2016年3月9日に「地球の記録」は、新しいサイト「地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー」に移転しました。今後ともよろしくお願いいたします。






2013年02月11日


アメリカ五大湖のうちのふたつの湖の水位が過去最低に



アメリカ含む世界では、嵐とか大雪とか、あるいは洪水といった報道が多いのですが、実はアメリカでさらに深刻な問題が「干ばつ」なんです。

かなり前の記事ですが、 In Deep に、

米国で極端な寒波と同時に進行している激しい干ばつ
 2011年01月25日

というのがあり、そこには、アメリカの気象局 NOAA が出した2011年の「干ばつの予測」を日本語にしたものを置いています。下のものです。

drought-20jan2011.gif


上の図で色わけの大体の感じはおわかりになると思いますが、下の図は、今回ご紹介する「五大湖のふたつの湖の水位が過去最低に」という米国の報道の中で示された今年 2013年のアメリカの「干ばつの展望」です。

great-lake-03.jpg


ひとめで、「悪化している」ことがおわかりかと思います。


洪水や大雨や相次ぐ嵐の裏側では、この2年の間にアメリカの干ばつはさらに進んでいたようです。

こういうこともありまして、今回の五大湖の水位の報道もわりと大きく取り上げられていました。

アメリカの五大湖は実は私も場所や、それぞれの名前をよく知らなかったので、Wikipedia で調べてみると、下のような分布になっているようです。

great-lake-01.jpg


▲ 上の赤で囲んだ「ミシガン湖」と「ヒューロン湖が、今回、観測記録で最低の水位となったのだそう。今回観測にあたったのは、アメリカ陸軍の工兵司令部。五大湖の水位は 1918年から記録されているとのことです。

Wikipedia の説明も抜粋しておきます。


五大湖(英: Great Lakes)は、アメリカ合衆国及びカナダの国境付近に連なる5つの湖の総称。そのうち4つの湖上を両国の国境線が通る。水系は接続しており、上流から順にスペリオル湖、ミシガン湖、ヒューロン湖、エリー湖、オンタリオ湖の5つの湖からなる。塩湖以外では世界最大級の面積を誇る。また、五大湖・セントローレンス川水系は世界最大級の淡水水系である。




その世界最大級の面積を誇る淡水湖の水位がどんどんと下がっています。

AP 通信の記事をご紹介します。



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2012年09月12日


タイ北部で大洪水から 2011年の「悪夢」の再来を連想するタイの政府と住民たち



(訳者注) 昨年、タイでは歴史的にも未曾有といっていい大洪水に見舞われました。タイの今度の約3分の1が被災地域となるという大災害で、アユタヤのハイテク工業団地の日本企業も大きな被害を受けたことは記憶に新しいところです。

honda.jpg

▲ 2011年の洪水で水没したホンダのアユタヤ工場。


昨年の In Deep の、

全土の3分の1が災害地域となったタイで首都に迫る未曾有の大洪水
 In Deep 2011年10月13日

などにそのことが書かれてあります。

そして、今年、再びそのタイ北部で深刻な洪水が発生しており、スコータイというタイ北部の大きな街がありますが、そのスコータイ市は全体の7割が浸水しているのだそうです。


sc-floods-01.jpg

▲ 9月11日のスコータイ市の様子。


現在の洪水については、タイのメディアで様々に報道されていますが、その中で、「2011年の洪水の恐怖を繰り返すな」というタイトルの記事をご紹介します。



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2012年09月01日


砂漠の大地ニジェールで「西アフリカで過去 100年間で最悪」とされる洪水が発生



最近は世界中で極めて大規模な洪水が多く、In Deep の、

洪水...洪水...洪水.. 世界中で異常な数と規模で発生し続ける洪水
 In Deep 2012年08月26日

という記事では、今年の8月に起きた、ミャンマー大洪水、台湾の洪水、北朝鮮の大洪水、ハイチの洪水、パキスタンの洪水、そして、ロシア南部の洪水を取り上げています。

taiwan-typhoon03.jpg

▲ 台風14号(天秤)で水没した台湾の町。2012年8月24日の台湾の報道より。


上の中でも特に「ロシア南部の洪水」は印象的で、この洪水が発生した地方というのは乾燥地帯だそうで、そこで現在、繰り返して豪雨による洪水が発生しているようです。


このような「かつてない気候の変動」ということはあらゆる場所で見られるような感じになっています。


今、アフリカ大陸のニジェールという国で壊滅的な洪水が発生しています。

ニジェールというのは場所は下の地図のオレンジの場所です。

map_niger.gif


この国がどんな国かというと、非常に大まかですが、下のようになるようです。


アフリカ大陸基本情報 / ニジェール共和国 より。

西アフリカの内陸国。国の北部にあるサハラ砂漠が、国土の 65%を占めている。世界で最も暑い地域の一つ。干ばつの起こりやすい同国は、たびたび食糧危機に陥る。また、同国の農業はサハラ砂漠の拡大に脅かされている。



この地で、報道によれば、「西アフリカ全体で見ても過去 100年で最悪」というような洪水が発生しているようです。今朝の欧米とアフリカのメディアで一斉に報じられています。

報道機関ロイターを有する米国のトムソン・ロイターの Alesrt Net より報道をご紹介します。

多くの村が水没し、現在、避難所も建てられない状況のようで、かなり深刻な様子が記事から伝わります。

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2012年08月09日


全世界に広がる「農業危機」: 韓国では猛暑のためにこの2週間で家禽類数十万以上が死亡



(訳者注) 関東あたりは昨日(8月7日)あたりから、猛暑は若干落ち着いた感はありますが、韓国では猛暑での人的被害と共に、家畜の被害が続いています。

AFP通信の報道によれば、韓国農務省は、8月8日までに、

ニワトリ 786,512羽
アヒル 40,780羽
ウズラ 約 3,000羽
豚 336頭
牛 5頭


が、韓国で 7月20日以来の猛暑で死亡したと発表しています。
そして、通常以上の気温が続いている中、海産物、野菜価格なども高騰し続けているようです。

この家禽類を含む「農作物への天候の世界的な影響」というのがどうも拡大しているような気がいたします。

現在、「農業輸出大国」としては、

アメリカ
ロシア
インド

などが洪水被害か、あるいは干ばつかのどちらかの大きな影響を受けています。

現在の「食糧」というものは、ある程度の正常な国際関係の中でこそ何とか回っているものですが、この流れにキシミが生じると、結構厄介かもしれません。

とはいえ、夏が終わるまでは静観するしかないのかもしれません。
また、南米の各国や、オーストラリアなどの南半球の「農作シーズン」は秋から始まります。そのあたりの天候状況次第ということかもしれません。

今回は、韓国の猛暑による農家の悲鳴が記事にされていたものをご紹介します。




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タグ:韓国の猛暑

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2012年07月25日


ニュージーランドで記録的な豪雨。各所で道路が閉鎖中



(訳者注) 最近、大雨と洪水の記事が続いています。

先日の、

中国: 北京で過去 61年間で最大の豪雨

などにあるように、各地で数十年来経験したことがないような豪雨と洪水に見舞われています。

昨日はニュージーランドで豪雨による洪水のニュースが流れていましたので、ご紹介いたします。

動画はこちらです。




南半球では今は冬ですので、日本や中国などのような「暑い中での豪雨」というものとは違い、ある意味では「冬の豪雨」というような感じかもしれません。

それでは、ここからです。



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2012年07月24日


「北京 豪雨」の続報: 死者数は100名を越え、被災者は600万人に



ch-f-01.jpg

▲ 7月23日。水が引いた後の北京郊外の道路を歩く女性。多くの場所でこのような壊滅的な光景が展開しているようです。
--


(訳者注) 先日の記事、

中国: 北京で過去 61年間で最大の豪雨

の続報などです。

今回の北京の洪水は、昨日になって、「水の引いた後」の写真が掲載されはじめているのですが、その後継は「豪雨の被害」というようなものではないです。

下の2枚の写真は昨日の水が引いた後の様子です。

ch-f-2.jpg


China-Floods-Getty-2.jpeg


とにかく世界中で豪雨と洪水のニュースが多いですが、昨日は、ナイジェリアでも大きな洪水が発生して、数十名が死亡し、多数が行方不明となっています。

その報道もご紹介しておきます。


Flood kills 35 in central Nigeria
Press TV 2012.07.23

ナイジェリア中部で洪水により35名が死亡

Nigeria-flood.jpg

中部ナイジェリアで豪雨のために洪水が発生しており、現在までに少なくとも 35名の死亡し、多くの人々が行方不明のままとなっている。

現地の赤十字スタッフたが、夜通しで洪水の中から35人の犠牲者を見つけ出した。この洪水により 200世帯の家が失われたという。また、現在でも多くの人々が行方不明のままとなっているとのことで、赤十字では、その発見と救助を続けたいとしている。

ナイジェリアでは、先週もラゴスで洪水が発生し、3名が亡くなっている。





ここから中国の洪水の記事です。



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2012年07月22日


中国: 北京で過去 61年間で最大の豪雨





▲ 現地報道の7月22日の北京市。
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(訳者注) 日本の豪雨被害も、西日本では大変な状態で続いていますが、アジア圏内では他の国でも、非常に多くの国々で豪雨による被害が続いています。

先週の台風7号では、珍しく韓国を台風が直撃したため、首都ソウルなどでも大雨被害が出て、一名が亡くなっています。


korean-herald.jpg

▲ 7月18日。水没した韓国ソウル市チョンゲチョン通りの地下鉄入り口。


そんな中、中国の北京では、昨日7月21日から今日にかけて、豪雨が降り続けて、大きな被害が出ていることが報道されています。

この雨量は、中国では 61年ぶりの豪雨ということですが、61年前にそういう雨が降ったというよりも、「正確な天候の統計開始以来はじめての大雨」といったニュアンスが強いように読めます。

アジアやロシアの各紙で報じられていますが、グローバルタイムズというメディアの記事からご紹介します。



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2012年07月06日


世界中で頻発する「黙示録的な」大洪水:中国四川省では 500万人近くが被災



mangen-01.jpg

▲ 水没した四川省の万源市の道路。
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(訳者注) 7月4日には日本の西日本などの豪雨での被害がありましたが、世界各地でも、この「豪雨の被害」というのはかなりひどくて、インドやバングラデシュでは洪水と土砂崩れで数百名の方がなくなり、今も被害は続いていると思われます。

インド北東部で大洪水 95人死亡、200万人が家を失う
 CNN 2012.070.05

バングラデシュ集中豪雨で地滑り、少なくとも100人死亡
 ロイター 2012.06.27


india-flood.jpg

▲ インドの洪水の様子。インドのテレビ報道の映像より。


そんな中、7月4日に、中国の四川省で大規模な洪水が発生しました。
今回はその洪水報道の新華社の記事をご紹介します。
写真報道です。

ちなみに、新華社の報道では「 30万人が被災」となっていますが、四川省では複数の洪水が継続しているようで、他の報道では、6月末からの洪水で「460万7000人が被災した」と書かれてあります。

その記事も抜粋しておきます。


四川省の洪水災害に国の4級応急対応措置
CRI 2012.07.05

四川省で豪雨による洪水災害が発生したことを受けて、中国の国家防災委員会と民政省は7月5日9時に国の4級応急対応措置をスタートさせ、活動グループを被災地に派遣し、救援活動を指導させています。

四川省民政庁の報告によりますと、6月の29日起きた洪水災害によって、達州、南充、巴中など地区では460万7000人が被災し13人が死亡し、24万9000人が避難しました。



新華社の報道はここからです。



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2010年04月05日


地球から消えていく水(1) - 中国の干ばつの激しさ

record_drought_in_640_06.jpg

・ここが湖だったことを物語る写真。魚が土の中で死んでいます。他の写真を見ると、広範囲に原型を留める魚が死んでいるので、水の引き方が比較的急激だったということかもしれません。




中国南西部の干ばつはさらにシビアになっていて、お手上げの様相を呈していますが、その干ばつの激しさを示す写真がありましたのでご紹介したく思いました。

中国南西部の干ばつに関して、報道等で「100年に1度」という表現が増えましたが、現実にはそれどころではないのかもしれません。

それは、この中国南西部は今までは水の豊富な地域で、ずっと農作地だった、という事実自体が物語っている感じがします。また、最近までの中国の自然災害の特徴は、南部では洪水、北部では干ばつというものだったものらしいですが、今回の干ばつはその、今までは洪水被害が多かった南方面で干ばつが起きているということも、「100年に1度の話ではないかも」という感覚に繋がります。

報道だと、すでに居住地を捨てて移動する人もかなり出て来ているようです。

大紀元日本の先日の記事に、現地の住民の言葉がいくつか出ていましたが、その中でも、貴州省興義市というところにある村で、1300ヘクタールにわたり桃の木が並び、桃源郷のようであることから「桃花の谷」と呼ばれていた村の人の言葉がこれです。

「昨年6月15日以来、雨が降っていない。湧き水は枯れ、貯水池の水も尽きた。河にも水はない。村の間を流れていた小川も干上がった。麦、野菜もすべて全滅だ」


と言っています。
「桃源郷」村の桃の木も6割が枯れてしまったようです。

そんな中、海外の写真サイトに結構すごい写真が紹介されていました。
様々なニュースサイトから集めたもののようです。
何枚かご紹介したいと思います。サイトには全部で65枚の写真があります。

Record Drought in China(中国の記録的な干ばつ)
Record Drought in China. Part 2


それぞれ見るだけでもそのすさまじさが理解できるように思います。

record_drought_in_640_01.jpg

・上の写真のアップ。泥の中で動けなくなったまま死んだのでしょうか。死んでから腐敗した様子もなく埋もれています。


record_drought_in_640_17.jpg

・このように小魚等が大量に死んでいる場所も。


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・このような水たまりも貴重な水確保の場所のようです。


record_drought_in_640_04.jpg

・これは都市部のようですが、干からびた川で動けなくなった船。


record_drought_in_640_10.jpg

・農作物。このまま干ばつが続くと、中国数千万人に食糧の影響が出るとのことです。


record_drought_in_640_38.jpg

・見渡す限りの干ばつ地帯。このような地域が中国でどんどんと広がっています。



中国全域では1年に7万回に近い人工降雨が施行されている

なお、中国は慢性的な水問題を抱えていて、人工降雨の技術では世界でもトップクラスのはずで、今回の干ばつでも人工降雨は何度も試されているはずですが、人工降雨の解説などを見ても、「人工降雨は雲を作るものではない」ので、大気中に水分そのものがなければ、氷晶核の核をまいても効果はないようです。

あと、まあ・・・これは「環境への作用の理屈」が私にはわからないので書くべきことではないでしょうが、中国の過度な人工降雨が現在の気象に影響しているかも・・・というのはないのですかねえ。

なにしろ、2008年の報道によると、中国は2007年だけで、


昨年は全国21の省・自治区・直轄市で人工雨を降らせ、航空機による散布が約18500回、ロケットは約48000回、使われた砲弾は86万発に達した。



とのことで、1年間で数万回の人工降雨を行っているということは、この数年での人工降雨の回数はちょっと考えられないほどでは・・・。

そして、それだけ大量の人工降雨剤を空中に散布しているということになりますが、多くの場合、人工降雨には、ドライアイスやヨウ化銀が使われると思います。

このヨウ化銀には一応、毒性があるようで、 Wikipedia には「人工降雨に使用される量は非常に微量であり異常摂取でもしない限り人体に影響を与えるほどではない」とありますが、数万回、数十万回の試行ではどうなんでしょうね。

もっとも、私個人は、これらの降雨不足が人的な環境問題が主な原因だと思っているわけでもありません。太陽活動と宇宙線。そして、地球の天気を書くときに知った事実。つまり、宇宙線と雲の生成には関係があるというデータ上の事実があり、また、現在、気象的に起きている様々な地球レベルでの異変の中のひとつだとは思います。

そういう自然災害を人的に加速しているという感じなのでしょうか。

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2009年08月09日


台湾で過去 50年で最大の洪水

台湾に台風が来ていることは、天気予報などで知っていましたが、その被害規模と勢力がすさまじいことを今日知りました。

この台風の台湾での名前はモーラック(莫拉克)、 英語では Morakot (モーラコット)というらしいです。

NHKのニュースでもやっていましたが、こちらは台湾のニュースで、字幕はないですが、映像だけでもその様子は少しわかるかもしれません。30秒過ぎあたりから後半の街の洪水ぶりは、これが街だと考えると、ちょっと想像し難いものがあります。(写真クリックで YouTube に)


20090808-taiwan.jpg

http://www.youtube.com/watch?v=CignikVRnxo


台湾で日本語教師をやってらっしゃる方のブログ、鋼鉄的日記によると、台湾では、8月8日からは「勧告」ではなく、政府による命令ですべての学校の授業も仕事も休みとなっているとのこと。ちなみに、台風の影響はすでに5日間続いているのだそうです。

50年前の8月7日にも同じような台風が台湾に来たらしく、その時も南台湾が「水郷」になるくらいの被害が出たそうなのですが、今回の被害の規模はそれを上回る勢いということらしいです。

中国語の記事ですが、暴雨によって南台湾にもたらされた傷痕はこの50年で最も悲惨であることや、ひとつの村が丸ごと水没してしまった記事など、かなりの被害の様子が報告されています。


20090809102201.jpg

▲ 水没してしまった台湾の太麻里淹村


鋼鉄的日記の中の

 > この台風が来るまで台湾中部は渇水に悩まされていたのに、一気に大洪水とは。。

という部分が、今年の、そしてこれからの自然を物語るような気が・・・何となくしました。渇水とか豪雨とか干ばつとか寒いとか暑いとかに至るまで、すべてが一方向には進まずに、グチャグチャとなっていくカオスな今の気象を目の当たりにしている気がします。


日本も台風の通過国であるわけで、これから同じような光景を目の当たりにしてしまう可能性もあります。


また、

» 太平洋では、ハリケーン「フェリシア」が発生し、カテゴリー4に成長
» 中国の大雨被害は収まらず

などの動きも継続しています。
また、西日本でも今夜から再度豪雨になるようです。場合によっては注意しようがないですが、ご注意下さい。




[追記]

Google Map に今回のモーラックの被害状況が出ているようです。洪水、土砂災害等のアイコンで表されているようですが、南東部が集中的にやられているようです。台湾中部からここらあたりは先日までは渇水が問題となっていた模様。

taiwan-disaster-2009-08.jpg

莫拉克颱風災情地圖


関係ないですが、今(8月9日午後6時過ぎ)、関東の各地を猛烈な豪雨が襲っています。ワタシのところ(東京都西部)でもさきほど滝のような雨が降っていました。

日本の天候も大荒れとなりそうです。




[追記] 写真を追加

現在(8月10日午前)、日本でも台風被害が出始めているようですが、台湾の台風被害について、そのすさまじさがわかる写真が大紀元に掲載されています。その中から何枚か転載します。

本当にすさまじいです。

m18611.jpg

▲ 堤防が決壊して数十の民家が洪水に飲み込まれた地域。


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▲ 陥没した道路。ものすごい光景です。


m34845.jpg

▲ ここはもともと陸地でした。





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