからないようですが、「磁場の乱れも関係あるのでは」というようなことも聞いたことがあります。


最近、いろんな意味で世界的単位で地軸というか、磁場の巨大な変化が起きていたりするのではないかなあという気はしています。

あと、最近、第24太陽活動周期が開始か、第1005番黒点群が出現というニュースもあり、こちら以前からは経済との関係が指摘されていますが、他にもいろいろと影響を受けるのですかね。

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