- 中国の内モンゴル自治区で季節外れの大雪
- 地球上で最もシュールないくつかの場所
- ユーラシア最大の火山が高さ6キロの噴煙を上げ始めたカムチャッカではクマの人への攻撃も異常な数に
- イタリアの空港近くに一夜にして「泥と水蒸気を噴き出す火口のような穴」が出現
- 「フィリピン豪雨」 : 首都マニラでは 60パーセントのエリアが水没
- 「こんなことはクレイジーだ」 : たった一晩で米国カンザス州に開いたシンクホールの巨大さに圧倒される地元の人々
- 1984年から2011年までの約130年間の地球の平均気温の推移を NASA が発表
- 世界中で増加する雷 : 米国ワシントン州では「1時間に 2800回の落雷」が記録される
- ほぼ200年ぶりの「5月の雪」に見舞われた 2013年のアメリカのメモリアルデイ
- 中国の広範囲で「光る飛行物体」の目撃情報: 中国版ツイッターに投稿された写真の数々
【これからの地球の変貌】 の記事一覧
2013年10月26日
中国の内モンゴル自治区で季節外れの大雪
▲ CRI より。
中国内モンゴルにあるヘシグテン旗(ヘシグテンき)という土地で、季節外れの大雪が降り続けていて、生活に影響が出ていることが中国の英字メディアで報じられています。
ヘシグテン旗の「旗」というのは、日本でいう市や県のような「中国の行政区画」の呼称のひとつですが、やや特別なものであるようで、Wikipedia によりますと、
・モンゴルの土地と人民を編成する行政単位(ホショー)
・満洲人を初めとする 旗人を編成する単位である(ニル)
・満洲人を初めとする 旗人を編成する単位である(ニル)
というものだそう。
大きさの単位としては、中国での「県」と同等程度のようです。
ヘシグテン旗の場所は下の「A」の場所で、モンゴルそのものとは位置的にも関係はありません。
緯度的には、日本の北海道あたりのようですが、通年では10月にはこのような大雪はない場所のようです。
写真が何枚か掲載されていましたので、ご紹介しておきます。
Heavy Snowstorm Hits Hexigten, China's Inner Mongolia
▲ 雪でスリップしたトラック。交通にも大きな影響が出ている模様。
▲ 吹雪の中を走るトラック。
▲ 雪に覆われた中での牧草。
2013年10月19日
地球上で最もシュールないくつかの場所
アメリカの BBS に「地球で最もシュールな光景」というタイトルでの写真の投稿がありしまた。オリジナル記事の写真の枚数はかなり多いのですが、そこから7つ選んでご紹介します。
説明は日本語でのページがあれば、探して、そのリンクを示しました。
私は知らないものばかりで、すごい光景だと思いました。
The Most Surreal Places On Earth
・フライガイザー(米国ネバダ州)
(日本語説明リンク)一度は観光したい! アメリカの超巨大間欠泉『フライガイザー』
アメリカのネバタ州にあるブラックロック砂漠には『フライガイザー(Fly Geyser)』という間欠泉があります。地球にこんな景色があったのかと目を疑ってしまうほど。
アメリカのネバタ州にあるブラックロック砂漠には『フライガイザー(Fly Geyser)』という間欠泉があります。地球にこんな景色があったのかと目を疑ってしまうほど。
・ラック・ローズ(セネガル)
(日本語説明リンク)Wikipedia
バラ色の湖という通称として有名であり、またパリ〜ダカール・ラリーのゴールとしても名高い。この潟湖は海水よりも10倍ほど塩分濃度が高く、塩の産地でもある。湖面が下がる乾季はそのバラ色が鮮やかである。
バラ色の湖という通称として有名であり、またパリ〜ダカール・ラリーのゴールとしても名高い。この潟湖は海水よりも10倍ほど塩分濃度が高く、塩の産地でもある。湖面が下がる乾季はそのバラ色が鮮やかである。
・ウユニ塩原(ボリビア)
(日本語説明リンク)Wikipedia
ウユニ塩原(Salar de Uyuni)はボリビア中央西部のアルティプラーノにある塩の大地。標高約3,700mにある南北約100km、東西約250km、面積約10,582km2の広大な塩の固まり。なお本項目では学術的に正確な表現である「塩原(えんげん)」を用いているが、一般には「塩湖」と呼ばれることの方が多い。
ウユニ塩原(Salar de Uyuni)はボリビア中央西部のアルティプラーノにある塩の大地。標高約3,700mにある南北約100km、東西約250km、面積約10,582km2の広大な塩の固まり。なお本項目では学術的に正確な表現である「塩原(えんげん)」を用いているが、一般には「塩湖」と呼ばれることの方が多い。
・九寨溝(中国四川省 アバ・チベット族チャン族自治州)
(日本語説明リンク)Wikipedia
水は透明度が高く、山脈から流れ込んできた石灰岩の成分(炭酸カルシウム)が沼底に沈殿し、日中には青、夕方にはオレンジなど独特の色を放つ。また、流れに乗って運ばれてきた腐植物が石灰分に固定され、植物が生え、独特の景観を見せる。
水は透明度が高く、山脈から流れ込んできた石灰岩の成分(炭酸カルシウム)が沼底に沈殿し、日中には青、夕方にはオレンジなど独特の色を放つ。また、流れに乗って運ばれてきた腐植物が石灰分に固定され、植物が生え、独特の景観を見せる。
・月牙泉(げつがせん / 英語:Crescent Lake)(中国敦煌市)
(日本語説明リンク)ONE PROJECT
約2000年ほど湧き出ている砂漠の中に三日月の形をしたオアシスがあります。それが月牙泉です。この泉は、周りの砂漠に逆らうかのように、約2000年ほど枯れることなく、絶えることなく純粋で綺麗なその水はあたりを潤しているそうです。
約2000年ほど湧き出ている砂漠の中に三日月の形をしたオアシスがあります。それが月牙泉です。この泉は、周りの砂漠に逆らうかのように、約2000年ほど枯れることなく、絶えることなく純粋で綺麗なその水はあたりを潤しているそうです。
・レンソイス・マラニャンセス国立公園(ブラジル)
(日本語説明リンク)ONE PROJECT
ブラジル連邦共和国北東部マラニャン州にある広大な砂丘、およびこの砂丘を主体とするブラジルの国立公園である。衛星写真からも見られる真っ白な大砂丘が広がる。さらに、雨季の間にだけ砂丘の至る所無数のエメラルド色の湖が現れるのが特徴で、マラニャン州州都サンルイスから260kmほどのところにある。
ブラジル連邦共和国北東部マラニャン州にある広大な砂丘、およびこの砂丘を主体とするブラジルの国立公園である。衛星写真からも見られる真っ白な大砂丘が広がる。さらに、雨季の間にだけ砂丘の至る所無数のエメラルド色の湖が現れるのが特徴で、マラニャン州州都サンルイスから260kmほどのところにある。
・グレン・ブリトル Glen Brittle (スコットランド)
(日本語説明リンクは存在せず)
スコットランドのスカイ島の南に位置する渓谷で、水の色と周囲の植物の色彩が素晴らしい場所のようです。
スコットランドのスカイ島の南に位置する渓谷で、水の色と周囲の植物の色彩が素晴らしい場所のようです。
他にも、オリジナルのこちらに数多くの地球の驚くべき地球の光景があります。
2013年10月11日
ユーラシア最大の火山が高さ6キロの噴煙を上げ始めたカムチャッカではクマの人への攻撃も異常な数に
▲ novopol より。
カムチャッカ半島にあるクリチェフスコイ火山(日本語での読み方は他に、クリュチェフスキー火山、クリチェフスカヤ火山などもあるようです)が、高さ6キロの火山灰を上げていることがロシアで報じられています。上の写真では、どういうわけだか黄色い噴煙となっていて、何となく不気味な噴火の様相を呈していますが、夕焼けなどの関係ですかね。
高さ6キロの噴煙というのはかなりのもので、例えば、活動の活発な桜島の今年の最大の噴煙の高さが 8月 18日の爆発的噴火で記録された高さ5キロでしたので、それよりはるかに高い噴煙が上がっているということになりそうです。
▲ 2013年8月18日の桜島の爆発的噴火を報じた NHK の報道より。
このクリチェフスコイ火山というのは、ユーラシア大陸では最大の火山だということで、標高は 4750メートル。「カムチャッカ半島の火山」というページによりますと、このクリチェフスコイ火山のある一帯は複数の火山(ウシュコフスキー火山、クリチェフスコイ火山、カーメン火山、ベズミアニ火山、トルバチク火山)が並ぶ「クリチェフスコイ火山群」という地帯だそう。
▲ カムチャッカ半島の火山より。
このクリチェフスコイ火山の現在の噴火の様子をロシアの声の記事より抜粋しておきます。
カムチャッカの火山 クリュチェフスキー 海抜6キロまで火山灰噴き上げ
VOR 2013.10.10
カムチャッカではクリュチェフスキー火山(ユーラシア最大の活火山で標高4750メートル)が海抜6キロの高さにまで火山灰を噴き上げた。住民への危険はない。
イタルタス通信がロシア科学アカデミー地学研究所カムチャッカ支部の情報として伝えた。それによれば、「噴火は現在も続いているものの、活動は弱まっている」という。
この噴火は、この24時間で2度目となった。10月9日には5.3キロまで火山灰を噴き上げていた。研究者らは最近数日間でクリュチェフスキー火山の活動が活発になっていると指摘している。
VOR 2013.10.10
カムチャッカではクリュチェフスキー火山(ユーラシア最大の活火山で標高4750メートル)が海抜6キロの高さにまで火山灰を噴き上げた。住民への危険はない。
イタルタス通信がロシア科学アカデミー地学研究所カムチャッカ支部の情報として伝えた。それによれば、「噴火は現在も続いているものの、活動は弱まっている」という。
この噴火は、この24時間で2度目となった。10月9日には5.3キロまで火山灰を噴き上げていた。研究者らは最近数日間でクリュチェフスキー火山の活動が活発になっていると指摘している。
ところで、同じ日の「ロシアの声」に下のような記事がありました。
カムチャッカ 攻撃的なクマが増加
カムチャッカでは今年の夏、クマが住民を襲撃する事件が異常発生した。人に危害を加えて射殺されたクマの数はすでに95頭で、目撃情報はその3倍に上る。
カムチャッカでは例年、40頭ほどのクマが人に危害を加えて射殺されている。2011年はすこし多く76頭だったが、今年は異常なほど多い。
主要な原因には食糧不足が考えられる。
最後の1行の「主要な原因には食糧不足が考えられる」という、あまりにも素っ気ない書き方に苦笑しましたが、カムチャッカは現在、火山活動がものすごく活発なんですが、そういうような自然環境の変転は、動物、あるいは人間にも影響を与えるのではないのかな、とは思います。
具体的なその関係性が今の科学ではわかることもないかもしないですが、最近、世界中で「動物の行動が明らかにおかしい」と思われる出来事が頻発しているようにも見えることもあります。
世界中の動物たちの異変が起きている「かもしれない」中で、このカムチャッカのクマの出来事も、気になった次第でありました。
2013年08月27日
イタリアの空港近くに一夜にして「泥と水蒸気を噴き出す火口のような穴」が出現
▲ Repubblica TV より。
ローマの通称レオナルド・ダ・ヴィンチ空港と呼ばれるフィウミチーノ国際空港の近くの道路脇に、「小さな火山口のような穴が突如として出現し、泥や水蒸気を噴き出している」という出来事がイタリアのメディアで報道されています。
下はその様子の動画です。
今のところでは、これは水道管やガス管などの破裂を含む人為的な事故ではなく、自然現象の可能性が高いということですが、地下の活動や火山の噴火と関係しているのかどうかはわかっていません。
火山の活動は現在も世界中で活発ですが、それと関係あるのかどうかはともかく、以前、ロシアで「駐車場から突然、間欠泉のように温水が噴き出した」という出来事をご紹介したことがあります。
・ロシアのスモンレンスク市で、突然コンクリートの大地から温水が噴き出した
2013年04月22日
という記事です。
▲ 上記の記事より。動画は、YouTube のロシアで地下から突然温水が噴き出すにあります。
いろいろなことが「地面の下」では起こっているということなのかもしれません。
では、今回のイタリアの「小さな火口」の記事をご紹介します。
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2013年08月21日
「フィリピン豪雨」 : 首都マニラでは 60パーセントのエリアが水没
▲ 夜の闇の中を街から避難するマニラの住民たち。8月20日。 Independent より。
--
日本でも今年は「かつて経験のないような雨」という表現を何度も報道などで目にしたり聞いたりしましたが、フィリピンの首都マニラも今週のはじめから、そのような雨に見舞われていたようです。
首都圏全体の「 60パーセントが水没するか、あるいは水で覆われた」という広範囲に渡っての洪水だったようで、数万人が避難したようです。
▲ マニラ東部のマリキナ市から避難する市民たち。8月20日。 Vancouver Sun より。
この雨の量のすごさは、フィリピンの気象庁の下のデータでもわかります。
8月18日からの3日間で、マニラの8月の平年の降雨量の56パーセントの雨が降った
▲ 左の「207 mm」というのが今回、約3日間の間にマニラで降った雨量。RAPPLER より。
フィリピン全体もそうですが、マニラなどにしても雨が多い地域ですので、そういう中で「1ヶ月の半分以上の雨が3日で降った」ということが、今回の洪水の原因だったようです。
洪水に関しては、先週からロシアの極東、特にアムール地方とハバロフスク地方という地域などで、歴史的な洪水が続いています。まだ収束していないようですが、報道などがまとまりましたら、そちらもご紹介したいと思います。
先日の中国の記事の、
・中国東北部で史上最大規模レベルの洪水が拡大中(そして、南部の干ばつもさらに拡大)
2013年08月19日
でふれたような洪水と干ばつなどにも現れていますが、
・極端な干ばつ
・極端な豪雨と洪水
が各地で同居しています。
それは日本も例外ではありません。
日本の「渇水問題」はもう少し経つと、大きな問題としてクローズアップされる可能性もあります。
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2013年08月08日
「こんなことはクレイジーだ」 : たった一晩で米国カンザス州に開いたシンクホールの巨大さに圧倒される地元の人々
これまで、 In Deep を含めてシンクホールの記事は数多くご紹介してきましたが、 2013月の 7月の終わりに米国カンザス州に開いたシンクホールは、それらの中でも最大級のもののひとつであるといえると思われます。
そのシンクホールの大きさ。
下の写真の丸の中に一人の男性が写っていますので、その人物と比較していただくとおわかりになりやすいかと思います。
▲ KWCH より。
地元カンザス州のメディアなどでは写真などが数多く掲載されています。
その中のひとつをご紹介します。
ついでといっては何ですが、ここ1年くらいの間での巨大シンクホール、あるいは巨大な地崩れと言えるものをいくつか記事のリンクと共に掲載しておきます。
・大地を飲み込もうとしているかのような地球の上で: 世界中で頻発する巨大な地崩れ
2013年04月26日
・スウェーデンで振動と共に地表に開いた世界最大級のシンクホール
2012年04月15日
・米国ユタ州で史上最大規模の地崩れが発生
2013年04月14日
というわけで、カンザス州のシンクホールについては、米国の KWCH の記事をご紹介いたします。
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2013年08月01日
1984年から2011年までの約130年間の地球の平均気温の推移を NASA が発表
今回は、タイトルにあります「130年間の平均気温の推移」を図でご紹介します。
これは NASA が動画として作成したもので、動画には1年ずつ、すべての年の平均気温がありますが、130枚載せるのは無理ですので、今回は 20年ごとの推移の写真を載せます。
変化は年によりいろいろですが、しかし、下の1884年と2011年を比べただけでも、現在の気温の状況は一目瞭然の気がします。色は、青のほうが低く、赤に近づくほど高いです。
1884年の世界の平均気温
2011年の世界の平均気温
130年間で、地球全体が高温に包まれてきたというようなことも言えるのかもしれません。
NASA の動画は Temperature Data: 1880-2011 にあります。
ちょっと気になる「中国」の報道
余談ですが、このように暑いわけで、日本も暑いですが、最近の In Deep の記事に書きましたように、中国はもっと暑いです。
世の中的には海外に行ったりする人たちが増えていく時期で、まあ最近はいろいろとあって、中国や韓国に旅行に行く人はかなり減ったようですけれど、その分、「安くなったから行く」という人なんかもいらっしゃると思いますけれど、猛暑の中国では以下の記事などを読んで、気をつけていただきたいと思います。
▲ 中国:北京に流通する食用氷、8割超が不衛生な違法工場で製造
newsclip 2013.08.01
新華社「中国KFC、「氷がトイレの水より汚い」報道で謝罪、「すでに調査・対応済み」」より。
北京市内に流通する食用氷の8割以上が、経営条件を備えない違法工場で製造されているという実態が明らかになった。
北京市では、KFCの店舗が飲み物に入れている氷から便器の水よりも多いバクテリアが検出されたと報じられたばかり。こうした実態は、暑い夏に消費が増える食用氷に対する消費者の不安を一層膨らませそうだ。
業界データによれば、北京市の夏季における食用氷流通市場の規模は5億〜8億人民元(約79億〜127億円)に達する。だが求められる経営資質を備えている製氷会社は6社に満たず、残りはすべて衛生基準を満たさないような違法工場。
夏はいろいろと冷たい飲み物などを飲むわけですけれど、「海外で生水は危険」と考える人は多いですけれど、以外と氷は見逃しがちです。ジュースの中にも氷はほぼ入っているわけでして。
実は私は、ずいぶん以前、中国ではないですが、アジアのある国で氷が原因と思われる食中毒をおこして、大変でした。
中国方面に行かれる方は「ドリンクの氷」にもお気を付け下さい。
というわけで、ここから、すっかり暑い惑星となってしまったこの地球の 130年間
の20年ごとの平均気温の推移です。
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2013年07月18日
世界中で増加する雷 : 米国ワシントン州では「1時間に 2800回の落雷」が記録される
▲ 7月17日のアメリカ北西部での激しい雷と落雷は、米国各紙で報じられていました。
--
北半球で極端に増え続ける雷
最近は日本でも雷や落雷が非常に多く、この夏などは場所によっては毎日のように発生しているところもあるのではないでしょうか。
この「雷の増加」はわりと北半球全体を通して言えるようで、6月にはノルウェーで 24時間の間に 28,000回の雷が記録されたことが報道されていました。
下のニュースです。
▲ フィンランドの yle より。
また、中央アジアにあるキルギスでは、6月に「落雷で山羊355頭が感電死」というような出来事も先日起きています。
▲ ロシアの声 より。
そんなわけで、全体として雷は増えているのですけれど、今回は、 7月 17日にアメリカのワシントン州を中心とした範囲で激しい落雷に見舞われた報道の各メディアからの写真をご紹介します。
ワシントン州は米国の下の場所にある州です。
写真は、プロが撮影したものから、一般の人が携帯などで撮影してメディアに送ってきたものなどもあり、画質は様々です。
それでは、ここからです。
2013年7月17日のワシントン州での雷の記録
2,800 lightning strikes flash across the Inland Northwest sky
KREM 2013.07.17
2,500 lightning strikes hit Washington state overnight
JOMO NEWS 2013.07.17
2013年05月28日
ほぼ200年ぶりの「5月の雪」に見舞われた 2013年のアメリカのメモリアルデイ
▲ 星条旗と雪だるま。でも、冬の写真ではなく 5月27日の米国メモリアルデイの日の写真。
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世界全体として、気候がいよいよなんだかグチャグチャな様相を見せ始めていますが、アメリカでは、アメリカの祝日のメモリアルデイが「 1816年ぶり以来の雪で覆われた複数の州」のことが報道されていました。
メモリアルデイというのは、日本でいうと戦没者記念日のようなことになりますが、歴史的に戦争の多いアメリカでは「あらゆる戦争で亡くなった兵士たちを追悼する日」となっているようです。
Wikipedia から抜粋しておきます。
戦没将兵追悼記念日
戦没将兵追悼記念日(メモリアルデー)とは、米国の連邦政府の定めた祝日で、5月の最終月曜日である。
この祝日は、兵役中に亡くなった米国の男女を追悼する日である。最初は南北戦争で亡くなった北軍兵士を称えるために始められた。第一次世界大戦の後、あらゆる戦争、軍事行動で亡くなった米国の兵士を含むように拡大された。
今年のメモリアルデイは、5月27日だったのですが、かなりの広範囲で雪が降ったようです。
そして、今回の記事での地域では「1816年まで遡らないと6月に雪が積もった記録はない」ということで、それほど通常ということでもないようです。
その記事をご紹介します。
続きを読む
2013年05月15日
中国の広範囲で「光る飛行物体」の目撃情報: 中国版ツイッターに投稿された写真の数々
▲ 中国の商都網 shangdu より。
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中国の四川省や雲南省、広西チワン族自治区などのかなりの広範囲で、「謎の光る飛行物体」の目撃が相次いだことが、報道されています。メディアではほとんどが見出しに「 UFO 」と記されています。
上のはモノクロですが、実際には中国版ツイッターなどに下のように携帯などで撮影したと思われる多くの多く写真が投稿されています。
この出来事は日本語でもいくつか記事になっています。
下のは共同通信の配信記事です。
中国で謎の光る飛行物体 目撃情報相次ぐ
共同通信 2013.05.14
中国各地で13日夜、光る謎の飛行物体の目撃情報が相次いだ。新華社など中国メディアが14日、「未確認飛行物体(UFO)が出現」などと伝えた。
短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」では中国軍が衛星破壊実験を行ったのではないかと疑う声が続出。中国外務省の洪磊副報道局長は14日の記者会見で「そうした情報は聞いていない」と述べた。
政府系研究機関の中国科学院は14日、ロケットを利用した実験に成功したとする声明を発表。「謎の物体」はこのロケットの可能性があるが、声明では言及していない。
目撃情報は四川省や雲南省、広西チワン族自治区など中国南部が多かった。
上の「ミサイル」については、大紀元では、もう少し詳しく書かれています。
下は抜粋です。
中国上空で謎の飛行物体 新型衛星攻撃ミサイル実験か
大紀元 2013.05.14
大手ポータルサイトの新浪網の軍事コラムは、ミサイルDN-2が発射された可能性を指摘。甘粛省にある西昌衛星発射センターから実施されたものと推測している。
英BBCは、宇宙飛行情報サイトの情報として、中国の航空管制部門が13日、パイロット宛に同センター南東部の特定地域での飛行を21時36分まで 禁止する通告を出していたと報じている。
弾道ミサイルDN-2は全地球測位システム(GPS)衛星など中軌道にある衛星を破壊する能力を持つ。今回の実験が事実であれば、中国がより高度の衛星を攻撃できる能力を備えつつあることを意味し、衛星を通じてミサイル誘導や情報収集などを行う米軍への対抗能力を一段と高めることになる。
ということで、ミサイルである可能性も高いようですが、実際はなんであったのかはともかく、中国版ツイッターに投稿された写真のいくつかを掲載しておきます。
短文投稿サイトのウェイボーに投稿された写真より