2016年3月9日に「地球の記録」は、新しいサイト「地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー」に移転しました。今後ともよろしくお願いいたします。






2016年03月06日


メキシコ:シンクホールの発生と共に「一晩で」地底へと消えた川



消滅したメキシコのアトヤック川
atyac-mexico-top.jpg
El Universal


メキシコで、シンクホールが発生した後、一晩のうちに「川が消えた」という現象が起こり、地元の地質学者たちが調査をしています。

消えたのはアトヤック川(Atoyac)という川で、シンクホールが開いた翌日、「川の水が消えていた」のだそうです。

現地を調査する当局者
atyac-02.jpg
・Mas Noticias RTV


アトヤック川というのは支流を持つほどの川らしいですので、全体としての川の水の量はかなりのものとなるような気もしますが、それが消えたということになるようです。

それだけの規模の大きな地質活動を伴っていたということなのかもしれませんし、地表から見るよりも「内部」では、大きな地質活動が起きたということも考えられなくもないです。

最近のメキシコでは、何だかいろいろなことが起きていまして、そのあたりは、「メキシコでの現象の関連リンク」にありますが、メキシコを含めた中南米では、まだいろいろと起きそうです。


今回のメキシコの事象についての報道をご紹介します。


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Atoyac River disappears overnight after large sinkhole opens up, Mexico
THE WATCHERS 2016/03/04

メキシコ:大規模なシンクホールが発生した後、アトヤック川は一晩で消滅した

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メキシコ・ベラクルス州の中央山岳地帯に位置するアトヤック川は、2016年2月28日に巨大なシンクホール(陥没穴)が発生した後に、その水が完全に消失し、干上がってしまった。

アトヤック川を横切るように開いたシンクホールの穴は、川の源流から約3キロメートルに出現した。この川は、周辺の 10,000人以上の人々が飲用水として使用している。

この地域に住む住民のフアナ・サンチェスさんは以下のように言う。

「私たちは 2月29日に川の水が消えてしまっていることを発見しました。いったい何が起きているのかを知るために川岸へと行きましたら、そこで川をブロックするように大きな穴が開いていることを知ったのです」

地方当局によると、穴は幅は約 20メートル、深さは約 30メートルとのことだ。また、穴は地層内部の奥深くにまで達しているように見えることが報告された。

近くに住む住民たちは、穴が開いた時に大きな爆発音を聞き、大地が揺れたと報告した。


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2016年02月18日


燃える川 : オーストラリア東部の川底から噴出し続ける「原因のわからないメタンの泡」が激化



australia-methane-bubble.gif
・2016年2月15日のオーストラリア mysterious-bubbling-intensifying-landholders-say/7139676" target="_blank">ABC ニュースより。



オーストラリアのコンダマインという場所にある川で、川底から「謎の泡」が噴出し続けていて、最近それが激化していることが報じられています。

「謎の泡」とはいっても、これが「メタン」であることがわかっています。

下の写真のように「噴出したメタンが燃えている場所」も見受けられるようです。


川の上で燃えている噴出中のメタン
condamine-river-methane-bubbling-burns.jpg
John Jenkyn


コンダマインの場所
Condamine-map.gif
・Google Map


なぜこういう現象が起きているのかはよくわからないようなのですが、オーストラリア ABC ニュースの報道をご紹介します。

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Condamine River's mysterious bubbling 'intensifying'
ABC ニュース 2016/02/15


コンダマイン川の謎の泡が激化


クイーンズランド州で「メタンの泡が噴出している」土地の所有者は、その泡がこの数ヶ月間、「激化」していることに対して、州政府にその原因を突き止めるように調査を呼びかけている。

場所は、チンチラの近くにあるコンダマイン川で、メタンの噴出が初めて報告されたのは 2012年のことだった。

しかし、現在に至るまで、メタン噴出の原因を特定できるための情報を持っていないとクィーンズランドの州政府は ABC に語った。

コンダマイン川のメタンガスの噴出の環視を続けているオーストラリア連邦科学産業研究機構(CRISCO)の非在来型ガス研究者の第一人者であるダミアン・バレット教授(Professor Damian Barrett)は、過去 12ヵ月間で噴出の泡が激化したことを確認した。

川の上流と下流の両方で気泡の数が倍増しているという。

この泡については、2013年に、科学調査企業をおこなうノースウェスト・コーポレーション(Norwest Corporation)が、いくつかの「この現象が起き得るシナリオ」を解説している。

そこには、干ばつや洪水の後の帯水層の再貯留など自然イベントが含まれていると同時に、また、炭層ガスに関しての、操作や水での掘削などの人間活動の可能性も挙げた。

バレット教授は、川のメタンが時間と共に変化してきていることはわかっており、そして、それは人為的な原因ではなく、自然の要点である可能性が高いと言う。

しかし、その原因はまったくわからないとも述べる。

これらが自然の要因ではなく、ガス採掘などによる人為的な要因だという見方をする人たちも多くいる。

クィーンズランド州政府が 2012年12月に発表した報告書では、「泡の原因について、短期間の調査で原因を解明することは難しく、科学に基づいた答えを得るために、長期的なアプローチが必要だ」としている。


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2016年02月05日


ヨーロッパ上空で拡大する「オゾンホール」と共に、イギリスに毎日現れている虹色の雲「極域成層圏雲」



イギリス上空で、「オゾンホールが発生する条件となる雲」が連日出現していることがスペースウェザーの記事に載せられていました。イギリスくらいの緯度でこの雲が目撃されることはとても珍しいそうですが、それが「連日」出ているのだそう。

スコットランド・エジンバラ上空の虹色の雲「極域成層圏雲」
psc_scotland-01.jpg
Space weather


この雲は、スペースウェザーには「極域成層圏雲( polar stratospheric clouds / PSCs )」と書かれていましたが、何のことだかわかりませんでしたので調べてみますと、気象庁に下のような説明がありました。

気象庁「南極でオゾンホールが発生するメカニズム」より抜粋

成層圏の気温が低下すると、極域成層圏雲と呼ばれる微細な粒子からなる雲が成層圏に形成されます。

大きく分けて下部成層圏の気温がおよそ−78℃以下で発生するタイプIのものと、およそ−85℃以下で発生するタイプUのものとがあります。

極域成層圏雲が発生すると、その粒子の表面では、成層圏の塩素の大部分を占める硝酸塩素や塩化水素から、塩素分子などが生成され、冬季の間に極渦内に蓄積されます。

そして、春季になって極域上空の成層圏に太陽光が戻ってくると、冬に蓄積された塩素分子などが光によって解離して活性塩素原子になり、これが触媒となって働いてオゾンを破壊します。

オゾンホールは、南極域でこのメカニズムによる急激なオゾン破壊が進むことによって形成されます。


難しいことはともかく、北極などからの冷たい大気(極渦)により、この雲が形成され、そして、オゾンの破壊と関係するということのようです。

イギリスの上空にこの雲が出ているということは、イギリス、あるいはその周辺でオゾンホールが発生しやすい状況となっているといっていいのかとも思います。

そして、NASA のオゾンホールの監視モニターでは、確かにヨーロッパ全域の上空のオゾン層が薄くなっていて、オゾンホールが形成されていることがわかります。

赤くなればオゾンが多く、青くなっているところはオゾンが減少しているところとなります。

2016年2月の北半球のオゾン層の状況
OZONE-D2016-02_.jpg
Arctic Ozone Watch


オゾン層の減少を示すオゾンホールの影響はいろいろと言われてはいますが、わからないことも多いです。ただ、Wikipedia に書かれてあります、

> オゾン層が減少すると、有害物質が地上に沢山降り注ぎ、あらゆる生物の身体に悪い影響を及ぼす。

というようなことは確実視されてはいるようです。

現在、ヨーロッパに拡大しているオゾンホールについて、スペースウェザーの記事をご紹介します。

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OZONE HOLE FORMS OVER THE UK
Spaceweather 2016/02/05

英国の上空で形成されているオゾンホール

先週から、英国の天体観測家たちは、英国では非常に希である極域成層圏雲( PSCs )の出現を目撃している。

通常これらの雲は北極圏に限定して現れるが、この幻想的でカラフルな雲は、今年 1月31日以来、ほぼ毎日イギリス諸島の上空に登場している。

写真(冒頭の写真)は、2月2日にスコットランドのエジンバラで撮影されたものだ。

上層大気の温度がマイナス 85度など驚くほど低く落ちた時に、下部成層圏でこの雲は形作られる。

そして、小さな氷粒子を通して輝く高高度の日光が虹色の色を生成して、このような色合いとなってうつる。

しかし、それらの見かけの問題よりも大きな意味をこの雲は持つ。

これらの極域成層圏雲は、自然界に存在する硝酸や硫酸の非常に小さな液滴を含んでいる。

そして、これらの液滴がオゾンを破壊するのだ。

大気光学系の専門家たちは、一時的なオゾンホールが、現在のアイルランドと英国の上に形成されていることを指摘しており、また、英国上空にオゾンホールが形成されていることは NASAの北極オゾン監視モニターも示している。

専門家たちは、この地域でこのような極域成層圏雲が連日出現することは大変に珍しいと述べている。

大気光学の専門家であるレス・カウリー( Les Cowley )氏は、「私は過去 20年間で、英国上空に極域成層圏雲が出ているのは2回しか見たことがありません。しかし、今は毎日出ているのです」と言う。

「この低緯度で、このように極域成層圏雲が出続けるのは例外的なことなのです」

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2016年01月21日


南米の地殻異変ラインの変動は続く : コロンビアで幅1200メートルの巨大な地割れが突如現れる



コロンビアのアポンテに発生した地割れ
Aponte-crack-top.jpg
RCN RADIO


地割れによって破壊された家屋
crack-colombia-01.jpg
HSB NOTICIAS



コロンビアのアポンテ( Aponte )という場所で 1200メートルというかなりの距離の地割れが突如発生し、そこにある村では 200世帯を越える家屋が影響を受けていることが報じられています。

このアポンテというのは地図で下の場所のようなんですが、これを見て、思い出すことがあります。

aponte-map.gif


ここは、昨年の、

南米の地殻変動ラインで起きる異変:「エクアドルの富士山」が大噴火し、ホンジュラスで地殻崩壊で住宅が次々となぎ倒される
 2015/08/17

などの記事で書きました、この数年、南米の「ライン上」で起きている地殻異変の発生場所の、そのライン上に沿っているような場所であることに気づきます。


この数年で南米から中米で起きていた地殻異変は下のようなものがあります。

south-america-ihen.gif

mexico-2015-8c.gif


このライン・・・何に沿っているかといいますと、あくまで私感でしかないですが、中米にあります「カリブ・プレート」の西側の境界線に沿っているように感じるのですね。

世界のプレート
plate-001.gif
プレートテクトニクス


このプレートの活動と南米の地殻異変が関係あるのかどうかはわからないですが、いずれにしても、南米のこのあたりの異変は一貫して続いているということは言えそうです。

今回のコロンビアの地割れも、地元の人たちへの影響は深刻なようで、多くの人々が家を破壊されたり、非難を余儀なくされているようです。

現地メディアから、写真をいくつかご紹介します。

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コロンビア・アポンテの北ナリーニョ村 2016年01月15日の様子

報道メディアは、コロンビアの RCN RADIOHSB NOTICIAS など。


地割れは長さ1200メートル、幅50センチ、深さ4メートル
mysterious-crack-colombia-7.jpg


破壊された家屋
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destry-02.jpg


Aponte-crack-3.jpg



地割れは1日20〜50センチずつ成長している
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2016年01月19日


リビアの「赤い朝」:2009年のオーストラリア、2014年の中国に続いて出現した終末的な示唆



2016年1月17日のリビアの港町トゥブルクの光景
red-sandstorm-libya.jpg
Twitter



もう6年前になりますが、2009年にオーストラリアのシドニーなどで「赤い朝」を迎えた日がありました。

2009年09月23日のオーストラリア・シドニー
sydney-dust-2009.jpg


このことは、

オーストラリアに出現した「地球最期の日」
 2009/09/23

という記事に書いたことがありますが、原因は「砂嵐」、あるいは、ダスト・ストーム(塵の嵐)だったということになっていました。

それにしましても、このオーストラリアの「赤の濃さ」は、後にも先にもあまり見たことのないほどのものでした。

砂嵐などの場合、大気が赤系の色に包まれることは普通にあり、たとえば、下は、最近の中では「最も赤かった」2014年4月の中国での砂嵐の時のものですが、オーストラリアほどではないです。

2014年04月24日の中国甘粛省
ch-red-03b.jpg
中国の「赤の日」


この時、中国の北西部は「史上最強の砂嵐」に見舞われていたのですが、それでも、2009年のオーストラリアの時ほど赤くは染まってはいなくて、それだけオースラリアの赤い朝がどれだけすごい現象だったかがわかります。

そして、今年 2016年、ついに、その 2009年のオーストラリアの赤を超えるかもしれない「赤い朝」が出現したのでありました。

場所はリビア。

報告は、トゥブルクという港町からでしたが、砂嵐の影響は一般的に広範囲なものですので、「このトゥブルクを含む広範囲の一帯」が赤くなっていたとも考えられるかもしれません。

リビア・トゥブルクの場所
Tobruk-Libya-map.gif
・Google Map


SNS などにいくつか投稿されていますので、ご紹介します。
赤すぎて、何だかよくわからない光景のものもあります。

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リビア・トゥブルクの1月17日の光景

Tobruk-01-17a.jpg
Twitter


Tobruk-01-17b.jpg
Twitter


red-lybya-03.jpg
Twitter


このトゥブルクを含む一帯は、最近の、

北緯33度線の「意味」が完結に向かうかもしれないと思わせる2016年 : アメリカに出現した「完全な円を描く虹」が示すかもしれないこと
 In Deep 2016/01/17

という記事に出てきます「北緯 33度線」という観点からも興味深い場所(このあたり一帯は 33度線を含む場所です)で、そういう場所が真っ赤に染まったという「示唆」も感じないでもないのですが、そのあたりはややこしい話となりそうですので、今回は、あくまで記録として記しておたきいと思います。

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2016年01月05日


メキシコ上空の気象レーダーに「奇妙で巨大な渦」が記録される



mexico-weather-rader-mysterious-circle.gif
December 27, 2015 Strange Spiral in Radar Mexico


2015年の年末に、メキシコの気象レーダーに上のような「気象状況」が記録されていたとことが伝えられています。

これは実際に動く様子を見ていただいたほうが、その奇妙感はおわかりいただけるのではないかと思います。

下がその動画です。




まあ、これが何かはわからないとはいえ、この数年の地球では、各地で「奇妙な輪」あるいは「渦」が気象レーダーに記録されていて、そのたびに話題になったものでした。

少し振り返っておきたいと思います。

まず同じメキシコでは、2012年10月に下のような、やはり「渦」が気象レーダーに記録されました。


2012年10月28日 メキシコ上空で気象レーダーに記録されたもの
mexico-2012-10.jpg
Huge Spiral Over Mexico - Weather Radar



2011年03月16日 ベルギー上空で気象レーダーに記録されたもの
europe-2011-03.jpg
Strange circle in weather radar over europe, unusual or technical error ?



オーストラリアでも何度か起きています。

2010年3月15日 オーストラリア上空で気象レーダーに記録されたもの
bom-radar-500.jpg
Bureau of Meteorology images show mysterious patterns on radar system


他にも、日本アメリカなどでも同じような報告はされています。また、気象レーダーではないですが、2009年10月に、ロシアでは上空に下のような雲が出現したとされています。


2009年10月 ロシア上空に出現したとされる「渦」
russia-smysterious-circle.jpg
YouTube



最近の地球ではこのような奇妙な渦の出現が、空だけではなく、海や川などでも増加していっている気がしますが、これまでの出現回数の増加ぶりを見ますと、今後も増えていきそうな予感はあります。

原因はどれもわかりませんが。

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2015年12月25日


記録的な熱波と強風と砂嵐の中で迎えたオーストラリアのクリスマス。南部では最高気温が 47℃などに



タイトルのわりには楽しげな写真の現地メディアの報道
aust-xmas-top.gif
au.news.yahoo.com


エル・ニーニョの影響なのかどうかわからないですが、日本では暖かい年末が続いていますが、アメリカなどでは北米、南米ともに大荒れの様相を呈していて、南米では、北部で歴史的な干ばつ、南部ではクリスマスイヴにかけて、歴史的な大雨による洪水が発生しました。

12月24日の Independent の報道より
sa-floods-drought.gif
El Nino blamed for South America floods and drought


北米では、12月24日のクリスマス・イヴに、中東部を中心とした激しい嵐により、各州で数名が亡くなるという事態に陥っています。

そのような中、オーストラリアでは、「 12月の高温記録を更新」というような、こちらはこちらで異常な熱波に見舞われているようです。

現地メディアの報道などによりますと、南オーストラリアのミルデュラという場所では、「最低気温」が 31.9℃で、12月としては過去最高の最低気温を更新。

スペンサー湾岸地域では、12月19日に、「 47.2℃」の過去最高気温を記録しています。

また、冒頭の記事に「風」とありますが、強風と乾燥のために、地域的に、とんでもない砂嵐が吹き荒れたようです。

クイーンズランド州ブーリアの砂嵐 / 12月16日
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sandstorm-Queensland-Boulia-1.jpg
Powerful sandstorm engulfs the city of Boulia

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また、オーストラリア南部では高温と乾燥からの山林火災などの発生を警戒し、クリスマス期間中の「屋外での火の使用の禁止」を通達しました。

xmas-fire.gif
9news.com.au


オーストラリアでは、クリスマスに屋外でバーベキューをおこなうことが人気らしいのですが、これが禁止されたということで、実際に見回りもおこなわれ、屋外で固形燃料を使用したり、バーベキューをおこなった場合、5000ドル(約 43万円)という高額の罰金を徴収されるようです。

近年最強ともいわれるエル・ニーニョ現象は、来年春まで続くという予想も多く、オーストラリアにしても、アメリカなどにしても、この極端な気候はまだ続きそうです。

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2015年12月23日


南米ボリビアで同国2番目の面積を持つポオポ湖が完全に干上がる



2015年12月8日の報道より
Lake-Poopo-top.gif
Global And Mail


南米ボリビアで、同国としては2番目に面積の大きなポオポ湖(ポーポ湖)という湖が「完全に干上がった」ことが報道されていました。

ボリビアで最大の湖はチチカカ湖ですが、そのチチカカ湖とつながった川から水源が供給されているので、環境状況によって、水量が多くなったり少なくなったりする湖のようですが、今年はついに干上がってしまったようです。


衛星から撮影されたポオポ湖の面積の推移
Poopo_1991.jpg
Wikipedia


poopo-2015.jpg
THE WATCHERS


この湖の枯渇によって、この湖にすむ多くの魚類も同時に干上がっていて、生態系の持続に深刻な危機があることも現地メディアは報じています。

poopo-fish-01.jpg
ATB Red Nacional

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また、この地では小規模ながらも、漁業も行われていて、それも壊滅的な影響を受けざるを得ないことになっていく可能性も報じられています。

以前のポオポ湖の漁業の風景
poopo-fisher-01.jpg
・Wikipedia


現在のポオポ湖
poopo-fisher-02.jpg
・ATB Red Nacional


そして、ここで収穫されていた魚類は、少なからず、この地域の住民たちの食料源となっていて、「食料の欠如」という問題にもつながっていくことになるのかもしれません。

この『気候の異変による食料確保の危機」という問題は、今は他の地域でも様々に見られることですが、この問題が大きくなるのはこれからだと思います。

通常の農作や漁獲を維持するには、今の気候も気温も海水温度もあまりにも通常と離れていることは事実で、いろいろな面で「いつも通りというわけにはいかない」という部分は大きいようにも思います。

単なる周期だったり、エル・ニーニョ減少の影響だったりするだけなのかもしれないですが、それにしても、天候の状況は厳しいです。

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2015年12月10日


インドネシアに出現した「幻日とは考えられない」珍しいタイプの「2つの太陽」



12月5日のインドネシア・メディアの報道より
indonesia-sundog-top.gif
Indopos


インドネシアのメディアで、冒頭のような「2つの太陽」が見えたことが報道されていました。

この報道記事では、今回のこの現象を「幻日(げんじつ)」という大気現象として説明していましたが・・・しかし、多くの幻日の写真と比較してみても、これはちょっと違うタイプにも思います。

幻日とは、幻日 - Wikipedia によれば、

幻日とは、太陽と同じ高度の太陽から離れた位置に光が見える大気光学現象のことである。

通常、幻日は太陽から約22度離れた太陽と同じ高度の位置に見える。


というものです。

sundog-explantion.png
幻日


基本的は上のような角度と出現の仕方をするもので、一般的には「大気現象として写ったほう(幻の太陽のほう)が、太陽本体より大きく見えたりするということは基本的にない」と思われます。

米国ノースダコタ州で撮影された幻日
sundogs18_09.jpg
・Wikipedia


冒頭のインドネシアの「2つの太陽」は下のように写っています。

two-suns-indonesia.jpg


これは、何の現象かはわからないですが、少なくとも幻日ではないようには思うのですが・・・いずれにしても、かなり珍しい現象ではありそうです。

資料として、過去の「2つの太陽」の写真を少し掲載しておきたいと思います。

もちろん、中には明らかな幻日もありますし、あるいは、写真自体がフェイクというものもも含まれていると思います。

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過去のいくつかの「複数の太陽」


米国カリフォルニア州 2015年6月
suns-california-2015.jpg
Google



米国フロリダ州 2015年10月23日
sun-and-something.jpg
In Deep(Source : Daily Mail



ロシア 2015年11月
sun-dog-rusia.jpg
In Deep



中国四川省 2010年8月
china-three-suns.jpg
In Deep



中国 2012年2月
china-two-suns.jpg
CTV

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2015年11月23日


シカゴでは今シーズンの初雪が「11月としては過去125年間で最大」の積雪に。そして、日本のスキーリゾートでは「まったく雪が降らない」厳しさ



chicago-120-years-snow-top.gif

▲ 2015年11月22日のシカゴ・トリビューン Season's first snow is Chicago's largest November snowfall in 120 years より。


アメリカのシカゴで、11月20日(日本時間21日)、今年のシーズンの初雪が降ったのですが、それがそのまま歴史的な大雪となり、結局は、「 11月としては、過去 120年間で最大の降雪」を記録するということになりました。

報道では、この雪で、500以上の航空便がキャンセルとなったようです。

chicago-41cm.gif
RT


アメリカ国立気象局( NWS )の記録によれば、シカゴの初雪で降った雪の記録としては、下のようにダントツで1位となっています。

chicago-first-snow.gif
アメリカ国立気象局 シカゴ支局


これは、1日たりの降雪量ではなく、「雪が降り続いた日のトータルの積雪量」となり、今年の場合、11月20日と21日の2日間で「約 3.3メートル積もった」ということになります。

観測史上2位は、今から 125年前の 1890年のことですが、その時でさえ、「4日間で約2メートル」の積雪だったということで、今回のシカゴの初雪が記録の中では突出したものだったことがわかります。

11月21日のシカゴ
chicago-snow-november-2015-9.jpg
Google "chicago+snow"

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世界各地でバラバラの気候が

シカゴだけではなく、今年のシーズンは、アメリカの多くの地域や、ヨーロッパ、ロシア北部、中国北部などの一部では、大変に早くて厳しい冬の到来となっています・・・が、しかし・・・今は、

「温暖化が招く寒冷期」からの気温の回復に40年から100年かかるという気候モデルが提示される地球の海で成長する「モンスター・エルニーニョ」
 In Deep 2015/10/16

などで示されていますように、「モンスター級のエルニーニョ」の渦中なのです。

つまり、「世界各地でバラバラの気候となる可能性が高い」とも言えます。

たとえば、日本では以下のような、シカゴとは「逆」の異常が起きています。

毎日新聞の記事です。

スキー場:雪がない! 北海道気温下がらず開業断念続々
毎日新聞 2015/11/23

北海道のスキー場が雪不足のため、相次いで開業を延期している。例年11月中旬から順次開業している札幌市内スキー場も、今年はいまだオープンがゼロ。スキー場関係者は「早くまとまった雪がほしい」と願っている。

札幌管区気象台によると、11月の道内は平年より気温の高い日が多く、札幌や函館、帯広など主な都市の平野部の積雪はゼロ。

とあり、長野や群馬などでも、雪が全然降らずに、スキー場やスキーリゾートのオープンができない状態だそうです。

アメリカの中央から東部、イギリスを含むヨーロッパ各地では、非常に厳しい冬の到来が予測されていますが、一方で、日本などが今後どうなるかは、今のところ何ともいえないですが、産経ニュースの「エルニーニョ、史上最大級 暖冬予想 太平洋側大雪も」などを見る限りでは、現状では「厳しい寒さの冬」からは逃れられるのかもしれません。

とはいえ、「冬らしくない冬」の代償もまた大きなものかもしれないですが。

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